イデ・アイデア雑記ブログ 
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2019年09月21日

九月の「く」はマイクの「ク」?+日矯Eプレゼン

 さて、2週連続で連休があるということなのですが、土曜日も診療していることと、平時も月曜、火曜が休診なので、連休のありがたみも実感もないのが実情です。
 
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 本日土曜日もみっちり診療、といいつつも、合間合間に飾り付け移動とかもしていました
 診療が終わって、大量にある歯科材料のDMなどを読んで捨てての作業に取り掛かりましたところ

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 この秋に開催される日本矯正歯科学会で、とある歯科材料業者さんのブースで展示される症例発表のお知らせチラシがありました
 高名な先生方、ビジネス的にも成功されて有名な方々の間で、おやおや、恥ずかしながら、イデア矯正歯科の名前も見受けられます。
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 カスタムメイド矯正装置という説明ですが、その意味合いはいくつかの段階がありました。
 カスタムメイドのインダイレクトボンディングコアを作成して治療を行うというシステムもありますし、
 それに加えてメタルブラケットに限るのですが、個歯ごとにトルクインベースのボンディングパッドを含むブラケットをカスタムメイドすることも出来ているのです。

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 そのシステム検証を行っているときの3Dプリントにインダイレクトボンディングコアを装着した模型を持っている演者の立体写真の一例

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 それをトリミングして、顔横に映りこんでしまう模型の箱をフォトショップで削除したのが、スナップ写真の原画です。

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*ここからは、イデアのマイク達を紹介しつつ ソファー上には1,2,3+@と壁にはスポット強調されたマイク4

 で、私はDAMONユーザーとしては日が浅いほうなのですが、大学医局の2年目から、やれとも言われてなかったのですが、縦班での先輩の研究範囲にワイヤー形状記憶によるインダイレクトボンディングがありましたので、個人的にインダイレクトボンディングを試行していました。

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*一番上は、色はマイクみたいですし、目玉も一つなのも一緒なんですが、、、

 その後、機会に恵まれ、3Dデータ活用の研究にも携わらせていただきましたし、個人的経験から矯正専用の3Dシミュレーションとインダイレクトボンディングのシステム、それに非接触の三次元計測器を開発したCADENT社ともご縁を頂き、長くに渡り学会でも発表をさせていただいておりました。

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*これは、ガンダムのザクですね、、、今月は受付でアメ入れにしています。

 ですので、この手の治療テクニックに関しては、それなりに長い経験があるものです。また、セルフライゲーションブラケット+インダイレクトボンディングも学会発表をかなり前にしています。ブラケット形状により、トランスファートレーの作成に工夫が必要なものですので、その当事から「インダイレクト専用の形状設計をしたブラケットのシステムが将来的に必要である」と、別の会社の社長さんたちとは論じていたことを思い出します。

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*受付でのクリアパズルのマイク5はブラケットを装着しています。+キーチェーンアクセサリーのマイクとサリーは、−> 次の写真に

 また、トランスファートレーの設計はいわゆるCADCAMなのですが、PC画面上で3Dシミュレーションを行い、治療後の歯列を設計、それに合わせてブラケットを調整して、治療を行うものですが、そういった治療を行った場合の臨床における治療誤差、テクニカルエラーなどについても、以前に日矯で発表させていただいてきていますので、それなりに知見はあるものかなあと、自分で言うのもなんですが、、、

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*キーチェーンは 診療中のお知らせ板のチェーンにうまいことぶら下げておきました。マイク6

で、実際にシステムを導入して見たのですが、自分が今までやってきていた治療と大変親和性が高くて、大変スムーズに治療が進んでいました。あるときタイミングよく、その業者さんが来院しているときに、ちょうど該当する患者さんがいらっしゃっていたので、治療の様子を見ていただき、またその後の治療経過も報告をさせていただいていたところ、

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*レントゲン室の1枚目のドア、外側から見たところ
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*中から見たところ クリアパズルなので、透過しています。マイク7ですね
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*手元にあったアクリル板で2重窓にしてみたのですが、サイズが小さくて線が見えてしまっていたので
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アクリル板を買って、切って、ぴったりサイズにしました

今回の学会ではプレゼンテーションを出させていただく運びとなりました。大変な名誉だと思いますが、天狗になることなく、これからも治療には真摯にあたり、常に社会を向上させるための一端を担っているという自負を忘れないように、今までどおりに過ごしていくつもりです

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*ジグソーパズルたちはほかにもあって
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*飾り窓のマイク8
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*受付のマイク9
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*飾り窓の下のマイク10と
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*ブラケットをつけているモンスターの拡大 モンスターズインクではマイクはブラケットしていなくて、モンスターズユニバーシティーのエピソードで矯正の話しがでていたみたいですよね

今までどおり、まじめにやっていきますと言っているのに、、、、マイクがいくつあるのでしょう

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*受付のナノブロックでは色違いのマイクが沢山合って、マイク11,12,13ですね ハロウィーンのブロックもありますが、クラ寿司のピックラポンで出たガチャガチャや、アメコミのベイビー グルートもなぜかフィットしているようですね

 大学にいるとき、治療診断のデータベース入力をお手伝いさせていただいた時期もありましたが、何しろパソコンのスペックが低い時代ですので、アップルでファイルメーカー入力を進めていましたが、後日検索方法を変更したくてもなかなかうまく出来ない時代でした。

 ですが、当事から模型の3D分析やシミュレーションはいずれ高精度で出来るようになる事は予見されており、実際そのように進化してきました。当事、すでに成人の症例であれば、治療診断、実際の治療の進め方もかなりの範囲は今で言うAIのシステムで、それ以前のベテランの先生方のテクニックよりも「早くて安くて安心に」治療が出来る時代が来るであろうことは明らかでした。

 もちろん、そんな言い方をしたらベテランの先生方や、既得権益を甘受している医療従事者から反感を買うのももちろんですが、決して3年5年と言う近いスパンでは無理なこともわかっていましたから、理解ある人にしかそういう話はしませんけれども。

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 将来の礎になるためには、踏み台になるべき人材や研究も必要なものですから、人身御供として、大学だけで勉学が進むのではなく、開業医としてデータ蓄積をすることが出来ることをアピールして、実践してきたことが評価につながってきた時代だなあと、ちょっと嬉しいこのごろです。

 で、何でもかんでもコンピューターが診断できるということではなく、ある程度の仕分けをすることや、勉強しなければならない失敗経験を実際の患者さんですることが無いように事前にシミュレーションできるようになる事が本質です。

 また、ある程度の知見を持つベテランの存在は必要で、その役割は一部の頭の良い人がやればよくて、そうでない人が無理に治療計画を立てて、多方面に迷惑をかけるようなことがなくなれば、自費診療の矯正治療の範囲が徐々に保険に移行できるように信頼を得ることも出来るでしょうし、勉強にかかった年月を治療費で取り返すようなこともなく、徐々に安全で安価なものに移行できます。社会的抵抗は多々予測されますが、いつかかならず。

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 成人矯正治療は、客観的データこそ大切で、あとはいくつかのアンケート項目とかけられる時間、費用で答えは導かれるのですが、他方、こどもたちの治療はそんな簡単にデータ化できないのです。

 ほりえもんも言っていると思いますが、器械、ロボット、AIに出来る仕事はどんどんさせて、それらに出来ないクリエイティブな仕事、遊びやゲームや、幸せを作るような仕事に将来はもっと人材も時間も費用もかける時代になるべきだという考えでは、こどもたちの教育、治療は全自動では出来ない、いつまでも人間が多少たずさわらなければならないものだと判断します。

 で、今元気なチビ怪獣たちを幸せにしてあげることが、次の次の次の時代の医療を変えていく原動力となる事は間違いないことなので、とても大切にしたいと思っています。ま、結果を自分が見ることは出来ないのもわかっているのですが、夢を見るものは結果を求めているとは限りませんから、自己満足しております。過程が大切です。仮定も、あ、家庭もね!

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 と、こんな持論があればこそ、おもちゃで遊んだり、パズルを作っていることも、許される、、、、かな?

 マイクが丁度9体で、 まい1、まい2、、、、まい9って落ちが付くことを期待していたのに、13もありました。

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*大変だ 今、帰ろうとしてもう1体に出会いましたので、14はマイクがいましたよ!!!さて、どこでしょう?

 昔、おとうさんが、僕にダジャレをたくさん言ってくれたのに、反抗期(とは限らないが、その年頃?)には「つまらないシャレはやめなシャレ」と拒否反応を示した若い自分が懐かしいですね。まさか、今ではこんなに一生懸命に子どもたちに馬鹿なことを毎月するように努力しているなんてね、、、
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 22:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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