さて、第82回 日矯新潟も最終日 今日も好天に恵まれました
荷物をまとめ ホテルフロントに預けて 一路会場へ
と、ホテルの目の前で 先を歩く 徳島大学教授の田中栄二先生がスーツケースをお持ちでした
実は新潟駅前は改築工事をしていて タクシー乗り場への車両の入り方が難しくなっているのを前日に聞いておりまして ホテル前の一方通行は実は穴場というか 捕まえやすい通りになっているんです
で 一人で会場に行くのももったいないので、お声をかけて会場まで ご縁という事でご一緒させていただきました
まずは小会場で9時からの 臨床セミナー2に
今日は初日と同じドットに見えるクロスステッチのネクタイだね(昨日はストライプ柄)
タイトルが「Interdisciplinary dentistry 成功の鍵ー矯正歯科医との連携ー」ってことですが
Interdisciplinaryなアプローチとか よく聞きますが WEB辞書だと 「学際的」とか出てきます
電子辞書では「多くの学問分野に関連のある(学際的な)」と出てきて やっと意味が解る感じだよねええ
なんとなくでわかってはいますが 横文字のほうが通じやすくて ピッタリな漢字がないのかな
歯周病や保存修復、補綴、高齢者、欠損など等様々な要因を含む難症例に対して 多視点から見て 専門領域のドクターが協調して チーム医療を行うという実例など等
このセミナーの後、少し休憩があってから 同じ小会場で
スタッフ&ドクターセミナー に 半分くらい出てました そのあとはポスターの質疑応答に
セミナーは「矯正歯科におけるMFTのあるべき姿を再考しよう」ということで 大野矯正クリニックの 歯科衛生士さんが「歯科衛生家庭に基づいたMFTの実践」というタイトルでのお話を伺ってきました。
どうしても「教わったことをやる」というスタイルになってしまいがちな勤務者の方が多いものなのでしょうけれども、MFTを行うには 患者さんを理解して 何を行うべきなのか 与えられたマニュアルだけを便りにしていたらあまり上手にはなりません。
だからといって 大きなオフィスの場合 ドクターに指示を仰いでばかりもいられないものでしょう。企業でのPDAサイクルのように 「歯科衛生課程」という システム教育が歯科衛生士の3年教育課程になってから授業があるようですね。
昔々の昭和の教育思想と 最近のゆとり過程ではずいぶん変化があったので 失ってしまった心がけなどもあるのだなあと再認識しました。
「医者の常識は患者の非常識」という言葉があり、その逆もまた真なのでしょうが 人は一人一人違うものですから それぞれに対応 指導 進歩できるように様々な アドバイスが必要なんですね
さあ、ポスター会場では 質疑応答で人が増えていました。
たーくさん見てきましたが。タイミングで演者の方がいないところとかもあって 質問はあんまりできませんでしたが 多くの先生方に会って挨拶が出来ました。
昨日の同門会の幹事をされている 医科歯科の陸上部でも後輩となる(でも もはや私よりずうううっと立派な)上園先生は もう指導ライターなので 多くのポスター発表の監修をされてお名前がありましたが 学会奨励賞をたくさんとってましたねえええええ わがことのようにうれしい
3DCTでの骨形態の分析に関しては 今回類似発表が非常に少なかった。なので討論がなかったかと思いますが 今の段階では基礎的な評価の準備段階 でも高評価です これから 実際に何か目的意識をもって活用が始まってきたら さらにさらに 高評価になることは間違いないので 応援します
あと なんだか好感持てたのが 台湾の 中華医科大学 https://www.cmu.edu.tw/ の卒業セミナー的な 症例発表
ISW 超弾性での ストレートワイヤーテクニックでの 治療症例を提示していますが いずれの症例に関しても 工夫した点 調整の問題など何かしら 治療ヒントのようにコラム書きがあり ブラケットやチューブの 別部位を選択したり 上下逆にしたりという 教科書にもちろん乗っているにしても 日常臨床で忘れずに めんどくさがらずに どの程度工夫活用しているかというと どのオフィスでもやっているとは言えないものですが 若い力ですから 熱意をもって治療にあたって 良い結果を提示してくれていて 気持ち良かったですね
日本の一般的な症例発表よりも アピールポイントが合って 読みやすいものでした。
人のふり見て我が振りなおせって いうのもちょっとちがうんだが 抄録に「ISW 医科歯科で開発された超弾性チタンニッケルワイヤー)と毎回毎回書いていただいていると なんだか てれますよねえ そんな材料を当たり前のように 使って学んできた時代に感謝しましょう。
業者さんのブースで入手した ピンバッチと 消せるスタンプ
そして午後は 大会場で 国内特別講演と シンポジウム4 そして閉会式です
今NHKで「ブギウギ」という連続テレビ小説が放映されていますがhttps://www.nhk.jp/p/boogie/ts/NLPYVZYM29/
https://ivolli.jp/opening/
そのオープニング映像なども プロヂュースされた牧野 淳氏のご講演
(UCHO代表)ということで Wikiを見ると 数限りない功績が出てますね
最初、ポスター会場のサテライトで楽に見ようかと思っていたんですが
サテライトだと プロジェクターの映像しか見えないんですよね
会場に行くと 演者の先生の 姿勢 動き 表情 息遣いもあるので やっぱり会場いこ!と移動しました
映像は NSK STUDIO ユーチューブで見れますよ です
https://www.japan.nsk-dental.com/brand/nsk_studio/
「アナログとでじたるの境界を跨ぐ表現」というタイトルなんですが 牧野さんは どうしても自分の手も動かして何かを作って調整しながら デジタル作品を仕上げていくタイプという事で 全部が全部自動のAIデジタル画像っていうのではないところが持ち味と感じました
イデアもいろんな飾り物があるんですが 高額なものを買ってきて それをただ並べるというのが決して良いとは限らず、自分で工夫したり 作った飾り物とかには それぞれにストーリーが発生するので そのストーリーが物を 生き生きさせてくれるのではないかなと 期待することがあります
オットー君は 新潟から日本酒と一緒に 持って帰ってきたんですが
ダウンロードは🎥こちら
音に反応して動くんだな しかも ミニオン言話しながら
で、
他にもある イデアの 音が出るおもちゃたちと
おや、いつのまにか サンタ帽子をかぶっていたりして
お話をさせてあげると カオスな 無限ループになったりして、、、、
まさに化学反応 料理研究の方々は最近は マリア―――ジュとか 言ってる方も多いのかしら?芸能人とかかな??
一味違う楽しみ方も しちゃってます
そして 大詰めのシンポジウム4は 「矯正歯科に関連した連携医療の現況と今後」と題して
座長が西井先生と大坪先生でしたので 寝ないで聞けました
そうそう、 今回業者ブースでは https://www.whiteessence.net/view/item/000000000029
製造元は ホワイトエッセンスさんですが ASOさんから入手できる IOS の WE SCAN
軽いし 早いし ふつうに文句出ない感じですよ すごくいいです
https://www.whiteessence.co.jp/a.php?id=28
今回は現地参加人数が 4000人を超えていました お勢来たんですねええ
でもなんだか 個人的には 人に会うことが少なく感じたなあ
セミナーとセミナーが 連続しているので 会いにくいのかな
お会いしてもトイレ行かなきゃとか 別の階に移動しなきゃで なかなかね
そして 来年は 母校医科歯科が主管なんで 歯根吸収か シフト症例か 変則抜歯か なんかポスター出せるようにしておかなきゃ、、、と思ってはいますが はてさて
一路東京へ 新幹線では 須佐美先生とお会いして お疲れのところ申し訳なかったのですが乾杯させていただいたら、、、気が付いたらビールのお替りもいただいてしまって あっという間に東京到着! 大変有意義でした。感謝しかない!!です
この荷物の中に 懇親会でいただいた日本酒のビンと おもちゃのオットー君も入っているんです すごいなあ
と 3日間 動き続けでした 以上