10月16日には イデア近隣の総合病院である 関東労災病院の 歯科口腔外科 医療連携講演会に 参加させていただきました
もう「夕方」の移動が「夜」で 季節を感じます
看板の照明が 水銀灯からLEDになって 明るくなったなあ と 自画自賛
口腔外科でちょうどお願いしていた患者さんの予後についての報告や相談などがいくつもあったので 良い機会と直接伺って 担当の先生方にお会いしてきました
技術革新も日進月歩ですが 日本の医療は保険制度でカバーされる割合がかなり広くあり その制度内容が年度ごとに更新されていくので 対応していくのも大変です
イデアは矯正専門で自費がほとんどなのですが、この日は「自家歯牙移植」の保険適応の場合の作業手順が 以前と変更されて適応範囲が広がっていることを 担当の先生から教えていただけ 目からうろこ 大感謝でした 実は2年も前に制度が変わっていたそうなんですが 私が別の患者さんの移植計画で規約手順などを調べたのは その前だったみたいですね 医科歯科の丸川先生の口演のレジュメなんかも調べたんだっけな
骨補填剤の適応も これからもっと変わっていくのでしょう:丁度、先日の日本矯正歯科学会の臨床セミナーでも拝聴していたことがあり、いろいろ興味を持ちました
メインで ご講演された 山内 健介先生は こちら
東北大学2001年のご出身で 卒後は九州歯科大学の口腔外科、香川県立中央病院、九州歯科大学、2011年オランダのマーストリヒト大学に留学されていらっしゃいます
2012年から 母校東北大学に戻られて 助教、格子、准教授から2022年に教授に就任されていらっしゃいます。
留学前の九州歯科大学の頃から 顎変形症学会でお会いしていて 顎きりシミュレーションの 自動位置づけソフトウェアの事などでお話させていただいていたと記憶しております。
今回のご講演は歯科用インプラントということで、私の直接の診療内容とは異なるのですが、近年多数歯欠損の患者さんが多くなっていることから、対応は矯正治療だけでなく インプラント施術、顎きり手術まで包括的に治療計画を立てなければならない症例も増えているようですので 理解を広めておくことが大切だと考えています。
山内先生の行動範囲と 神奈川県の口腔外科って 接点は??
川崎市の開業医の先生方と あまり面識ないのでは??
ならば せっかくなので 変な質問はしない前提で 話しやすくなるように 応援に行こう!!
と 思ったのも 参加の背景です
そうしたところ 関東労災の堀江 彰久医局長が 九州で研修をしていた時に 同時期在籍されていたとのことでした
また この日は 日本鋼管病院の 口腔病理診断センターの 検査方法についてのご案内もいただきました
続いては 東京矯正歯科学会の秋季セミナー
こちらは11月の13日夜でしたね
夜セミナーや講演会は木曜日に入ることが多く 予約変更をしていただく患者さんにはご迷惑おかけすることがありますが ご理解いただいて大変感謝しております
この日は 早くに会場に入って 講演される先生とお話したいと考えて スケジューリングしていたのですが、、、
予定通りに 患者さんも来院されていたし 予定していた作業も順調に進んでいました
ん− 着替え準備も ほぼ予定通りだったのですが 駅で目の前で南武線が出てしまい
10分待ちの 乗換も待ち時間があって 結局会場入ったの 5分前くらいになってしまったのでした
シャドウを明るく補正した 緑色?に見えるけれども 濃い茶色系のスーツね
この後挨拶には行きましたが 遠くに写っているのが 第一演者の犬束先生
口蓋裂学会や顎変形症学会でもお会いしていて 先日の日矯では会場だけでなく
南4西4の交差点でちょうどお会いして お互い人待ちの時間に 患者さんの未来について語ってしまうということがありまして これもご縁だなあと思いました
矯正での保険適用疾患は年を追うごとに認定が増え 現在66疾患が認められていますが 表現系も背景も様々で 治療対応は大変難しいものです
矯正専門での開業医の立場から 数多くの疾患の実例を供覧してくださいました
1)CLP
20)ヌーナンSynd
22)プラダウィリー
30)ウィリアムズ
21)マルファン
18)神経線維腫症
51)ソトスSynd
5)ピエールロバン
28)カブキSynd
38)染色体欠失Synd
38)染色体欠失
と難症例を見せていただきました
モノブロックを1年以上しっかり使用して変化を見ていくこと
脱感作が必要な患者さんが多くあること
脱感作のテクニックは 簡単に人にアドバイスしてマネできるようなことばかりではありませんが
逆に 特別な人でなければできない事ではなく 心で接していて 相手の苦手を少しずつ慣らしていくしかないですよね、、、と 講演を聞きながら うなづく聴講者が多くありました
慣れてもらう、距離を近づけていくことで 実例に出てきていたトレーニングが
イデアでも 舌の5方向トレーニングで しばしば行っているフィードバックと全く同じでした
指をガイドにして そこまで舌尖を誘導していく声掛けですが 特別な道具が必要なわけではなく
支援者の指があれば できるものなので ご家族のどなたでもトレーナーになることは可能は可能です
といっても 細かな点で 患者さんのできるできないを 察知して 導いていくことが必要なので
犬束先生のところでも 全員が同じようにできるわけではないと おっしゃっていました。
続いて 慶応大学 形成外科の 坂本 好昭先生
慶応大学には歯学部がないので 東京歯科と連携していらっしゃいます
これもまた 難しい難しい症例 プロテウス症候群なども話に上がり
エレファントマンの方ですね 検索すると変形した頭蓋骨なども出てきます
ロンバーグSynd, 神経線維腫症、 カフェオレ班特徴で レジウスSynd, ヌーナンSynd,などの連携も
スタージウェーバー、 アクロメガリー、頭蓋骨癒合症、 などなど
施術術式も含め 多々ご案内いただきました
ラストの講演は 医科歯科の歯学部から 長崎の医学部も卒業してダブルライセンス
静岡県立こども病院から 今年9月に医科歯科〜東京科学大の顎顔面外科分野の教授に就任された 加持 秀明先生
オンラインの学会などでも 何度も講演は見聞きしていて いつも素晴らしい発表で 覚えていた先生ですが
なんと お名前を 勝手に「かじ」先生だと思い込んでました
今回、モデレーターの小野先生が紹介しているときに「ん?」まさか 間違えて呼んでない?と思ったのですが その後スライドの表示も見て 確認しました
サイエンスTOKYO の ロゴをアレンジした スライドデザインでしたね
様々な症例の紹介を見せていただきましたが 加持先生は 外科医として手術だけを見ているのではなく 他の治療全般 言語や発達に関しても 一緒に治療に携わるスタンスで ほんとにエネルギッシュで 皆にあこがれてほしい先生の一人ですね
美容のためという認識ではなく 社会的整容性を獲得するために施術が必要ということ
シフトの症例の場合 眼科の位置 形状までも変化させていくので 矯正歯科で多く見ているPAセファロの分析範疇では表現しようのない治療計画にもなります
何がゴールと 設定するのがむつかしい症例になるので 患者と相談しながら検討していく困難性
中には 患者側から「もういいよ」と言われる場合の 満足感もあれば 昔は社会的背景もあったこと
イデアでは顔貌写真は 平行法の立体写真で撮影しており 日頃から立体視でお顔を認識していますが 三次元的な歪みの評価に対して 通常の写真では 変化がわかりにくいことなども話に出ていましたね
骨延長に関しては 慶応では創内埋め込み型のもので主に対応を
医科歯科系では ハロー型も併用と 特徴に違いはあっても 大変難しい症例に対して 創意工夫で対応している内容でした
ハロー型で思い出すのは 医科歯科でポーリーとフィゲオラのREDシステムが紹介された当初 医科歯科でオペが行われたのですが、その患者さんの顔貌シュミレーターを担当させていただいたことから オペ室にも入れたんですよね そのとき、外国の方で背が高いものだから 看護師さんたちが乗る足台が大変だったこと 覚えています
口唇口蓋裂児の上顎骨延長の治療成績と今後の展望 の 引用文献 5,6ですね
犬束先生は この翌日が お誕生日でした!!!
ハッピーバースデー 犬束先生♪
元気に満ちあふれる 先輩や後輩の発表を見て こちらも日々頑張る種にさせていただいております
この日は参加人数が 646人という事を 現在、東京矯正歯科学会の 副会長を務められている 桧山先生が閉会式でお話されていました
任期が決まっておりますので 大会であいさつをするのは この日が最後だとのこと
医科歯科の 矯正科在籍時期が重なっておりますので 大変近しい先輩なのですが 話口調が真面目一本なのに あいさつで歌謡曲を一節歌って話につなげたり 大変スパイスがきいている 才能あふれる方だなあと 尊敬しています
この日も 「秋深し 隣は何を する人ぞ」」という 一句で締められておりました
開会の辞では西井先生が、閉会は檜山先生で 東京矯正はとても親近感あふれる学びの場だったと感じます
まあ 学会の幹事役が一区切りなだけであり これからも学会などでご一緒させていただくことには変わりはないのですが お仕事一区切り お疲れ様でした!!!
