オイルをつけると一時的に改善するのですが、また1日くらいで泣きます
シリコンスプレー、プライヤー用のオイルも試しましたが、一番具合が良かったのは世界に誇るCRC5−56でした。しかし、556といえども、蝶番の隙間からの表面張力だけでの浸透はタカが知れているもの。そして埃を吸着してしまう傾向はあり、しばらくすると
「ぐぐっ」と泣いてしまいます
昨日、17日の朝ですが、ロイヤルホームセンターに本棚の加工部材を見に行ったとき、視界の端に入ってきたのが各種グリース類。
つい、出来心でグリースを入手してしまいました。そして、
まずは扉を開けて、ドアクローザーの接続部のねじを緩めます。
ドアを閉じます。
閉じた状態で、接続部のねじをはずしてからドアを開けたところの写真です。
ドアを開いたままクローザーをはずすとドアを閉める力が接続部にかかっているのを急にはずすのと同じなので、危険です
次いで
ドアを上に持ち上げると、ドアが外れます
と、1行で書くと簡単に思えますがこのドアは異常に重かった。思い思い、いやm重い重い とてつもなく重かったです。 一般的な木製ドアの調整は何度も経験していましたが、それと同じつもりではずしてしまったことが不運でした。
この蝶番部分の汚れをとり、
グリースを塗って
ドアを戻して
はみ出たグリースをふき取り、何度か開閉するとなじんできます。それからクローザーを戻して終了、、、
というところで、大問題
ドアが重過ぎて持ち上がらなかったのです。
ただ持ち上げればよいのではなく、静かに持ち上げて、3箇所の蝶番に同時に挿入しないといけないのですが、全力でやっと持ち上げたドアをそんな細かく動かすことは出来ません。
ああ、こまった、こまった、こまった
いろいろ悩みました。
スタッフが来てから手伝ってもらおうか、、、いや、怪我させたらいけないな
昨日夜あっていた近くの先生に電話して、来てもらおうか? いや、先生も腰を痛めたら大変だし、先輩を呼ぶわけにも、、、
そうだ、古雑誌をドアの下に入れて少しずつ持ち上げよう
さっき出た写真ですが、ドアの下に本が入っています。でも、古雑誌の数が足りない
そんな時に目に入ったのがこれから廃棄する予定だったレントゲンフィルムたち
古雑誌よりも、少しずつ抜くことが出来そうだと考えたところです。
しかし、ドアの重さが尋常ではなく、抜こうとするとドアが傾いてしまいます。
一瞬、倒れてガラスが粉々になる悪夢も見ました。ほんとうに「やらなきゃよかった」と後悔していました。
そんなとき、佐川さんが来たのです! 天の助けだ!!!と思いました
で、アマゾンを受け取ってから「すいません、ちょっとお願いが」と、申し出たところ、「ああ、いいですよ」と快諾していただけたのですが、、、、
が
が
「いやー、重くて抜けないですね」
お仕事中にお時間はいただけないので、すぐにお戻りいただきましたが、
さてまた、一人の時間です
あきらめるに、あきらめきれず、レントゲンの束を増やし、全体的に一度持ち上げました
それから、徐々に山をぐすぐすにくずしはじめ、山を崩しながらもドアの位置を修正修正
くりかえし、くりかえし、くりかえしたところ
最終的には事故などなく、またぎっくりごしにもならず、ドアは無事復旧しました
レントゲンに助けられた自分の運命を呪いま、いや、感謝しています。
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そんな私が脱力仕切っているところでスタッフが来てくれました
「あ、治ったんですか。よかったですね〜♪」
は、はい。すごくよこったです。すごくたいへんでしたけど。
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さて、今日きゅんとなった出来事 ではない、教訓となった出来事でしたが
私の中学、高校の先輩となるベテラン歯科医師 寺西 邦彦先生の名言を紹介させていただきます
聞くと見るとは大違い
見るとやるとは大違い
やるとできるは大違い
できるとできたは大違い
できたとできているは大違い
実感しますねえ
頭でわかっていても、実際に出来るかどうかって ずいぶん違うことです
これを教訓に、今年はこれ以上重い仕事は絶対しないように注意したいと思いました
一般家庭のドアは2−30KGのようですが、ガラスのドアですと80KGくらいあるようです
以上、今年1番の重大仕事でした