先週は金曜日、朝一になんとかパシフィコに行って来ました。
みなとみらい駅を地上に上がると、12月はクリスマスツリーがお出迎えしてくれるのですが、朝10時前はテナントが開店していないことから、ツリーも非点灯です。
この日、風が強く武蔵小杉で乗り換えのときすごく寒かったのですが、みなとみらいでは、一時風が止まっていたのか、良い天気、日差しが温かかったです。
朝のテラスでひなたぼっこで談笑する方の姿もありましたが、うん、残念 状況を確認したまででパシフィコの一番奥のDホールに急げ!
最終日でも、それなりの人手でした。んが、やはり夏のビッグサイトに比べてしまうと規模は小さい展示会ですから、、、それが逆に良いことも実はたくさんあります!
大企業が多く出展してくると、ノベルティ配布のスタッフさんやコンパニオンさんも多くなってしまい、通路が混雑してしまうのですが、この会場ではブース移動がスムーズスムーズ。
まずは恒例の クレッセント訪問 代表の創さんと今年の事業についての話を
私のほうでは、夏の学会でz−Spaceを使用し、11月の日矯では3D表示の認識、認知についての基礎的な啓蒙発表を行った旨を報告。
人の両目での物体認識、解析能力は素晴らしいものなので、実在する物体をVR,AR認識することはまだまだ理解しようとする努力が必要ですが、実在して取り出せない物体に対するVR,AR表示はまだまだ誤差が大きくあっても高評価なんだよねえという話をしていたところで、
まさにちょうど、二人の間においてある頭蓋骨に対してのAR表示がされていたんですねー。
自治医科大学脳外科で研究開発されているという脳血管などをヘッドマウントディスプレーに立体表示するるというシステムです。写真にはうつってないけど、軽量のHMDを装着した状態であれば、白い頭蓋骨の中に脳や血管が別々の色で表示されています。
HMDのかわりにSurfacePro3を用いて表示すると立体視はできていませんが、同時に複数名で観察が可能です。このシステムはTVNというパッケージになっています。
三次元座標抽出を行うためのViconのシステムの軽量版としてクレッセンさんが独自で開発したBICAMというシステム活用の一例です。
近年のマシンスペック向上により違和感の少ない表示がなされますが、カメラシステムの基本セットは150万円ですね。他にいろいろオプションも必要ではありますが。
サーフェスを表示端末としてARを行うTVNのシステムは500万円ですね。
昔から考えると、あまりにも安い!みんな買いましょう!!!
あ、今外勤先で診療待ち時間だったので、途中までなんですがUPしておきます
ノートPC電源落ちとかでデータ飛ぶとなくからねえ
********
今、CT説明して、埋伏歯抜歯の流れや依頼について説明終了。
さて、何たる偶然というか、以心伝心というか、小さな偶然に喜んでいるんですが、
上の2ショット写真はスタッフの方が簡単に2枚とってくれたもんなんですが、
1枚目はW創が両名とも歯を見せた笑顔で、
2枚目は口唇が閉じているスマイルで
シンクロしてるじゃあないですか!!! いやあ、10年も2ショットとってると、気持ちが伝わるんですかねえ?? って、 単なる偶然でしかないと思いますけれども、いや、何かヒントがあるかもしれない
こんな探究心から、笑顔の作り方のシステムが解明されたり、掛け声によって人の顔は変ると言うテクニックが構築されたり、MFTが効果的に行われるかもしれません
そうだ、今思いついたんですが、写真撮るときに「はいケーキ!」って言わせたら、口角が横に広がってスマイルがしやすいかもしれません!!!! こ、これは発明だ。特許とれるかなあ、、、緒方弁護士に相談してみようかしら、、、、
って、 「はいチーズ」って 昔からあったのか、、、 し、知らなかった。
でも、日本語のチーズだと、最後「う」の口でしょ。チーズ屋で記念写真はレアだけど、ケーキ屋さんでバースデー写真とかなら、ポピュラーに違いない
ということは、、、今後社会で「はいケーキ」っていう写真撮りの掛け声が一般化したならば、それは僕が発見者かもしれません。 みなさん、使ってください♪
************
で、クレッセンとでは、事業を起こし、成長させた後、どのように継続し、継承するかという将来ビジョンなどについてまで四方山話をさせていただき、また、元気に会いましょうとごあいさつでした。
その後はステレオアイの関谷さんと 非常に密度の濃いであろう、超マニアックな対話対談盛り上がり。
カメラを多数同時撮影し、三次元的なデータを獲得する方法は以前より行われてきていますが、今回、GoProに魚眼をセットして、4台のカメラで同時撮影することで360度の立体データを動画で得ることができるシステムを出されていました。
高解像度カメラを8台利用しての動画撮影データも以前お持ちだったのですが、カメラが小さく、台数が減ったことで視点が「点」に近づきますので、補正そのほかも理想的になってきますし、撮影時のプレッシャーも減り、自由度も高まりと、結構いいことづくめですね。
解像度によっては、iPhoneの表示を利用できますのでスマホ側のジャイロセンサーとリンクして視点変更に対応した立体視表示も可能なもの。
あれ、「視点変更に対応した立体視」って、何度も聞いた気がしますよね。そうそう、夏の学会発表でもそれがトピックでしたね。
そのときはzSpaceを利用してのシステムでしたが、個人的利用であれば、スマホで両目立体視(サイドバイサイド)のほうがちらつきもありませんし、マテリアルに費用もかからないですねえ。
ただ、医療利用としては客観性も求められるので、そのような特殊条件を加味するとまだまだいろいろなビジュアライゼーションツールの発展、開発が必要ですが、個人ユースではもう相当なハイレベルに到達してます。
サンプルのアナグリフ(赤青めがねシステムの立体表示)対応の絵葉書です。
いやああああ さすがだと思いますよ。被写体の選び方や、色合いなどなど。
ぱっとみ、きれいな色ではないですよね。形も目を引くものではないでしょう。
でもね、脳が色補正を済ませて立体視ができてくる数十秒後から、ぐいぐい写真の活度があがってくるんですよ。見た人じゃないとわからないですねえ、これは!
楽しむ人が多くいることが、市場を広げますので、ぜひぜひ、みなさん、興味を持った方はステレオアイを検索してください。
******
そして、このブースのすぐ隣では、これまたマニアック友達!
去年は軽量HMDでの立体データを出されていたのに、今年は裸眼立体視に特化しての立体データ作成での出展!
私も、数年前に「裸眼立体視での表示はどうでしょうかね」って問い合わせうけたときには、フィルター精度と画像解像度のからみがあって、左右偏向量も限られるし、左右方向の視点変更に対しての擬似表示はできていても、視点の近遠や上下ティルトには対応できなかったので、<いやあ、まだまだですが、今後に期待ですね>としていました。
夏の展示会で見つけたTobiiを http://idea88.sblo.jp/article/157769854.html
リンクさせていました。
視点入力の操作性があるうえに、裸眼立体視。画像解像度も高いディスプレーが多くなりましたし、輝度も十分。レンチキュラーレンズも詳細オーダー対応できる時代 これはこれで、相当なシステムが出来上がってます!!!
というか、学会での研究発表もそうなんですが、大手には大手のよさがありますが、実は中小企業というか、飛びぬけている個人の方の能力って、ほーーーーんとうに驚くレベルですよ。
みな、イメージは数十年前から同じものを持っているんですが、具現化するスピード感が個人はすごい。好きでやっているから、まー話していても楽しい楽しい。僕も矯正治療が好きだと思いますので、みんなに良い結果と笑顔をお渡しできていたらいいなあ。
*********:
あ、また治療だ
写真UPは後日まとめてかな