この夏には壁と床の修繕を行い、先日より診療を再開させていただいております。
日程調整のために患者様には大変ご迷惑をおかけいたしましたこと、お詫び申し上げます。また、内装工事の際にはすべての荷物を一度引越しし、その後戻すという2度開業準備をするような困難がありましたが、スタッフならびに工事関係者にも感謝いたします。
といっても、まだすべてが終わったわけではなく、内装をはいだことで、浸水被害の具合が一層はっきりとしてきており、気が遠くなる次第です。それにあわせたわけではないのでしょうが、改修後にいくつかの機械類に不具合が発生し、確認したところこれもすべてが水害起因であることがわかり、順次対応中です。
コンプレッサー不具合に際し、診療時間を変更していただいた患者様にもお詫び申し上げます。
ほんとうに、水害というものは大変だと思いました。
と、苦しい報告をしつつ、暗くなっても仕方ないので、せめて楽しく、医院の変更点自慢をさせていただきます。

これです。

歯医者ですので、糖分が大量に含まれる炭酸飲料を好んで飲んでは虫歯になることは良く判っています。患者様にはお勧めできかねますが、つい、つい、缶のデザインだけで購入してしまったものです。駅前のコンビニでお弁当を買うときに発見してしまって、、、8種類ありました。

今、アマゾンで見たら、売り切れています!
という話ではなくって、本当はこの写真周囲に写っているカーペットが主役です。

水害での保険対応なので、同じカーペットの張替えをお願いしたのですが、同じデザインは廃番になっているとのこと。やむをず、同じ色糸のカーペットを選定してもらいました。この写真では色味が違いますが、本来の糸の色は同じです。
このカーペットですが、ところどころ張り間違えて、ずれています。

ということではなくて、目の錯覚を生じやすいデザインです。すべての角がそう見えるのではありませんが、ところどころ角がずれて見えることに気がつきました。
丁度9月の日本矯正歯科学会でも「直角の大好きな脳ーだまし絵から学ぶ見ることの偉大さと危うさ」という招待講演が予定されています。タイムリーですね。
来年の私の学会発表の内容はすでに決まっていて、「模型のスキャンを行う場合、その咬合状態を確認をする際に目の錯覚を生じやすいので、そのエラーを防ぐためにはこのような事前準備、心がけをすると良い」という内容です。この講演を聞く前から決まってたことを記しておきたく、、、
で、まだまだ医院内での変更点、改修点は多々あるのですが、細かな荷物整理や本来の診療のほうがやはり重要で、なかなかブログにまでは手が回りません。本日はここまでです。