イデ・アイデア雑記ブログ 
  記事の上部テキストです 丈夫じゃないけど、、

2019年06月19日

2019顎変参加-1-1

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平成から令和になって、しばらくたちましたが、何か変わりはあるでしょうか?

源泉の振込用紙の書き方に変化が出てきました。そして、昨年は無かったのですが、雇用保険、労災の保険料申告、振込み票とか、源泉徴収の納付書を自動で読み取る器械が新城の三菱UFJ銀行に設置されていました!

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 先日、保険料振込みで利用したのですが、従来の受付カウンターの端に設置されていたこの機械、大きな用紙も読み込んでくれるのですが、、、振込み作業のデータ確認とか、支払金の確認は器械で進みましたが、最後は器械の後ろから出てきた用紙を1枚目、2枚目と手作業ではがして、はんこを押していただいて、領収書や控え資料の発行は手作業でございました。なんとなくコミカル。

 そういえば、どこかのスーパーでもレジでバーコードを読み込むところは従来どおり人で作業していて、その後支払のところだけは自動支払機が複数並んでいて、そっちで行うというところがありました。器械に任せたほうが間違いが無いところ、簡単な作業は任せたほうが効率通いと言う流れなのでしょう。

 さて、写真は先日の顎変継承学会に出たあと 抄録とか、購入した歯科雑誌、学会パンフレット、テプラの空き箱、、、

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 もう2週前になってしまいますね 日がたつのはあっという間、6月8,9の土曜、日曜に一ツ橋の学術総合センターで開催されました。
 サブタイトルは「プライマリーエンドポイントの再考」でした。「再考って、最高だね!」というダジャレだけは言ってはいけないと自重して会に参加してきました。

 初日土曜日、会場前で須佐美 隆史先生 http://hiroi-dental.com/info01.html にお会いできました。東大を退官されてからも、学会での理事職などなど大変ご多忙な様子です。
 ポスター会場に最初行き、、神奈川歯科大学の発表について、不島 健持先生に話をお伺いすることが出来ました。P−2−1 片側SARME、左右の拡大量に差をつけたい場合、拡大装置や骨きり線にどんな工夫をされたのかと言うことについて、今回のケースでは骨きり線を左右対称に入れるのではなく、上顎骨の片側皮質骨だけに入れたそうです。拡大装置と口蓋骨をTADでつなぐなどはされていなかったものですが、骨きり側だけ優位に拡大が進むとのこと。

 左右とも拡大したいけれど、左右差を付けたい時などのアレンジについても興味がわきますね。

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朝の総会 
 来年は6月24,25で新潟の矯正 斉藤 功先生で ときメッセ 前日の23火曜日のセミナーも出れたら出たいと思います。症例発表に関しては矯正ならではのアプローチで模型も出しての発表を検討とのこと

 再来年は東北の口腔外科で高橋 哲先生、http://idea88.sblo.jp/article/99602227.htmlを思い出します。

 総会の後は一般講演B会場、ナビゲーション手術、3次元へ
 横市の岩井先生がモデレーターで4題

 昭和大学から、手術ナビゲーションを用いて 顎関節授動術 について
  オペ時間10時間とすごいですねえ

 東京医科から ヘッドマウントモニターを用いての発表 
  岩井先生からは、機器類の適応に関して厳しめな質問が出ていましたが、私個人としては視力補正に時間がかかるような視点移動を多くしないですむ施術環境が提供されるのであれば、それは良いことだと思います。

 九州歯科から 3Dプリントによる骨きりガイドの作成
  PSI:Patient Specific Instrument 
  プロプランでデータ調整して下顎骨の切痕などにはまりこむプレートを準備しておくというもの

 神奈川歯科から IVROの骨きりガイドの案内もありました

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 続いてオーラルの2−1 リラクラニオフェイシャルクリニックと自治医科大の形成外科さんで
 矯正治療後(一般的矯正治療だけでなく、顎変形症手術の術後も含む)に、整容的改善希望により骨きりを行った101症例の分類と言うものでした
 整容的ということで、保険診療のガイドラインにある施術に限られませんので、自費で、希望に応じた様々な術式を組み合わせることが出来ます。費用は本人負担となりますが。
 大変きれいな症例を見せていただき、大変に勉強になりました。

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 ここで、C会場の「気道・睡眠」へ移動
モデレーターは外木 守雄先生です。日大歯学部で口腔外科 3演題のうち2演題が外木先生の科からの発表でした。
 金沢大学はウォッチパットを用いてREMリバウンドに関して調査の報告でした

 日大歯口腔外科からは 顎矯正手術前後、気道形態の変化について
  オペ量と得られる形態学的変化、機能的変化の傾向と変化量の相関性を具体的に知ることの一助として、上顎骨の移動量を1mmずつグループ分けして、しきい値を模索したということでした。

 もう一つはMMA:Maxilla−Mandible Advancement と GA:Genioglossus and Geniohyoideus Advancement の 気道、睡眠に対する影響 でした

 その後はポスター会場で 自由が丘の成田先生に臨床研究のアイデアのお話を伺い、大変勉強になりました。詳細は現在進行形の研究なので、まだいえないかなあ、、、

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 丁度、東京歯科の西井先生もいらして、一緒にお話をさせていただいた後でランチョンセミナーへ

 現在は東北大学の口腔外科に在籍の 山内先生、超音波切削器具のSONOPETに関するセミナーでした

 山内先生は三次元シミュレーションの臨床にも長けた先生で、2日目のポスター発表のモデレーターもされていました(左側)
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 学会に行く前に抄録読んで、当日も現場で見たり聞いたりまでは頑張れるんですが、やっぱり時間がたつと記憶って薄れちゃうんですよねえ、どうしても

 予習、本番も大切ですが、復習として読み直し、備忘録メモメモということで、、、
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 17:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会
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