昭和でも夏は夕立が合ったり、台風も来ましたが、平成、令和ではゲリラ豪雨が多くなってきて、心配性なので常に折りたたみ傘を持つようになり、かばんが重くなってしまいました。
UFOキャッチャーのぬいぐるみ、令和を持っているので狙いました。すみっこぐらしというシリーズであることは認識しておりましたが、御名前は「とんかつ」というのですね。ふむ。
昔は、夏休み明け、正月明け、新学期の始まりと言うと、「○月△日」と固定でしたよね。公立の小学校、中学校は何日で、私立だと少し送れて何日が多くて、とか。祝日法の改正により、成人式の日程等も昔は日付固定だったのが、何月の第何日曜日とかに設定が変わってしまいましたので。
それに輪をかけて学校のカリキュラムも変わるし、平成から令和にからんで祝日が増えたり移動したり、オリンピックで祝日が特別移動とか、えー、昭和の頭では付いていけないことになっております。
まだ8月中なのに、令和の時代、もう夏休みが終わっている学校がたくさんあって、小学生も昨日、一昨日から始まっていたようですね。
でも、イデアはまだ夏祭りで、カメさんが終了して
アヒルさんたちが 飛び込んできたので
歯みがきシンクがこんな具合に
あひるさん、ミドリやピンクもありました。
今日などは、とても上手な男の子がいて、宇宙人とアヒル2匹の合計3つを1回ですくい上げていました!
宇宙人は頭が重いので、普通にアミの真ん中で受けるとやぶけてしまうのですが、今までの子の場合はアミの枠が首筋にうまくはまって、持ち上げていました。
しかし、今日の男の子は、大きな頭と、2匹のアヒルちゃんが丁度アミの上で三角に配置され、お互いが押し合ってアミから落ちないようになるタイミングを狙って、まさに狙い通り1回でゲットしていました
すばらしい、単純なオトナ思考では無理なことも、柔軟な子どもの柔らか頭で解決してしまうものですね。
一つ上の写真は、花火のポストカードにメスを入れ、本来使い捨てなんですが、電池を交換した図。
今年は受付ではなく、上図のように、イデアに入ってきてジグソーパズルたちと一緒に飾られて、自由に鳴っていました。本夏の最初に電池交換したら、音が大きく、はっきりとしたので驚きました。
で、そんな夏模様も終わりを告げる今日この頃なのですが、大人なのに、宿題が終わっていない人、私以外にもいらっしゃいませんか?
日々の治療準備のために写真を印刷したり、模型を調整することを遅らせてしまうことはまずないものですが、将来に向けての研究スケジュールはけっこうぎりぎりになってしまうことが多いものです。
それに輪をかけて、文章が苦手なことも一因ですが、過去の学会などのレポートを出すのが、遅れる遅れる。ブログも6月の顎変形症学会の最終日なんて、まだ出していませんし、7月の東京矯正の大会についても上げておりませんでした。
東京矯正の夏季大会は毎年、スタッフさんも参加してもらっています。口演演題数は少ないのですが、そうでなければ体力が持たない真夏の大会です。
専門書籍コーナーと材料業者さんのブースをコンパクトな会場でまとめて見学できることも利点です。
で、参加までは愉しんでもらえるのですが、その後で、夏休みの宿題のごとく「学会に参加しての感想文」も仕事の範囲で出されてしまっているので、スタッフさんは本当に大変そうです。
で、取り急ぎ、まずは衛生士さんが出してくれたレポートを、そのまま掲載して、今月の私の宿題はOKにしてしまおうというのが、本日の主旨
そうしないと、月末のホームページ更新での「WhatsNewが無い」と、多方面からプレッシャーがかけられてくるものです。怖い圧力じゃないですけどね、体調大丈夫?とか、海外行ってたの?とか聞かれます。
2台並んだ左側の、出張用のカートの中身ですが、これにノートPCが入ってからフタされます。
以前のリングストロボが老朽化、後継物が少し大きくなってしまい、うまく入りきらなくなってしまっています。
これは、右側の未使用インナーの様子。実はアウターのローラーカート部分は今までも学会に行く時に使われていました。ローラーブレードの車輪が使われているのですが、その部分が消耗して交換作業も必要ですし、以前にはハンドルが壊れてしまったことも会ったので、予備機体として相当前に入手してありました。
しかし、同じ会社の、同じ商品でも入手時期が異なるとマイナーチェンジもありまして、新しいほうがフタの部分も、本体の部分も、少しずつ小さくなってしまっていたので、前回ローラーが壊れた時に「交代」にならずに、いたものでした。
でも、今回、がんばってレイアウトを交換して、入れ替えに進んだのです。これが私の夏の宿題の一部ね。
中身がお引越しした後の、旧プロローラーのレイアウトです。記念に。
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で、やっと本題です。7月11日の東京矯正歯科学会学術大会の感想レポート
まずは衛生士さんのレポートですが、昼休みの後、1時間ほど行われた英語の口演でした。座長は昭和の槇先生。同時通訳のレシーバーもありました。
今回の東京矯正歯科学会学術大会では初めて海外からの先生を招いての特別講演でした。Dr.Chun-His Chong アメリカの矯正歯科医です。
アメリカでの矯正医の認知度は高く、2016年U.S.news&World Report誌1月号では仕事ランキングで最も良い仕事として第一位に輝いたという。
近年アメリカでは一般歯科医による矯正歯科治療も増えてきているという。これは日本でも同じことだ。
しかし、アメリカでは歯科医師ではなく一般企業が消費者に直接売り込み消費者が自分自身で治療を行うことを選択する人が増えてきているという。
アメリカでは医療も自由競争社会なので誰でも矯正治療を行えることが受け入れられている。
その結果、訴訟になることも多くなっているという。
『自分自身で行う治療』を調べてみる。
ウェブサイトでシステム対象かをチェックし、その後、決められた店舗に行き3Dスキャンを行うか、自宅に専用キットを送ってもらい自分で歯型を取り、歯のデータを送るという。
すると、数日後に矯正治療の画像が送られ、その後マウスピースが作成され郵送されるという。マウスピースは段階的にいくつか使用し、使用後はリテーナーも自分で発注することができるという。
価格は矯正治療に約1/5程度だという。
しかし、歯を動かせるのはほんの一部に限られ、前歯の少しのデコボコを治すほどだという。
上顎前突や下顎前突などは対象外という。これらはまだ日本にはないが…
自分の大切な歯。簡単にできるから、安くできるからと安易に考えてはいけないと思う。何かトラブルが発生した時にはどうするのか?
例えば歯周病で少し歯がグラグラしているのにマウスピースを入れ、歯を動かすことで、万が一歯が抜けてしまったら…リスクが大きい。
やはり、専門医で相談をし検査をして診断をしてもらう。そこから矯正をスタートさせる。
緊急対応処置もちゃんとしている。何かあったら担当医に相談できるという安心感もある。
費用も時間もかかる。治療途中は歯を抜くこともある。ワイヤーを換えたあとの痛み、ゴムかけをする煩わしさもあるだろう。でも、自分の歯でしっかりと噛めるということは健康にもつながる。
余談だが、私の2人の娘も矯正治療をしました。歯を4本抜き、ゴムかけもやりました。
学生の時には「嫌だ、もうやめたい。通いたくない。」と反抗した時もあったが、成人となった今は、会う人みんなに歯並びがいいねと言われ、矯正をやってよかったと笑顔で話してくれます。
どうですか、すばらしい
私の長くて長くて、詠み終わらない内容と比べ、わかりやすいですよね。
すっと読み終わり、内容も伝わる。
学校の先生の役割なども、時代で変わってきてしまうところがありましたが、便利さや優しさだけでは学業や理念は成り立たない面もありますよね。尖端のIT技術を用いたからと言って、それだけで何でも解決して、良い結果になるというものではありません。
しかし、ネット広告などの検索に関しては、いろいろな手法があり表示順位に人為的影響が出てきてしまうものです。その結果を「世界が導いた正しい論理だ」と誤解してしまうことがありそうなこれからの世の中が少し心配ではあります。
医療技術に限らず、物販でも音楽でも、流行と言うものはあります。それにより目に付く度合いが多少上下するものですが、今、歯型をとる技術は従来の「歯科用の粘土材料」をお口に入れてとる技術から、小型ビデオカメラ様の器具を口腔内で動かして立体データを取り込むスタイルに変わりつつあります。
どちらもまだ一長一短ともいえますが、どちらも決して万能ではない事、用いる側の装置への理解と、結果を得るための工夫は今までもこれからも必要なものであることは若い先生に注意してほしいなあと思います。
あと、取り外しの出来る透明なプラスチック製の装置での矯正治療、先にも出ていたセルフ矯正治療でも用いられる、いわゆる「アライナー治療」は「矯正、簡単、早い」と引けば、ほとんどがこの結果を表示するのではないかと思われる昨今ですが、本当に治療を行っている比率は異なるとの事でした。
75%はストレートワイヤーでのマルチブラケット治療
5%はリンガルブラケットでの治療
10%がいわゆるアライナー装置による治療で
10%がファンクショナル アプライアンス、簡単な取り外しの出来る装置が主となるいわゆる「子どもの時からの矯正治療」 ではないかとのことでした。
まあ、データの作成手順によりますので、完全に正しいと信じてしまうのも危険はありますが、(データ調整の細かいところは、半分寝ていて聞き漏らしたのか、口演時間短いから省略していたかは定かではない)それをわざわざ質疑することは意味がないので、そのままメモ書きを上げさせていただきます。
この数字、どのように推移していくのか、、、、「安心、簡単、確実」なことだけを目指していくと、一律に低質な結果にしかつながらないこと、良く理解したほうが良いでしょう。教育がそうでした。医療も、保険診療に入れることになると、問題から結果が一律に担保されることを要求されがちです。患者さんの諸条件があまりにも異なるものを、一緒くたにしてしまうのは、本当に危険ですよね、、、と、夏休みの宿題を追われている開業医のツブヤキでした。
明日にはパート2、上げなければ!!!
ちなみに、2個の3Dモデル、ほとんど同じ大きさみたいですよね
少し右側の方が大きいように見えるでしょう。
んーーーー んーーーー でもね、違うんですって 左の方が大きいんだってさ
MAGIC!!!!