イデ・アイデア雑記ブログ 
  記事の上部テキストです 丈夫じゃないけど、、

2020年04月28日

<コロナ対策・近況について>


<<緊急のお知らせがあれば、
この部分を書き換えることを
想定しています>>


<仮:お知らせ:その1>

<仮:お願いなど:その1>


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日々変わりゆくコロナ禍情勢です。この状態がいつまで続くのか、どのように変化するのか、社会にどのような影響を与えてしまうのか、何もわからず不安な気持ちでいっぱいです。

感染拡大を防ぐことで医療崩壊を防ぐ

 人それぞれに置かれている環境は異なるものですが、この点に関して自分ができること、やるべきことをそれぞれに考えていくことが求められている状況です。
 
 行動原理に対して「正しい」とか「正しくない」ということを一律に当てはめようとすると、他者否定につながってしまうこともあって、ギスギスしてしまうのが怖いですね。
 
 なので、「まず、こんな風に考えてみた、やってみた」ということを少し載せてみますが、これが決して正しいということを伝えたいものではなく、あくまで「この時点でやってみた」ということです。

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 まず、来院時に手洗いをお願いすることにしました。アルコールのスプレーは開業時からあったのですが、今の時世、残りがなくなってしまって入手ができません。

 洗面所ではジェルソープが置いてありましたが、これも追加がないのでそのうちに無くなります

 ですので、入手が容易な固形せっけんで「薬用ミューズ」も準備しました

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 自宅に帰った時に手洗い、うがいをすることに対して否定意見は無いでしょう。ですので、その習慣づけの一歩として、来院時にもまずは手洗いをお願いしています。

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 今までよりも大勢の方が使われるので、少しでも気持ちが良くなればと思い、床を磨いて、スリッパを新調しました。
 
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 手洗い蛇口から感染するのでは?とかトイレのドアノブから感染するのでは?と不安になればきりがないかもしれませんが、ドアを開けるときには素手でノブを触って手前に開けたとしても、中で手洗いをして、ドアを閉めるときには足や膝で押してもドアは閉められます。
 また、ペーパータオルも置いていますので、怖くて仕方ない方はドアノブをペーパータオルで握っていただいても構わないでしょう。

 自動水洗に交換などできたら、より良いとは思いますが、そこだけに力を注いでも実際の感染防止に対する効果はおもったよりも低いかもしれません。大切なのは心を変えていくことなので、そのための動機づけとしてわかりやすく、実践しやすいことが大切なのだと思います。

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 エレベーターの中にも 同じ内容を貼っています。サイズはA3で 絹目写真用紙にしました
 この写真だと小さく感じますね

 いつもファブリーズが置いてありますが、先日も交換しました。まあ、いつもどおりです。

 エレベーター内の換気扇は例年5月連休後から回るのですが、今年は3月から回していたので、寒く感じられた方もあるでしょう。しかし、「3密」をさけるというキャンペーンもありましたね。換気は推奨されています。

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 エレベーターを避ける方も多くなるでしょう。311の震災のあとから、階段で来院される方が多くなったものでした。

 階段を上がってきたところにも 「手を洗おう」のお知らせを貼りました

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 次に、マスク着用のお願いをしています。何らかの症状が出ているときには来院を遠慮してください。
  
 ウィルスが何個吸い込まれると感染するのか、というと、簡単に説明ができるものではなく、反応は個人個人でかなり異なるものです。完全な無菌状態を作り続けながら社会生活を営むことは絶対にできないものですが、「絶対にできない」とわかっていても、「リスクは減らす」ことが大切です

 総合病院でも矯正歯科でも同じ医療機関とは言っても、矯正専門の歯科医院の場合は感染者の来院率は一般的には低いと期待はされます。これもあくまで「低い」けれども潜伏期がありますから必ずしもゼロだと断定するものではありません。

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 なので、自分たちも、患者さんも、治療最中以外はお互いにマスク着用で対応するようにさせていただいています。

 通常、初めて来院された方にはマスクを外してごあいさつさせていただいているのですが、今の時分はそうもいかないので

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 丁度よく、抜き刷りの印刷物が届いていますので、「マスクを外すとこれです」と、対応させていただいております。

 医療従事者であっても、細菌に対しての認識、取り扱いに関しては誤解も多くあります。目に見えないものを相手にするのは、本当に難しいものです。

 「清潔であること」と「滅菌されていること」と「消毒されていること」は似ていますが、細かく言えば異なるものです。

 また、「滅菌されたものですべて囲まれている環境」に居たとしても、感染が防がれるものではありません。

 難しいですよねえ

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 医療機関に限らず、飲食店でも、生活用品の販売店でも、あるいは遊戯施設でもそれぞれに役割もあり、できる努力もそれぞれなのですが、現段階では職種によって対応が分かれている状況です。また、同じ職種であっても企業規模によっても対応が異なっています。

 しかし、だれかに「これはやめなさい」と指導を受けると、「えーいやだーこまるー」と反発してしまう面があると思います。もちろん背景を理解してすぐに受け入れていただける場合もあるでしょう。そのためには知識と経験と想像力と柔軟性が必要です。しかし、個人のもつ物差しはとても短いことが多いので、社会を図る物差しを想像できない方がいても、それは当然でしょう。

 端的に社会情勢を変えていくためには様々な行政指導もありますが、その指導をそのまま受け入れたくないと気持ちが思ったとしても、その指導により得られる効果を理解してもらえれば、新しい環境をいやいや受け入れてストレスに感じるのではなく、「ま、そうだよね、しかたないさ」というくらいに甘受できるのではないかと期待します。

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 感染者が重症となっていて、多量に菌やウィルスを排出している状況と、一般的な社会生活環境とでは対応の細かさは現実的に異なるものですが、リスクは「危険の濃度、回数、時間、受け手の状況」の掛け算となっていくものです。また、その行為によって得られる内容で除することで優先順位を導くものでしょう。また、代替行為が存在するのか、時間軸で検討して影響の及ぼす範囲も検討されます。

 ですので、濃度を減らすために換気を行い、3密をさけるものです。病院などでの場合は、重症者の対応が危険の濃度が高い状況になります。一般的な生活環境ではいわゆる「3密」を避けようというスローガンがありました。

 イデアはビルの3階で、窓の外にバルコニーが存在しないので、患者さんの落下事故を防ぐためには窓は閉鎖しておかなければならない設計ですが、一般的なビルテナントと比較して換気に関しては大変条件が良い状況です。

 まず、平常時でも1:廊下のトイレの換気扇 2:院内トイレの換気扇 3:洗濯室の換気扇 が動いています。
 次に、診療体制の時は4:機械室の換気扇 も動いています。

 それに加え、医療ビルの設計でしたので、天井から外部に排気する通常の換気扇が2台あるだけでなく、熱交換機能付きの換気扇も2台設置されています。

 なので、現在は8台も換気扇が回っています。

 でも、
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 今しばらくは、できることとして、患者様に理解を求めたいと思います。

 また、自分が仕事を行うことで、患者本人には利益があったとしても、まわりまわって社会に悪影響があるのではバランスが悪いことになってしまいます。影響は単純に◎かxかとか、数値化して線を引くことはむつかしい部分もあります。

 ですが、少しでもできる工夫としては、滞在時間の短縮、人数の軽減、歯磨きをしてきてもらうことです。

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 歯磨きを自分でしっかりとしてくることは、先々大きく違いが出てきます。きちんと歯を磨くこと、お口を閉じること、トレーニングを行うこと、歯並びを改善すること、みな、前向きな結果につながります。

 矯正治療だけでなく、一般的な治療に関しても、もちろんメリットがたくさんあります。汚れたお口では、まず歯周病の状態が悪くなります。免疫が下がり、感染性が高まります。昔から心内膜炎などの血管障害の起因の一つに歯周病が挙げられていますが、今回のコロナでも呼吸器だけでなく循環器系での重症化が問題となっているとも伺いました。

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 虫歯治療を行うにも、汚れていてはきちんと治療できません。お掃除をする作業により、診療時間も長くなりますし、患者さんの汚れが舞い散るとすべての方の感染リスクが高くなります。自宅できちんと歯を磨くことであれば、だれにも迷惑はかかりませんし、感染リスクも全く関係ありません。

 しかし、リスク、リスク、と叫ばれすぎてしまうと、本来受けることで大変幸せにつながるはずの各種医療が「なんだか怖いもの」と思われてしまうと、本末転倒です。なので、怖れてほしいのではなく、「皆、Win-Win」でしょう と 正しく理解してもらえるように、歯科医も啓もう活動を行うべきでしょう。

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 将来、コロナに関しては集団免疫が獲得されたり、特効薬が出来てしまうと皆恐怖は忘れてしまうと思いますが、

 「歯医者に行く前に、しっかりと歯は磨こう」という運動は忘れないほうが良いことだと信じます。
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 01:03| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ

2020年04月27日

頼れるドクター 横浜版2020

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先日、とあるコンビニの本棚ですが

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頼れるドクターの 横浜版と https://doctorsfile.jp/book/2020aa/

横浜南・湘南版  https://doctorsfile.jp/book/2020ab/

が並んでいるのを発見してしまいました

立ち読みできる状態でしたので、つい、横浜南・湘南版ぱらぱらと拝見してしまいましたが
https://doctorsfile.jp/h/127794/df/1/
府川先生の3ドクターの写真が印象的でしたねえ

あと、どっかすごくかっこいいスーツ写真の先生がいらっしゃったんだけど、名前忘れちゃったなあ、、、

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こちらの横浜版ですが、イデア矯正歯科も掲載していただいていました

抜き刷りと言って、掲載ページを別途印刷したものも作っていただいたので
近隣の歯科医院さんなどからの紹介時用資料としてこれから利用するかもしれません

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左側が抜き刷り、右側が掲載誌ですが

画像調整すると

IMG_20200427_111135_7調整.jpg

掲載紙では、紙が抜き刷りよりも薄いので、裏面に印刷されている写真などが透けて見えてきますね

レイアウトをうまく工夫して、どうにかならないものでしょうか、ギミックさん!
担当K氏、またいろいろお世話になりますが、今後ともよろしくお願いします

そうそう、こちらのポータルサイト運営会社さんは、本当にまじめでしっかりしていると思います。
商業一本やりではなく、社会インフラの一環としてのポータルとしての役割を理解され、
読者である患者サイドへの情報提供だけでなく、医療機関側にも情報提供をしてくださいます
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最近ではコロナの特集ページがあったかな、、、

https://doctorsfile.jp/special/092/

こちらです
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 17:21| Comment(0) | TrackBack(0) | お知らせ

2020年04月26日

顎変形症学会 大会内容変更に関して

日々変わりゆく状況ではありますが、当初期待していたように早期解決には至らなそうな状況のコロナ禍です。

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オリンピックも延期となりました。

年初めから春にかけての展示会は一部は行われていたのですが、不安に伴い日々活気が削がれていくこともあり、参加は見送っていたので、先端情報には触れられずさみしい気持でおりました

ですが、ちょうど学会の発表に先立って、提出しなければならない演題抄録の締め切りも重なっておりましたので、そちらの作業を進めていたのですが、、、、

先日顎変形症学会からメールが届きました

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◆第30回特定非営利活動法人日本顎変形症学会総会・学術大会 採択通知◆

この度は演題登録をいただきましてありがとうございました。
ご登録いただきました演題は、次のとおり採択されました。
---
登録番号:10011
演題番号:P-1-2
演題名:顔貌三次元計測データを両眼立体視により認知するための出力環境を検討する
所属機関部局名:イデア矯正歯科
筆頭著者名姓:布留川
筆頭著者名名:創
採択セッション:示説1.三次元計測
---
第30回日本顎変形症学会総会・学術大会 開催形式変更についてのお知らせ

第30回日本顎変形症学会総会・学術大会につきましては、講演会場の収容人数の調整を
はじめとして感染対策に十分配慮しつつ開催する方向で鋭意準備してまいりました。
しかしながら、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大が依然として予断を許さない
状況にあり会員の安全性に配慮した場合、通常開催は困難と考え理事会において協議して
いただきました。
その結果、インターネット(ウェビナー;Webinar)開催に変更することといたしました。
会員の皆様方のご協力によりまして、特別講演、シンポジウムなどはもとより、一般演題に
つきましても170題を超えるご登録いただきましたので、準備いただくご演題を会員の皆様方が
可能な限り視聴できるよう上記ウェビナー開催に変更することとした次第です。

つきましては、一般演題の発表者の皆様へ、ウェビナー開催にあたりまして下記のとおり
お願いを申し上げる次第です。


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やむを得ない状況でありますが、ウェブ学会に内容変更となってしまいました。

今回の発表は、「将来のWEB環境でのデータ活用をよりよくするための取り組みの一つ」 を提案し、狂乱する供覧する目的だったのですが、現段階でそのような活用をされることが少ないからこそ、発表するものです

なので、ウェブ上での発表がまったく意味がないということではありませんが、伝えたかった事は一切実感、体感してもらえることは無いものですので、、、

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悩みましたが、演題は取り下げることにしました

いやあ、3-4日、連続して夢をすごく見たんですよ
長い夢なの、けっこう細かいの、毎日学会発表の夢
発表の時に機材がそろってないとか失敗もあれば
特に悪いことではなく、でも話したい人と話せなかったとか

やー、すごく悩んでたんですよねえ

今年ウェブ発表して、来年も発表すればよいじゃないですかと思う方もあるかもしれませんが
商社の商品展示会と学会発表は趣旨が異なるものであり、まったく同じ発表を繰り返し行うことは認められていないものなのです。

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2005年からは顔貌写真を三次元撮影してきているので、もう15年ですねえ
同年既に日矯で発表してましたねえ 結構長いなあ

この時にはすでにCADデータの表示を立体視での認識を行っていて
同年のラウンドテーブルディスカッションでも案内していましたね

2009年には3D-CADデータの立体視も出していてそれ以降は
3D映画の一般化に伴い当たり前になるかと思いきや
すぐには一般化しませんでした

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近年はスマホを利用したVRゴーグルも多くなりましたし、上の写真に示していたのは、
PS4のVRゴーグルですが、一般的な家電としてもかなり安定供給されてきたものですので
動画でのコンテンツ化も含め、試用始めていたんですけれどもね、、、

ちなみに、新品で購入したのに、レンズの保護フィルムをはがした段階で
レンズ表面に色ムラがありました

メガネ拭きではきれいにならず
アルコールで清拭しても状況改善せず、

メーカーサポートとチャットで相談もしたのですが
本体確認したいから送ってくれという対応で、、、

でも、よくあるディスプレークリーナーを使ってみたら
あら、なんと! 
きれいさっぱりになりました
スマホの保護ガラスについてくるあれですよ

一応、使用して良いかサポートの方には伺ったんですが
会社としては「ものを見せて」しか答えられないマニュアルで、
それも仕方ないのでしょうけれども、、、、

まあ、うまくいかなくってレンズのコーティングが解けちゃったりしたら大変ですもんね

と、まったくの余談でしたが

今年の顎変形症学会での発表は行わなくなりました
大変残念です
また、日ごろ共に臨床も行い、研究も行い、互いにアドバイスをくれていた
共同演者の方々におかれましては、筆頭演者の独断で演題取り下げとさせていただくことを
この場をお借りしてお詫び申し上げます。

また、社会情勢が変化して、発表できることになりましたら
ご一緒願います。

そのためには、コロナ禍の終息を願い、皆が行うべき行動をよく考えることしかないものでしょう。
日々悩みますね、、、
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会
記事の下部テキストです 日経平均株価は底値で、、、