歯型をとった場合、まずは2Dスキャンの画像を撮り残し、簡易分析を行います
方眼マットの上に模型を置いて、マクロレンズで撮影するのもよく行いますが、
個々の模型によって大きさが違うだけでなく、厚みが違うので、遠近法で誤差が生じますので
簡易スキャンはこのように

スキャナーの上に模型を下向きにして、行います
スキャナーの撮影方法もいろいろあるのですが、ガラス面に接したところしかピントが合わないタイプ(薄型スキャナーに多かった)と、ガラス面から離れた場所でもある程度形が写るタイプが以前ありました。(最新情報は持っておらず)

骨董品となるキャノスキャン D660U です
昔々のWindows98SEの時に 整備したスキャナーなんですが、その頃はエプソンのスキャナーのソフトが操作性が悪くて、キャノンのほうが使いやすかったので、こちらを多用していました。
最近はエプソンのオールインワンのスキャナーの操作性が良くなって、カルテスキャンなどにはオートシートフィーダーでエプソンスキャナーを用いています。(数年前まではブラザーのスキャナーを多用していたけどね)

D660Uは 主に模型スキャンと、あえてスキャンスピードが遅いことから フィルムレントゲンのデータ化時に、スキャナーの上にライト(シャーカステン)を置いてもちらつきモアレが出ないので、用いています。
模型スキャンの時は、天板をこのように立ててスキャンするのですが

このプラスチック部品が、定期的に破損します
このデジタル時代なんですから、光学の3Dスキャナーで型撮りして、3Dプリントでコピー部品作れるんですが

今回の壊れ具合ですが、またしても、あえての、楽しみながら修理DIY
なぜか技工の引き出しの中をあさると、アルミパイプが数種類出てきましたので

サイズを合わせてカットして、 レジンで合着
硬化を待ちます

天板無しでスキャンすればいいじゃないかと言われるかもしれませんが、
天板には35mmフィルムスキャン時の透過用ライトが内蔵されていて、このケーブルが差し込まれていないと「本体の異常」扱いで、スキャンが進まないのです

なので、
こうやって、不安定に無理やり使うか

このように、修理して使うかですね
いやあ、暑い夏、いろいろ大変です
先日は揚水ポンプがエラーとなって、セコムさんが来ていました
まあ、使えば物は壊れるものとして、でも使い方によっては長持ちするものもあり、手入れも大切です
これは、体も、歯も、心も同じかな
お手入れしながら、健やかに過ごしましょう! ふ〜〜〜