http://www.japan-mfg.jp/sokuho/
にあるように、盛況盛況!


VRエリアでは、昨年学会発表をさせていただいていたzSpaceが、昨年よりも多くのブースで見受けられました。本体形状も昨年発表になっていた新型に!
いやあ、改良されて良かったよかった。一番の改良点はスペックではなく、スタイラスのケーブル差込口のロックの向きなんですけどね! 誰も気がつかないであろう、でも、所有した時には大変に問題になる点でもあります。
頭位変化に伴って立体表示が変化すること、6自由度の物体の移動をマウスではなく空中でスタイラスを操作するという仕組みが非常に高価値です。
このシステムに類似て、今年非常に多くのブースで使われていたのが

このビラの左側に出ている HTC の VIVE
ヘッドマウントのディスプレーは、近年のスマホゴーグルと同じようなものをイメージすればOKですね。そういえば、昔私もスマホを使ったころがあったのですが、それはHTC社の本体でしたねえ。遠い目、、、。
で、スマホの場合は本体内蔵のジャイロで頭位変化を検出していますが、こちらのシステムでは2台のモーショントラッキング用カメラ 小型スピーカーみたいなやつね、が、赤外線の反射を読み取って位置を検出
肉眼では黒い箱にしか見えませんが、デジカメで撮影すると赤青の光が透過してくるはず。
赤外線はLED照射ではなく、レーザーになっているので強力! 設置環境に対応力UP, ただ、レーザー照射機が面での光を得るためには、回転ミラーなどを用いて「線」を動かして「面」の光にするため、静かな場所では振動音が気になったり、機械的な損耗などの耐久性が将来は悩むかも。
コントローラーです 親指部のセンサーは面情報を得るので、押す運動だけでなく回転やスクロールなどにもソフト対応。
裏面にもトリガースイッチ上下がついてますね。こちらにもセンサー反射部が設置されており、自由な手の動きに対して対応できるように考えてるのですね。
まあ、zSpaceは限られた画面エリアに特化しているので、VRゴーグルではなく 軽量な専用フィルターをかければ利用でき、通常の3D空間内でモニター内部にだけVR空間を得るということから、ほかの作業をしながらでも利用できたり、準備が少なくてすむ点が+!
ゴーグル形式のHTCは、その点はまだちょっと準備が大変ですが、将来的には1ゴーグルではなく、2−3ゴーグルに対して同時対応できれば、ゴーグル前のカメラ情報を反映してAR(MR)表示の中で、客観的に立体構造を把握できるようになるかもしれません。
そんとき、全く物が無いところでは、ずれも生じそうなので、基本形状ー20cmの玉とかにプロジェクションマッピングも対応させといて、それから玉も内部にハプティックデバイスを埋め込んでおいて反力を有する形状変化に対応できたら、これはすばらしいですぞ!!!
妄想はさておき、隣のブースへ

いつものクレッセントさんの代表創さんとスナップ。 手に持っているのは、今年マイブームで患者さんにも配布予定で準備していた 北海道は北見のハッカ飴
創さんにプレゼントしたら、すぐ開けてくれて、スタッフさんと一緒に食べてくれました。大粒なのですが甘すぎず、のどは渇かないですので、おすすめだよ。
この日のクレッセントでは
こんなグローブのセンサーにも対応したVR空間内作業シミュレーションのデモとかもしてましたが
込み合い始めてきたのは、このデモの効果もあり。
DYNAMOさんのMX4Dシステム!
セットアップ途中でのスナップですが、モニターの方々が丁度全員バラバラの方向を向いているのが面白いでしょう。リアルD-360度のVR空間を設置しているので、みな、ぐるぐる周りを見回しているところなのです。
こういったMRゴーグル、高性能化には高精密なディスプレーの小型化が一番のポイントだったと思われます。
今、自宅にある「タカラのダイノバイザー」のことを思い出しました。18万画素しかない液晶を両目でみるシステムだったのかー。特殊ケーブルを延長した記憶有。
ほかにクレッセントさんの宣伝をしておくと

こんなシステムも。昨今、類似ではGo-Proなどの小型カメラをを4台〜8台配置して、360度の動画撮影をするものが出ておりますが、こちらは静止画像です。逆に新鮮でした。
その分、解像度も高く、設置条件や撮影方法によってはデータ補完を行うことで、観光地での建築物をアーカイブ化するときに人払いなどをしなくても良かったり、空間分解能が高い点などが優位ですね。
さて、ブースを移動して
あ!タチコマだよ=宮田先生♪ とか
ガンダムの最近売っている完成品おもちゃで
このへんの試作は、当社の3Dプリンターで出しましたとかの宣伝も見受けられました。
まあ、いまや、モデラーの方は当然自作モデルをスキャナーでデータ化して、左右反転してパーツ作成だとか、手作り部品で形状は決めるけれども、パーツ強度が不足しがちなのでそこはメタルのミリングに置き換えとか、そういったことがアタリマエの時代ですからね。昔の企業よりも高度なことを、そこそこの投資で個人が実行できる時代です。
ストラタシスの高級機だって、レンタルできちゃうそうですし
普及機だって、高性能化してますし
材料もイロイロ

すぐにでも治療装置に役立てたいものばかりですが、お口の中と言うのは非常に特殊な環境でして、唾液で水浸しだけど、乾く時もあるし、いろんな食べ物を食べるから酸性アルカリ性も変動しますし、条件が一定でない。 なので、各種材質が長時間経過後に安全なものであるかと言うことに対して薬事は厳しいものだと思います。
現状ではCAD-CAM冠は削りだしですからね、安定した物性が担保されているという説明にはなりますが、今後プリンター材料の安定性の研究がもっと進むと良いですね。
ウッド材料、フレックス材料、すごく使いたい。それから、表面を滑沢化させるシステムも出てきていて、これもニッチな目的とも思われますが、いやいや、アイデア次第で大変高価値ですね。

その他の材料やシステム参考一覧
CADモデリングソフトの無償使用できるってアナウンスがPTCさんのブースから聞こえてきました
VRじゃなくって、医療器材の方からですが、アークさん。もしかしたらレントゲン関係で一緒にアイデアを形に出来たらなと考えたりしています。
それから、欲しくなったのが
このシステムで
用いている
プローブ検出器 いいなあああああ
メトラスキャンの力技な躯体に引かれて近づいたのですが、システム全体でいいものですね
*****
ほかに、まじめにほしいものも見つかって
EIZOのモニター 「ワイドとスクエア」と一般的に言われますが、本当のスクエアー正方形モニターです
個人作業の為には、これを2面使いたいのですが、イデアの場合は患者さん説明にもモニターを使っていますので、全部のシステムを入れ替えなければならなくなってしまいますので、悩みどころ。
そうなると、現実としては

従来型の修理や入れ替えでまだまだ継続なのかなあと、、、
そんな悩みをEIZOの方と相談している時に、 モニター12面プラスプロジェクターを XPパソコン2台、7パソコン3台、8パソコン1台 10パソコン1台で 有機的活用って説明して気がつくオソロシサ。
この10年でどんどん進歩するシステムですが、そうかー最初はXPマシンでシステムテスト始めてましたからね、、、、。でも、8や10と言っても、ネットワークで使用しているときの事故修復などについては高機能だとは思いますが、機械としては不安定なことが多くて、ちょいと面倒だなあと思うときもあります。
まあ、車でもコンピューター搭載に関して是非があった時期も。今の車は便利だと思いますので、もう何回りか進歩すれば、PC環境も安定してくることでしょう。今はマダマダですが。

雑談したり
「担当者、今、隣の駅の方に行ってるので、そちらに今から行きませんか?」って言われても、午後の診療あるしぃ〜〜と 泣きながら、イデアに戻ってきた昨日でした。
本日、明日まで展示会は開催です。たぶん、今朝のニュース番組とかで写ってたかな。取り急ぎ備忘録
おまけ

ほら、バイコン 赤青にデジカメだと写るよね! そして、左上6番の白金化金クラウンがキラリ!
先輩の関谷先生がD6の時のテストケースで入れた歯だったかもしれませんね。