11月23日の祝日が確か、その日だったかと思います。

その日は銀座で「第22回 デンタル武蔵会」に参加していました。
講演は大きく分けて2部あり、まずは75期の西澤先生の世界一周の話でした。はがきは訂正ですね
世界一周チケットを使って、いかに効率よく回るのがよいのか、また、追加チケットを利用して単に1周するだけではなく目的の場所と日程を調整するなどのテクニックの話もありました。
本編としての各国の状況や、彼が見聞きした印象などについては非常に多岐にわたりましたので、簡単には言い尽くせませんが、「すばらしい体験をしてきた先生だな」と感じました。
私が武蔵の63期ですので、77期戸言うと14年、一回り以上違うわけですが、とても大人に思いました。
次いで、

東邦大学医療センター大森病院の S先生(60期)の BRONJに関する講演
S先生はいつもお世話になっている口腔外科医の近しい先輩です
今回は、骨粗しょう症の対症薬に関連して顎骨が壊死してしまう問題に関して、各種資料やスライドで現在進行形の対処策の変遷についてご指導くださいました。
骨粗しょう症に関しては、近年その病名を聞いている中高年の方は多くいらっしゃるでしょう。
骨が吸収されてしまって、もろく、折れやすくなってしまう代謝疾患ですが、そのお薬は骨の中での新陳代謝を変化させることで、骨の状態を維持しようというものですね。
お薬ですから、大なり小なり副作用と言うものが生じます。実は口の中というのは、体のほかの部分と異なり、骨が露出しやすい環境にあります。体のほかの部位では、骨は直接見えることは無く、その上にお肉や皮膚があって、しっかりとカバーされていますよね。
しかし、お口の中では歯が生えています。歯は骨の上に植わっていますが、歯肉を突き破って外界に先頭が露出している状態にあるわけです。そうなると、ひどい虫歯等を放置すると、いわゆるバイキンがそのまま骨の中に入っていってしまう危険な場所なんですよね。
さらに、口腔粘膜は皮膚とは異なる性質でもありますし、顎骨の細かいことを言い始めると、発生のときから体の長い骨とは由来が異なったりします。
その他、様々な要因が重なってのことなのですが、骨粗しょう症の薬を飲んでいると、顎の骨が露出してしまったり、その骨が腐って痛んでしまうという症状が問題となっているわけです。
じゃあ、どうしたらよいかというと、、、まだ簡潔な解決策は無し、 これからの問題なんですね
いろいろなことを教えていただきました。
また、本疾患の内容のみならず、医療センターでの入院患者さんに対する、手術前の口腔ケアについての取り組み方等の案内もありました。本当に大変な内容ですが、熱意を持って取り組まれていました。
さて、その後では懇親会もありました。私は丁度中間年齢です。私が歯学部に入ってすぐからデンタル武蔵会に呼んでいただき、先輩方とは長く親しくさせていただいてきました。
しかしながら、最近開業した影響もあり、会合には毎回参加とは行かなくなってきています。そうなると、毎年変わる若い先生の顔ぶれに戸惑うこともあり、、、
思考力は年を追っても伸びますが、単純な短期記憶などは幼少期がピークでやはり減退傾向にあるのは素直に認めても良いことでしょう。
で、若い先生をしっかりと覚えておきたいという同士がキットいるだろう、また、当日参加できなかったが、若い先生を覚えたいという同士も必ずいるということで、備忘録
トップバッターは 日本歯科大学の学生 宮内先生 ういういしいですよね
次いで、東京医科歯科大学の学生で 水口先生 アカペラ披露してくれましたね
東京歯科大学の学生で 安藤先生
ちなみに写真はあんまりくっきり写りすぎていると照れるかなって、解像度低めです
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伊藤歯科の 新井先生 78期ですね
東海大学の口腔外科から 青山先生 外科つながりでいろいろ話されていましたね
根津歯科から 若林先生 76期 これからですね
信託ビル歯科から柏原先生 75期は 講演された西澤先生と同期ですね
東京医科歯科 顎口腔外科から 佐藤先生 顎変形症学会ではまた会えそうです
古城歯科クリニックで 古城先生 SJCDですね
東京医科歯科大学 麻酔で 久保田先生 65期です
ということで、次63期の私でした。
以上備忘録ということで、 1123の話を 123にUPの巻でした 明日あさっても寒いそうですね。こんな夜はなべとか食べたらおいしそうですね。若い先生のますますの活躍を期待しております
鳥の写真は「世界のかっこいい鳥」から
2017/11/23 修正適応