イデ・アイデア雑記ブログ 
  記事の上部テキストです 丈夫じゃないけど、、

2020年11月10日

インプラントアンカーの説明で

http://idea88.sblo.jp/article/188076449.html
国際矯正歯科会議の世界大会が始まった10月始め、知人の先生といろいろ話をしてきました。

この時、日本の矯正材料の供給に関しての問題があって、今後の国家試験も、大学病院での歯科教育の実習内容に関しても、いろいろ難しい悩みがあって相談していました。

コロナの問題も多少は影響しているのですが、外国企業のM&Aが少なからず影響しています

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このとき、私が昔自分にインプラントアンカー入れてましたよ っていう話をしていたので
思い出して写真を探してみました

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2007年の06/29です 周囲に血が付いていることから、埋入した直後でしょう

T070629-2.jpg

ヤスナガさんから入手したOSASです ドライスカルに色付きサンプルを埋入したものですが、本当の生体と異なる硬度になっているので、埋めにくかったですね



埋入の時の動画の一部をトリミング 
Windows10のPhotoで調整 若い人と異なり、スマホなどは使えません
講演などをする気があまりなく、動画上手になるモチベーションがかけており申し訳ない

ちなみに埋入はモトシゲ先生にお手伝いいただいています
45秒ですが、自分で埋入している部分です
鏡を見て作業するって、立体視がむつかしい! 横から見えないので、埋入量がわからなーい

T070704.jpg

2007/07/04 ヘッド部分にエラスティックをかけてみました

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T100618-2.jpg

この2枚は2010/06/18なので、埋入から3年後ってことですね 自分で撮ったのかな、、、ピンボケですいません

続いて2011/01/08 と 2017/12/13 を比較

T110108-1.jpg
4年後と

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10年後ってことですね 
フィルムカメラのデジタル変換と デジタルカメラの違いで色合いがかなり異なりますね
リングライトも別の物かな

私は時代もあってテトラサイクリンで着色歯だったのですが、上顎の4−4はべニアやクラウンで色調改善を得ています。下顎は手を付けていないので、着色が強く 歯磨きしていないように思われてしまうかもしれませんが、それなりには清掃はしております

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でも、ヘッド部分が埋まっちゃってますね
ここはわざわざ磨いていなかったな、、、
下顎22が欠損なので、スペースがあります

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布留川 創パントモ170408強調.jpg

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布留川 創パントモ170408強調反転拡大.jpg

さて、除去はイデアで深田先生に手伝ってもらいました

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2017/12/13 前の写真と同じ日ですね

ということで、お茶の水で飲んだM先生! 
やっぱり10年植えていました

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以前、私が仕事をしたOrthoCADは CADENT社だったのですが、こちらが開発した i-Tero というIOS イントラ オーラル スキャナー : 小型のビデオカメラみたいなやつをお口の中に入れて三次元測量して歯型データを計測するってやつです。 が、大変高性能でした。

近年、マウスピース矯正が良くも悪くも問題となっておりますが、おそらくその先鞭を切ったのはインビザラインでしょう。

CADENT社は i-Tero が大変すばらしいアイデアだったのですが、インビザラインの会社にM&Aされてから、OrthoCADのビジネス部門はクローズされてしまいました

今、CAD-CAMを利用した矯正のシステムは多数市場にあふれているのですが、「開発者」の方が楽しんで仕事をする方向が「教育ツール」ではなく「産業」としてのシステム構築となってしまうので、教育的な面が削除されてしまっていることがあります。

2002年時点で、WindowsXPでも 今のハイスペックPCでのCADソフトよりもレスポンス良くシミュレーションができていましたし、歯牙移動の微調整をネットを通じて他者に依存する必要なく、スタンドアロンの端末で作業が出来ていました。

近年のCADCAMシステムは力業が増えすぎてしまっているので、アルゴリズムの工夫面がおろそかになっていることは、以前から作業をしていたものであればわかることなのですが、、、うーん 

で、東京矯正の秋季セミナーがオンラインでありますが、タイトルが
「3Dスキャナーを用いたデジタル化の現在と未来」なんです

まあ、余談でした

明日はヲタクの会ミーティング、明後日は東京矯正のWEB開催だ
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会

2020年11月03日

日曜大工の話になりますが モニター削り削り

パソコン工事2020-10として
http://idea88.sblo.jp/article/188076745.html
では、実験用のスマホ端末、スライド上映用のタブレットPC、キーボード交換など
「誰が望むのだ、このような日常の情報を」と言われる内容を記載しておりますが
相変わらず、工事の思い出を記載します

20201018_160503.jpg

受付にはいろいろケーブル用の穴が開いていて、モニターやPCを狭い場所で配置していましたが

20201018_181309.jpg

細型の蛍光灯をLEDライティングバーに交換
蛍光灯はこれで3代目になります


20201022_103318.jpg


1代目はトランスが発煙して交換になっておりましたので
2代目は問題が起こる前に交換としました

20201019_160942.jpg

まずは、少し掃除したところ

次いで、この写真では右上に位置しているモニターですが

20201019_161012.jpg

交換しました

20201019_163732.jpg

下段に3つモニターがありますが、左端は最近ネットミーティングのために準備したHPのパソコン

中央が入れ替えに持ってきた17インチのスクエアモニター

右が、受付で外側に設置していた15インチのEIZOモニターです

スライド上映のモニターですが、ノートPCからセカンダリ画面を複製して利用していました
そうすることで、プライマリ上のデータや作業をタッチパネルから誤操作してしまうことを避けています

で、開業の頃は今よりもモニターの数も少なくて、徐々に買い増ししてきた経緯があります
相当昔の学会で、立ったままノートPCを操作することを企画し(当時はまだアイパッドも存在しない時代でした)、ノートPCから薄型のモニターに画面をセカンダリで抜き出し、

モニターにマウスパッド(硬い奴)を金属ステーで取り付け、ワイヤレス光学マウスを用いて操作するという作業を行っていました。OrthoCADのデモのためだったかな

これが、コレガのCG-L14WAGB で 2007年の頃でしたね

キャプチャkorega14.JPG

説明のところで「Vista時代ノデュアルディスプレイ利用として、、、、」って紹介がある!

そうですか、、、今思えば、そんな時代は無かったかもしれませんね
ワークステーションはダウングレードでXPを使うか、
少し経ったら7を上書きしたのではないでしょうか

で、このモニターの画素数が微妙で
「1280x800」のWXGA でした

小型の15インチのEIZOモニターが 
キャプチャEIZO.JPG

「1024x768」のXGA でした

メインで用いたのが17インチスクエアで
「1280x1024」のSXGA だったのですが
複製表示する際に、タコ足配線される4台〜8台のモニター出力は同じ解像度にせざるを得ず

201019Before.jpg

左側メイン画面が1280x1024の SXGA ですが

右側サブ画面は 1024x768の XGAで 出力していました

201019-2.jpg

左のSXGAにXGAの領域を書きましてあげると、どれだけ画面が小さいことが情報量に左右するのかという事がわかりやすいですね

でも、この状況を改善したい! ということで

20201019_180556.jpg

右端に示すように、モニター交換したのです

そうなると、画面は

201019-3.jpg

こうなりますね やったーーーー

ちなみに、細かいところですが、モニター番号が「3」「4」になっていて
別に「1」「2」の情報も残っていることから、、、
さあ、どんなグラフィックボードをつかっちゃっていたのでしょう




ちなみに、受付内側のレイアウトはこの後も改善、改善で作業しております
スタンドに立ててあるタブレットPCは 壁に置き場を作ったので、掃除がしやすくなっています
まだまだ、設置PCの交換も予定していて完成形にはなっていないのですが、

で、

20201019_164115.jpg

モニター交換を進めている途中に、問題が

VESAの75mmや100mmという 互換性のあるねじ穴なのですが
外枠の形、大きさでちょっと合わない!!!!!

20201019_165707.jpg

この白い土台からわずかにはみ出している黒い鉄のプレート部分が干渉してしまっているのです

で、最後になって歯医者らしさが出てくるのですが、技工用のエンジンにカーバイドディスクをとりつけて、はみだし部分を削除調整して

20201019_172313.jpg

ベースプレートが入るように加工しました

この時に、フリーハンドでエッジを削っていくのではなく、ベニヤ形成を行うときのようにガイドグルーブを何条も最初に彫り込んでおいてから、その凹凸をなくすように滑らかに削って言うという事を行い、多きさ確認の作業回数を減らすことができていたかと思います。ふーーー

で、モノづくり的に設置は出来て
20201019_180556.jpg

10月4日から始まった IOCの WEB講演を 診療中にタッチパネル操作で効率よく選択できるように、、、

なるはずだったんですが、こんどはタッチパネルの位置補正が上手く進まない〜〜
ということで、富士通コンポーネントさんに問い合わせもいれつつも、あまりに複雑に利用してしまっている個別環境のほうが問題なことも自覚しておりまして、

そう、がんばって、いろいろ調整しています

いまとなってしまうと、各ユニットごとに個別にタブレットPC設置しちゃうほうが軽くて楽ですよね

まあ、時代を先取りしていたはずのエリアが、もう時代遅れの使い方になってしまうこともありますが使い方はアイデア次第♪として 楽しみながら苦労しようかと思っております

ほんとに、余談まで、、、 あー学会も終わったー
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 00:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
記事の下部テキストです 日経平均株価は底値で、、、