イデ・アイデア雑記ブログ 
  記事の上部テキストです 丈夫じゃないけど、、

2013年10月07日

日矯2103松本大会−1日目

2013年10月7日月曜日

hyousi13.JPG

日矯ーにっきょうー日本矯正歯科学会の大会に参加するために

syonitiminamiarupusu.jpg

松本に向かいました

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日程ですが、初日は夕方の4時からセミナーが始まり、終わりが夜8時でした。

私は以前、松本歯科大学の矯正科で非常勤をしたことがあったのですが、10月の松本は本来涼しいはずなのですが


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この日は非常に天気がよく、暑かったです。
宿泊は松本のビジネスだったのですが、少し早くついても部屋には入れず、3時に荷物をいれ、顔を洗って、すぐまたセミナーに出るために出発と言う具合でした

syonitisora.jpg

初日の空、ちょっと変な感じがしたので携帯でとりました。

初日のセミナーは 

発達障害(がい)と矯正歯科治療というタイトルで

・異なる脳コンピュータープログラム保持者間の文化摩擦を減らすにはー発達障がいの理解と支援
 東條 惠先生(新潟県はまぐみ小児療育センター所長、新潟県発達障がい者支援センターセンター長)

・発達障害者の矯正歯科治療〜高機能自閉症(Asperger症候群)の矯正治療例〜
 及川 崇先生 (鶴見大学歯学部歯科矯正学講座 講師)

というお話を拝聴しました。 
イデアでの診療にも多く関係していることではありますが、私の考え方、対応としてはいわゆる障がいといっても、みな変わらないものだと期待しています。ていねいにおはなしをくりかえしていくことで、治療は少しずつ進む経験をさせていただいており、両先生のお話の中でも同様の事柄を言及されていました。

ついで、サテライトセミナー2

機能的矯正装置の効果を再考する として

・機能的矯正装置は顎顔面形態改善に有効か?:文献的考察からの推定
 五百井 秀樹先生(九州大学病院矯正歯科 講師)

・U級アクチバートルの効果の個体差と顎顔面形態との関連
 玉置 幸雄先生(福岡歯科大学 口腔・歯学部門成長発達歯学講座 矯正歯科学分野 講師)

・成長歯科医療と機能的矯正装置
 居波 徹先生(いなみ矯正歯科 院長)

 というお話

 最初の五百井先生は 「 い お い 」先生とお読みするそうです。

 機能的矯正装置と言うのは、いわゆる子供の治療のときに多く用いられる取り外しのできる装置による治療を行なうときに用いられていることが多い装置です。「機能的」という意味合いは、生体の機能を賦活化させるように調整を行なうことで、治療効果を得るべく治療計画を立てるというものだと私は理解しているのですが、

 どうしても、現代医学では「この装置をこうやっていれれば、これだけの治療効果があるものです」と、お薬を飲むのと同じように「つくりさえすれば、これだけの効果がある」という結果を期待しがちです。

 個々の患者さんによって、治療への取り組み方が相当異なる上に、施術をする側の技術にも相当に幅があるものです。それらをすべてひっくるめて母数として、無作為抽出によるサンプリングならびに、その治療効果判定を単純数値化して評価しようと言うような姿勢では、「よい結果」が出るはずが無いのは「知識と経験がある人」であればすぐわかるはずです。

 しかし、悲しいかな、近年の医療では「EBM」という言葉の意味や使い方を大きく間違えているようで、非常に悲しいと感じています。

 治療効果があると報告する先生は、治療と患者さんが好きであるということが現れている先生が多く感じます。効果を得るためには、当然装置を作ったら作りっぱなしと言うことではなく、効果を得るための努力が必要なのであり、その努力をいとわない術者にしか結果はこないからでしょう。

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 治療本質に関した話となると、意見多数ありすぎますので、ここではおいておいて

 このセミナーの最後に質疑応答があったのですが、それが大変によいものでした。

 質問をされたのは三浦 不二夫先生、医科歯科大学の矯正科名誉教授です。9月22日の同門会http://idea88.sblo.jp/article/76540176.htmlでもお話をされていた先輩です。

 「機能的矯正装置を用いた治療評価を行なうのに、形態評価のみで論じる傾向があるが、果たしてきちんとその機能変化を評価しようとしているのか?そのような方向で考えることが必要ではないのか!みな、どう思う?」と奮起されていらっしゃいました。

 機能評価はその判断を行なう術者にきちんとした評価目がなければ、結果が意味ない評価となります。
 術者の評価能力を、評価すること、、、、これが難しい。

 大きなオフィスを運営しているからといって、評価目をもっているとは限らないのが現実です。
 さらに、近年のEBMを誤運用しがちな学術評価風潮のなかにあっては、「真実」を見出し、広く知らしめることはとても大変でしょう。

しかし「大変だから、あきらめよう」ではいけない「大変な目標だからこそ、本当に意味があるはずだ」と、
そのように学会会員を鼓舞してくださる発言であったと勝手に理解しました。

いや、ほんとうに素晴らしいと思いました。

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感動して、セミナー会場出るときに、つい大先生にお声をかけてしまいました。

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外では、多くの顔見知りの先生方、

某北のほうの大学の教授先生からも「ちょっと(飲みに)いく?」とお誘いいただいたのですが、車での移動だったので非常に残念な気持ちであることをお伝えし、退席させていただきました。

と、外に出るとタクシーに並ぶ長蛇の列

これまた、別の大学なのですが、研究でお話しする先生がいらっしゃったので、松本駅までお送りしてから、ビジネスに戻りました。


 

 
 
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会
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