
会場はパシフィコ横浜です。
この展示会会場は非常によく行く場所です。今年の秋の日本矯正歯科学会の大会でも用います。
さて、あいにくの天気でしたが

開場少し前の会場に到着すると(海上ではなく、海岸でしたが)

事前登録をしているにもかかわらず、行列です。

ミツトヨさんは三次元計測器の超有名会社ですが、隣の溝口に会社があるんですよ!
大学の頃にも計測実験のお手伝いをしていただいたことがあり、溝口で高性能機を貸していただきました。
そして、その下の会社は はい、ただ「武蔵」が入ってるから丸をつけました。
それから、丸紅さんは手の届きそうな3Dプリンターを出していました。

こんな大きさなんですが「コンパクトで省スペース」です。
CADデータからABS樹脂での模型を作った例です。データピッチが一定で0.254mmです。

「0.254mm」ってシャーペンの芯の半分ってことで相当細かいんですが、使う目的によって、あるいは使い方によってその精度の意味合いが異なってきます。
さて、その次に通ったのが

この会社です。
宣伝はがきには「矯正用の白いワイヤー」のことが書かれています。
矯正用では色々な合金を加工処理するんですが、ある種類の金属を熱処理するときにその表面皮膜が色づくということで作られたものや、白がいいからということでコーティングしているものなど、いろいろあります。
私も白いコーティングワイヤーや、白っぽく光るように処理されたワイヤーは症例によって使っています。

他にも利用さえている実際のワイヤーなどですが、こんなきれいな色のものがあるんですよ。それほど新しい商品ではないのですが、日本ではあまり使われていないと思います。
で、この会社が出している商品が非常に数も豊富なんですが、気づいたのが「これはO社の商品でしょ、これはT社で、こっちはA社で、これはM社じゃないの」と複数のディーラーにおろしているんですね。矯正界での縁の下の力持ち企業そしてすごい力持ちです。
Part2に続きます