イデ・アイデア雑記ブログ 
  記事の上部テキストです 丈夫じゃないけど、、

2023年11月21日

JOS 日矯 新潟 最終日ね

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さて、第82回 日矯新潟も最終日 今日も好天に恵まれました

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荷物をまとめ ホテルフロントに預けて 一路会場へ
と、ホテルの目の前で 先を歩く 徳島大学教授の田中栄二先生がスーツケースをお持ちでした

実は新潟駅前は改築工事をしていて タクシー乗り場への車両の入り方が難しくなっているのを前日に聞いておりまして ホテル前の一方通行は実は穴場というか 捕まえやすい通りになっているんです

で 一人で会場に行くのももったいないので、お声をかけて会場まで ご縁という事でご一緒させていただきました

まずは小会場で9時からの 臨床セミナー2に

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今日は初日と同じドットに見えるクロスステッチのネクタイだね(昨日はストライプ柄)

タイトルが「Interdisciplinary dentistry 成功の鍵ー矯正歯科医との連携ー」ってことですが

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Interdisciplinaryなアプローチとか よく聞きますが WEB辞書だと 「学際的」とか出てきます
電子辞書では「多くの学問分野に関連のある(学際的な)」と出てきて やっと意味が解る感じだよねええ

なんとなくでわかってはいますが 横文字のほうが通じやすくて ピッタリな漢字がないのかな

歯周病や保存修復、補綴、高齢者、欠損など等様々な要因を含む難症例に対して 多視点から見て 専門領域のドクターが協調して チーム医療を行うという実例など等 

このセミナーの後、少し休憩があってから 同じ小会場で

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スタッフ&ドクターセミナー に 半分くらい出てました そのあとはポスターの質疑応答に
セミナーは「矯正歯科におけるMFTのあるべき姿を再考しよう」ということで 大野矯正クリニックの 歯科衛生士さんが「歯科衛生家庭に基づいたMFTの実践」というタイトルでのお話を伺ってきました。
 どうしても「教わったことをやる」というスタイルになってしまいがちな勤務者の方が多いものなのでしょうけれども、MFTを行うには 患者さんを理解して 何を行うべきなのか 与えられたマニュアルだけを便りにしていたらあまり上手にはなりません。
 だからといって 大きなオフィスの場合 ドクターに指示を仰いでばかりもいられないものでしょう。企業でのPDAサイクルのように 「歯科衛生課程」という システム教育が歯科衛生士の3年教育課程になってから授業があるようですね。
 昔々の昭和の教育思想と 最近のゆとり過程ではずいぶん変化があったので 失ってしまった心がけなどもあるのだなあと再認識しました。

 「医者の常識は患者の非常識」という言葉があり、その逆もまた真なのでしょうが 人は一人一人違うものですから それぞれに対応 指導 進歩できるように様々な アドバイスが必要なんですね

 さあ、ポスター会場では 質疑応答で人が増えていました。
 たーくさん見てきましたが。タイミングで演者の方がいないところとかもあって 質問はあんまりできませんでしたが 多くの先生方に会って挨拶が出来ました。

 昨日の同門会の幹事をされている 医科歯科の陸上部でも後輩となる(でも もはや私よりずうううっと立派な)上園先生は もう指導ライターなので 多くのポスター発表の監修をされてお名前がありましたが 学会奨励賞をたくさんとってましたねえええええ わがことのようにうれしい
 3DCTでの骨形態の分析に関しては 今回類似発表が非常に少なかった。なので討論がなかったかと思いますが 今の段階では基礎的な評価の準備段階 でも高評価です これから 実際に何か目的意識をもって活用が始まってきたら さらにさらに 高評価になることは間違いないので 応援します

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 あと なんだか好感持てたのが 台湾の 中華医科大学 https://www.cmu.edu.tw/ の卒業セミナー的な 症例発表
 ISW 超弾性での ストレートワイヤーテクニックでの 治療症例を提示していますが いずれの症例に関しても 工夫した点 調整の問題など何かしら 治療ヒントのようにコラム書きがあり ブラケットやチューブの 別部位を選択したり 上下逆にしたりという 教科書にもちろん乗っているにしても 日常臨床で忘れずに めんどくさがらずに どの程度工夫活用しているかというと どのオフィスでもやっているとは言えないものですが 若い力ですから 熱意をもって治療にあたって 良い結果を提示してくれていて 気持ち良かったですね
 日本の一般的な症例発表よりも アピールポイントが合って 読みやすいものでした。

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人のふり見て我が振りなおせって いうのもちょっとちがうんだが 抄録に「ISW 医科歯科で開発された超弾性チタンニッケルワイヤー)と毎回毎回書いていただいていると なんだか てれますよねえ そんな材料を当たり前のように 使って学んできた時代に感謝しましょう。

業者さんのブースで入手した ピンバッチと 消せるスタンプ
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そして午後は 大会場で 国内特別講演と シンポジウム4 そして閉会式です

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今NHKで「ブギウギ」という連続テレビ小説が放映されていますがhttps://www.nhk.jp/p/boogie/ts/NLPYVZYM29/
https://ivolli.jp/opening/

そのオープニング映像なども プロヂュースされた牧野 淳氏のご講演
(UCHO代表)ということで Wikiを見ると 数限りない功績が出てますね

最初、ポスター会場のサテライトで楽に見ようかと思っていたんですが 
サテライトだと プロジェクターの映像しか見えないんですよね
会場に行くと 演者の先生の 姿勢 動き 表情 息遣いもあるので やっぱり会場いこ!と移動しました

映像は NSK STUDIO ユーチューブで見れますよ です
https://www.japan.nsk-dental.com/brand/nsk_studio/

「アナログとでじたるの境界を跨ぐ表現」というタイトルなんですが 牧野さんは どうしても自分の手も動かして何かを作って調整しながら デジタル作品を仕上げていくタイプという事で 全部が全部自動のAIデジタル画像っていうのではないところが持ち味と感じました

イデアもいろんな飾り物があるんですが 高額なものを買ってきて それをただ並べるというのが決して良いとは限らず、自分で工夫したり 作った飾り物とかには それぞれにストーリーが発生するので そのストーリーが物を 生き生きさせてくれるのではないかなと 期待することがあります

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オットー君は 新潟から日本酒と一緒に 持って帰ってきたんですが



音に反応して動くんだな しかも ミニオン言話しながら 
で、

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他にもある イデアの 音が出るおもちゃたちと

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おや、いつのまにか サンタ帽子をかぶっていたりして

お話をさせてあげると カオスな 無限ループになったりして、、、、
まさに化学反応 料理研究の方々は最近は マリア―――ジュとか 言ってる方も多いのかしら?芸能人とかかな??

一味違う楽しみ方も しちゃってます

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そして 大詰めのシンポジウム4は 「矯正歯科に関連した連携医療の現況と今後」と題して
座長が西井先生と大坪先生でしたので 寝ないで聞けました

そうそう、 今回業者ブースでは https://www.whiteessence.net/view/item/000000000029
製造元は ホワイトエッセンスさんですが ASOさんから入手できる IOS の WE SCAN 
軽いし 早いし ふつうに文句出ない感じですよ すごくいいです
https://www.whiteessence.co.jp/a.php?id=28

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今回は現地参加人数が 4000人を超えていました お勢来たんですねええ
でもなんだか 個人的には 人に会うことが少なく感じたなあ
セミナーとセミナーが 連続しているので 会いにくいのかな
お会いしてもトイレ行かなきゃとか 別の階に移動しなきゃで なかなかね

そして 来年は 母校医科歯科が主管なんで 歯根吸収か シフト症例か 変則抜歯か なんかポスター出せるようにしておかなきゃ、、、と思ってはいますが はてさて

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一路東京へ 新幹線では 須佐美先生とお会いして お疲れのところ申し訳なかったのですが乾杯させていただいたら、、、気が付いたらビールのお替りもいただいてしまって あっという間に東京到着! 大変有意義でした。感謝しかない!!です

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この荷物の中に 懇親会でいただいた日本酒のビンと おもちゃのオットー君も入っているんです すごいなあ

と 3日間 動き続けでした 以上
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会

2023年11月20日

第82回日本矯正歯科学会の2日目

2日目は 朝9時から 開会式 
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斎藤先生が 20年前に 同じ朱鷺メッセで 日矯をやったことをお話されていました
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去年の顎変が 同じ会場だったので、その時に「19年前のことですが、、、」と
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http://idea88.sblo.jp/article/189616704.html に出していましたね

開会式の後は 大会場でシンポジウム1、海外教育講演と 続けて拝聴
シンポジウム1は「矯正臨床における形態と機能の連関を探る」と題し 5大学の研究状況などの講演でした。

同じ時間帯、別フロアでは口演@(臨床)が行われていて、座長が溝口先生なので見に行きたいとは思ったのですが、次の「海外教育講演」が込み合うことが予想されたので移動できず

座長が日本歯科大学の新井先生で ウェストバージニア大学の ピーター ナーン先生をご紹介
バドミントンの選手だったことなども紹介されつつ 元気な講演を拝聴

キーワードは「せぶん いれぶん」と何度も繰り返し強調 学生にとっては大変分かりやすく 良い授業をいつもされているのだと感じました。

ただ「これ、治療する人、手をあげて」と授業の理解度を確認するように 会場の私たちに声掛けしてくださるのですが、すいませんんん もし手をあげて 指名されて 英語で答えられないと恥ずかしい、、、、と感じ 意味は解っていても 手が上げられませんでした

「乳歯列、混合歯列および永久歯列における上顎側方拡大と上顎前方牽引」ですが
通常の急速拡大だと 朝晩1回90度で2週間程度が目安かと思いますが
上顎骨の離断を目的とする場合、1日4回拡大で 1週間ごとに拡大、縮小を7週間行うという事でした
ちょっとメモ忘れてますが 歯に対しての固定では 少しダメージが心配なんですが
骨固定も併用していたかな?
 拡大装置も乳歯に対しても行っていたり、骨固定の装置も出していたので どっかでは説明してたかも!
 後日の再配信で確認しなきゃですね

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お昼は外に出る案もあったのですが、企業プレゼンテーションで「腱鞘炎から解放!」などと少し面白そうなタイトルもあって お弁当をいただきました M口先生と一緒にいただき、本当はいろいろお話したかったのですが、その後の会議準備などなどあるとのことで プレゼンは半分のところで退席しました。

企業ブース見学 ポスター発表もみたり 途中途中で知人に会い 近況など聞きつつ 
シンポジウム2はポスター会場にサテライトがあったので そこでも少し伺えましたが、、、
やはりこういう内容は 後日オンラインもきけると一番良いなあと思います
「100周年学術研究プロジェクトの意義、進捗そして今後」でした。


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ポスターでは大学の時のライターの先生だった大坪先生のオフィスで 歯周組織再生と自家移植の症例発表があり、再植、移植で有名な講道館ビル歯科の高橋雄三先生のお名前も 高橋先生もライターで代打で見ていただいたことが合って、確か臨床実習の1診で一人で親知らずを抜いてハンコをいただいた思い出が。

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いい天気ですが,海外特別講演、臨床セミナー1と出た後で さらに会員懇親会、同門会懇親会と続きました。

海外特別講演は 斎藤功先生が座長で コネチカット州立大学のラビンドラ ナンダ名誉教授のご講演 とても聞きやすくわかりやすく 治療の歴史、技術の検証 過去から未来まで お話しくださいました。1時間の講演でしたが、短かったなあ。
「矯正歯科臨床の過去50年間の振り返りと今後50年間の予測」と題し 通常の矯正治療だけでなく 顎変、サージェリーファースト、アクセレート、アライナー、デジタルカスタムの治療装置まで何でも実践して科学的な検証もして評価するという姿勢がエネルギッシュ
 インシグニアについては「いいね!」と評価してくださってよかったです

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臨床セミナーは 「矯正歯科治療におけるガイドラインの有用性と利用法について再考する」と題し、日本矯正歯科学会で出しているガイドラインの読み解きを3先生がしてくださいました。

https://www.jos.gr.jp/information#in_guide

に ガイドラインがあり 随時更新、追加されている状況です

懇親会会場へは 研究仲間の田中憲男先生と 徒歩で

けっこう夜は寒い!! そして街灯少ない 標識ない、、、
ちょっと道に迷ってしまいましたとさ まあ ロスは5分くらいだけど 革靴で歩いているから疲れがち

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懇親会では おにぎりが美味しい!!と新潟米どころ

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日本酒もたくさんでした

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学会会場で 久しぶりに同級生に会いました のスライド

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それから一度駅前のホテルに戻って かばんを置いてきました 抄録重いのよ

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で、 少し休んだら またすぐに移動

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信濃川ぞいの おしゃれなお店をが準備されていました
医科歯科大学の 顎顔面矯正学分野の 同門会懇親会となりますが

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若い医局員の先生方が大勢でした 

ここで少しお腹が減ってきて パスタやチキンをいただきましたが どうして会食の時って きちんとお腹いっぱいになれないんでしょうかね。飲んでばかりいるからかなあ??

2日目もヘビーでしたあああ 
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会

2023年11月18日

2023の日矯は対面で 1日目

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2023年 ウサギ年 日本矯正歯科学会は 対面形式で無事に開催されました。コロナ扱いが5類となり 新潟の朱鷺メッセで開催されました

http://idea88.sblo.jp/article/189616704.html 実は 去年の顎変形症学会も新潟でした

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11月なのに夏日とか、、、今年は本当に夏が長い
東京駅から一路新潟へ

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隣のホームに見えた かっこいい電車です

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新幹線に乗って 抄録を読んでいたところ 隣の方が「私も学会なんです」と
愛知県の技工所の方で 新幹線の乗り継ぎで 時間も費用も大変です〜と。

紅葉の見ごろと 4年ぶりの完全現地開催と 大会長の齋藤 功先生の言葉にもありまして

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新潟のちょっと手前 スキー場が沢山あるのですが そのあたりで紅葉が多くなってきていました
到着までには 全部は読めなかった、、、
行きはカツサンドと お茶のペットボトルでした

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駅前のホテルに荷物を置いて 一路会場へ 3時過ぎからまず 「生涯研修セミナー」

「総合的な視点から小児の成長に関わる医療を考える」のタイトルで3演者の方のご講演

1:「子どもの成長障害:低身長とその治療の現状を中心に」と 岡山大学 小児科の 長谷川 高誠先生

値の範囲(記号) 値の範囲(意味) 範囲内にデータが含まれる確率
μ ± σ    平均値 ± 標準偏差 68.3 %
μ ± 2σ    平均値 ± 標準偏差 × 2 95.4 %
μ ± 3σ    平均値 ± 標準偏差 × 3 99.7 %

これは数学的なものですが、 2.5SDを超えると 確かに大きな問題になるようです
成長の基本的なお話から、成長ホルモン、睡眠障害、摂食状況、先天疾患、いろいろな背景から考えて対応している現状をお伺いしました。

2:「コミュニケーション・言語の発達についてー言語聴覚士の立場からー」は 元・九州保険福祉大学教授の 笠井 進一郎先生 です。

 香川県のこうざと矯正歯科さんにも ご所属 https://www.kouzatokyousei.com/doctor 
 院長の上里 聡先生は 大変エネルギッシュ 他の学会でもお会いしてお話させていただいていますし、衛生士さんも学会発表されるなど チーム全体で精力的なオフィスです

 基本のお話から 1歳からコミュニケーションは始まっているが、4歳ころまでに見るきく能力を 6歳ころまでに認識する事 話す能力を 獲得していきたいのだが うまくいかないことがある
 あやしながら声をかけることは大変良いことで、ゆらしながら五感の発達が進むという
 
 他方、指導が必要な場合だが 1週間に1回の指導を継続して 3か月から6か月でかなりの症例が改善を得られているとのこと。ただし、舌小帯硬直などの器質的問題もある場合はもう少し難しいとのこと。

3:「子どもの成長に伴い変化する歯と口の健康を考える」は 東京都立小児総合医療センターの 小方 清和先生 
 病院説明のところで ベッド数が561、一般347,結核12、精神202という拠点病院だそうです。コロナの関係でも思いますが、感染症法で結核はまだ病棟が別なんですね。そして精神ベッドがしっかりと準備されていることはチーム医療での受け皿をしっかりと確保しているあらわれなのだろうと思いました。

 歯胚の位置異常や埋伏歯の問題などもご案内いただき、昔のように永久歯の交換を待って、待っていて、それで非常に難しい状況になってしまった事を後で驚くのではなく、レントゲンもCTが簡単に撮影できる時代なので問題は早期に認識して手を打つ方が良いという事も。

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続いて同じ会場で サテライトセミナーの(臨床)を拝聴
「アライナー型矯正装置の臨床における留意点」と題し 3演者の先生のご講演

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座長の槇先生が2021年に行った公開市民講座のは 今回の学会でも配信をされていて ユーチューブで視聴可能です。  http://square.umin.ac.jp/jos-am/80jos/japanese/shimin.html

アライナーに関しては 2日目の海外特別講演の ラビンドラ ナンダ先生も 解析結果をご提示されていましたが 取り外しできる装置の力学的特性により シミュレーション通りに治療が進むものではないということをいずれの先生方も強調されておりました

歯面に補助装置を装着することで 効率を上げていく工夫はされていますが それでも挺出やトルクは設定値に比較すると信頼性が低いという結果になっています。
まあまあの評価となるのは前歯の舌側方向への傾斜移動、歯列全体の側方拡大、最後臼歯の遠心移動となっています。

ただ、歯が動けばそれだけでよいのではありません。装置の特性上、急に強い力がかかってしまうこともあり歯根吸収、歯髄壊死の症例が 潜在的に多くあるようです。

シミュレーションに対して実際に治療後の歯列データもスキャンして 評価すると達成率が15〜80%程度というのがメタ解析から導かれてしまっていますが、それを補うために再度別の治療ゴールを設定して治療をやりなおししたり、固定式装置を用いてのリカバリーをするなどの工夫をなさっているベテランの先生方の臨床の状況、工夫、苦労、問題悩みなども拝聴させていただきました。

1:「アライナー型矯正装置の可能性と限界:ワイヤー/アライナー/アンカースクリューによるHybrid矯正治療の考察」 日本大学歯学部 本吉 満教授
2:「アライナー型矯正装置の問題点と私の臨床におけるアライナー矯正の選択基準」 東京日本橋AQUA歯科 綿引 淳一先生
3:「アライナーによる小臼歯抜歯治療における問題点」 くぼた矯正歯科 窪田 正宏先生 

綿引先生とは http://idea88.sblo.jp/article/189171892.html で 2021年の日本矯正歯科学会の横浜大会では 現地でのスナップがありました 
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それから会場を出て 駅まで徒歩徒歩 
途中のイタリアンで 長く長く研究仲間の 旭川の上地先生と スタッフの若い先生お二人と 明海大学の大塚先生とご飯 いやあ、、、、デカンタ何本飲んだ???

その後 駅前に移動して 夢の話をつづけた初日 いやいや けっこう疲れました
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 21:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会
記事の下部テキストです 日経平均株価は底値で、、、