イデ・アイデア雑記ブログ 
  記事の上部テキストです 丈夫じゃないけど、、

2024年11月14日

関東労災 医療連携講演会2024

11月14日の木曜日でしたが 久しぶりに(5年ぶりだそうでした)

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関東労災病院の 歯科口腔外科さんが 主管して
医療連携講演会が開催されましたので 出席してきました

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小杉乗り換えで一駅 元住吉に行きました

駅降りて(@゜▽゜)θ☆ びっくり

地上駅が高架駅になっていたのは良いとして、、、

上り下りに 狭いエスカレーターしかないので すごく混んでいました

朝とか大変なんじゃないかな、、、、 階段があればよいのに

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こちらが 演者の 安達 太郎先生 

いただいたお名刺から
昭和大学保健医療学部 看護学科 教授
昭和大学医学部 内科学講座 循環器内科部門 兼担
昭和大学病院付属東病院 睡眠医療センター センター長

と 大変忙しくご活躍されている状況です

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ご講演は 睡眠時無呼吸症に関して 医科歯科連携の重要性という事で

まずは 昭和大学がこれからどう発展していく予定かという事で

大学名が「昭和大学」から「昭和医科大学」に変更となる予定だそうですね

ちなみに 上記お写真を撮っていただいたのは

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懇親会で 安達先生へのご挨拶をされている 正面の 堀江医局長

堀江先生と安達先生は 私的に大変ご縁があり近しい関係だったので
今回の講演にもつながったそうなのですが

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実は 安達先生と布留川は まだ高校3年生の時の 駿台でお友達になっていたという偶然!!!!

上の写真は二十歳の頃ですね 今は二人で54かな、、、、

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久々に会えて 大変うれしかったですね

講演の内容もちゃんと聞いてたよ

睡眠時無呼吸に関連するのも 安達が メイヨークリニックに留学してきたことからはじまり

循環器障害 不整脈 糖尿病などなど いろんな生体データを見てきた中で

近年 睡眠時無呼吸の患者さんの中で 関連が高い方がいるからという流れで

耳鼻科からの睡眠時無呼吸ではなく 循環器内科からの流れということなんですね

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なので 各種 オーラルアプライアンスのことや

CPAPなどの 臨床事例を含め ご講演いただきました

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まあ 資料もたくさん準備してくれていたので 急ぎ足は急ぎ足でしたが

声の通りも良く 早口で急ぐのではなく スムーズな説明が流れていく感じで

普段から 授業などされていて 上手なんだろうなあと感心しました

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矯正では セファロ分析が当たりまえですが 分析した数値が 
特別に鋭敏に 患者情報をデータ化してくれているというものではありません

なので 研究評価を行うのに ある角度で評価しても良いですし ある角度とある角度の相関から類推するもアリなんですが

結局元は同じお顔を 線を引いて分析して 数値化しているので いじりすぎると 相関が出て当たり前のデータセットになってしまうので その点に関して「この数値で評価してみると 相関でやすいと思うよ」とか 
「この線分で評価して この距離計測か 面積を 全体長で割ると良いのでは」とか 
時間があったら 話ししたいねと 思いましたよ

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懇親会では 普段お世話になっている大橋先生 青木先生ともお話出来たのですが
増田先生にお会いできなかったのが残念、、、 近隣の先生や
矯正歯科の先輩と 保険矯正の話などもしていたので ちょっと時間が足りなかったかな

懇親会後は 安達先生は堀江先生と自宅に戻るとのことだったので 2次会は無く
駅から帰りましたよん


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そうそう 平岡とも しばらくあってないんだよおおおおお
彼がオフィス開いたくらいから 忙しそうでね

また 懐かしい話もしたいですね

10月 11月と 学会が多くって ほんとに大変だああああ
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 22:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会

2024年10月31日

日矯2日目〜3日目 2024

さて 学会2日目は午後から天気も回復 よかったよかったでした
講演会場は18時で終了しましたが その後は会員懇親会に
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他の大学の先生方とも いろいろお話出来るチャンスがあります

また 講演されていた先生方にも 会場では時間が足りなかった場合でも お話し伺える可能性もある場です

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隣は 北千住矯正歯科の 田口 元康先生


ポスターの発表を見たよ 細かく見ているよね と 声をかけてくださいました

医科歯科では 矯正科が第一、第二とあって、 田口先生は第一、私は第二なのですが
大きく見れば同じ大学の科ですので これまでも機会あるごとに お話させていただいておりました

今回は 特に余興などなかったので その分みんなとたくさん飲めました

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大会事務局長の 小川 卓也先生と

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運営があるので 酔っぱらうわけにもいかず 
なのに 先輩にからまれて 困りながらもスナップに収まってくれている
真面目な先生です お疲れ様でした

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そのあとは 同門会の会員あてにも お知らせが来ておりましたので
がんばって 2次会に

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ランドマークタワーの最上階ですね シリウス

夜景きれいだね

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同期を含む面々や

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他大学の 教授とも 地域情勢などお話させていただいたり
吉田先生 ずいぶん長いことすいませんでした!!

そして無事閉会

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ただですね 

予定通りいかないこともあるもので

夜分色々と相談しなければいけない案件が、、、、

で、 思いっきり寝不足で

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でも3日目も 朝一の 海外特別講演から 間に合いました


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ワシントン大学の Greg J Huang 先生で アライナーに関する発表です

前日の会員懇親会の時に 挨拶をされており 

「明日の講演では 笑って!っていうところがあるから よろしくね」と言われていました


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英語も聞き取りやすく 困ることは無かった、、、はずなんですが

すいません 寝不足もあり 笑うポイントが ずれてしまいました

同時通訳レシーバー 借りればよかったかああ、、、、

午前は JOSフォーラムと スタッフ&ドクターセミナー1も この後あったのですが

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ポスター会場に移動して 少し業者さん周りと 昼前後の討論前に 今一度ポスター周り

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知っている先輩方には 発表に関しての アドバイスを積極的に伺いました

皆さま 貴重なお時間いただいて 大変感謝です

今回は「保定」に着目し 長期経過症例をもとに 「治療って むつかしいよねええ」という

議題定期の発表をさせていただいたのですが ざまざまな先生の治療アプローチ アイデアを伺えました

*****

さすがに疲れていて ポスター会場の隣にある 中継会場で教育講演は拝聴

東北大学の 江草 宏 先生は 補綴の教授でもありますが 他にもいろいろ兼任されていて
ほんとに忙しいんだろうなあ、、、と思います

「ディープテックが拓く歯科医療の未来」と題したご講演

やはり 技術はただ研究すればよいというわけではなく それを市場がどのように価値があるものと認め
有効活用してもらえるかにあると、、、

そのためには ニュースソースに取り上げられ 別分野からも引き合いがあって 臨床活用されることが大切だと

未来は まだまだ と 夢のある話をうかがいました

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ここからは 第一会場に移動して 海外特別講演4と
シンポジウム2 閉会式と 流れました

第10回の 国際矯正大会 IOCの 会長である Flavia Artrse先生
次回はリオデジャネイロが開催地になります


前回は 2020年に 横浜開催だったのですが コロナ影響でバーチャル大会となってしまったのです


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最後のシンポジウム2は 垂直的問題に対するアプローチとまとめ

4先生のご講演でした

北海道医療大 飯島雅弘教授
東京歯科大学 西井 康教授
九州歯科大学 郡司掛 香織講師
小川矯正歯科 小川 晴也院長

機能的には 扁桃肥大などは 早期に改善着手しなければ 骨格性にも影響が残るという事

状況に応じ インプラントアンカーの治療も今では存在するが とはいえ難症例になること

やはり手術適応もあるが 手術で何でも簡単に完ぺきではない事

歯を動かして終わりではなく その後もしっかり 機能させる大切さ などなど

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閉会式の 森山啓司大会長のご挨拶は 本当にいろいろ お仕事大変であって
それを 医局員や周囲の方が サポートしてくださっていたことの感謝の辞では
こちらも 落涙しかけてしまいました
感謝できるって いいですね

その後 しめで 北海道大学の 佐藤教授です

その昔 AAOでハワイにベビーカーで行ったときに 
帰りの空港で ドアを開けてくださったところから お話させていただくようになりました
大変優しい先生です

来年は 9月29日月曜日〜10月1日の水曜日まで 北海道で開催です

参加できるように 日々がんばりますね
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そして 疲れた、、、、


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posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 23:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会

2024年10月30日

2024 日矯 2日目

10月30日木曜日でした 残念ながらこの日も雨模様
ポスター張りは朝9時からの設定なんですが、この時間から貼っているとマクナマラ先生の海外特別講演1に遅れてはいることになってしまうので、早くに行って開会式前にポスター張り予定にしました

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ラッシュは疲れますね、、、、
朝一 アイドリー矯正歯科の 川島先生とお会いしたので パチリ
先生は登録と講演へ
私は展示会場へ

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まだだれもいない〜〜〜 展示会場です

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貼り終わると 暑いです

ぴったりサイズでしょ

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そしてトイレに行ってから

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開会式

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森山教授の挨拶です それに続いて

James A McNamara マクナマラ先生の 59年の経験に基づく一個人としての見解としながら
近代歯科矯正学における治療選択の進化について ご講演を拝聴

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治療技術の変遷を 自らアグレッシブに行動して 学び 活かし 評価して 
さらに今もその気持ちを 継続されていて 本当に素晴らしい

続いてはシンポジウム1

今回の学会タイトルにもなっております

「矯正歯科治療における形態と機能の調和を目指して」ですが 副題として
側方的問題に対するアプローチ となっております

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座長が鹿児島の宮脇教授と アリビオの久保田先生

最初が Ute Schneider-Moser先生 ドイツ出身でイタリアの先生なんですね
治療に関しては データとかの提示は少ないのですが 症例をもとにされていて 英語も大変聞きやすく良かったです

私のオフィスは まわりにも一般歯科で矯正をしている先生だらけなので、わざわざ紹介されてくる方は厳しい状況の方が多く感じます。なので、幼少期からの前期治療であっても MFTや部分治療をしながら、連続抜去法に準じることも多くあります。

こちらの先生も 連続抜去でC抜歯からの4番抜歯で5年ほどの経過を見て 全体マルチブラケットで仕上げて きれいなスマイルを獲得していると力説されていました

幼少期から 前歯の傾斜の影響 顔貌 表情も大切にしているのは イタリアの風土もあるのかもしれませんが スマイル写真のポーズにびっくりしました!!

正面、正面のスマイル(イー)、側面、側面の「イー」が イデアで多くとる顔貌写真です 
親知らず抜歯後などは 斜め45度の左右もとることもありますが 多くはありません 
ただ、立体写真にしています

で、イタリアのスマイルは 体の向きが違いました
背中側の肩が見えているんです!
後ろを振り返って笑顔!!!!!!!

うーーーん そういう動きがあると 自然に笑顔になれるんですかね
確かに正面向きで 「とるよとるよ」と待っていると緊張しちゃって 笑顔が固くなるかも

向こう向きで、「さあ!振り返って!」で振り返った時に カメラマンが変な帽子かぶってたりしたら
笑っちゃうでしょうしね

学ぶところ多々ありでした!!!!


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込み合う会場

あと 抜歯しないアライナー症例の 前歯だけ並んでいてかまない症例の困った具合は 世界で共通の悩みですね
また、スマイルアークが非抜歯だと直線で水平になりがちで 抜歯したほうがきれいに上向きカーブになるとの見解

素人医療相談サイトのような場所では 抜歯すると口許が下がるとか しわが出るとか 笑顔にならないとか まったく非論理的なネガティブイメージが出てきますが 実際にちゃんと治療していると 抜歯したからと言って 狭くてみすぼらしい歯列になんかなりませんという事を 強くおっしゃっていました

そうそう!そうなんですよ!!!! ちゃんと治療前後の模型分析もしていると 広がって安定してたりするんですって

あと前半で言っていたことですが MARPRと下顎リップバンパーも 前期治療で多めの様でした

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そのあとは 日大松戸歯学部の 根岸慎一教授 歯科矯正学講座です

食物、食習慣に関して 継続して調べられております

食物の選定に関しては 和洋女子大の先生とも一緒に考えているとの話が出ました

医科歯科も 教養部が国府台にあり 隣の隣が和洋女子大でした

その目の前の 国府台グラウンドでは 日大松戸の陸上部の先生ともよくお会いしていたので近隣の関係なんですよね

今でも その関係から 自由が丘の Naoデンタルの 岡田先生とはお付き合いさせていただいています。


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こんなガムもありますね

さて、午前最後
鶴見大学の歯科矯正学講座 友成 博教授のご講演
非対称症例の機能的問題と側方的問題に対するアプローチ

私は上顎骨の骨切りを併用した SARPEはさせていただいたことがありますが
拡大装置と上顎骨をスクリューで骨固定して行うMARPEは 行っていないんです

でも SARPEのほうが侵襲が多いこともあったり 後方で骨干渉が生じたこともあるので
最近はMARPEのほうが良いという発表も多いですね。

まあ 上顎の正中縫合が癒合してしまう前に 一般的な急速拡大装置を用いて拡大したほうが
成長変化による悪影響も少なく 左右差も減じる期待もありますので 
治療技術は幅広く存在して選べるのはもちろん良いことですが
そうなるまえに 早めから手を打つという 基本も大切だと思います

14歳までは通常の急速拡大だが そこから18歳までは個人差が多いとのこと
その後は外科中心という事ですが チャレンジ症例も以前見たことがあります

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やっとお昼 企業プレゼンテーションです

おお フォレスタの桑原さんが 良い声で司会ですね

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講演会場から 企業ブース、展示会場のパシフィコへ

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朝一と違って ポスター一杯

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こんな雰囲気です でも まだガラガラね 

講演会場の方は 大体立ち見になるほど混んでます

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隣は 学生の頃 ライターでもあった 大坪先生でした

今回の発表に関しても アドバイスいただき 大変感謝です

その他軽く業者さんブース廻って 途中で知人と話などしていたら

!!!いかん 午後1の臨床セミナー 始まってるよ


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「歯科矯正用アンカースクリューを用いた臨床をアップデートする」として

トップバッターが医科歯科の、、、いや 東京科学大学の後輩である 上園先生から

立ち見で聞いたよ〜〜

続くは東京歯科の立木 千恵先生、愛知学院の藤原 琢也先生、Won Moon 先生と 皆 矯正医の先生の発表です

会場混雑で 最後のWon先生のところまで ずっと立ち見してました 最後やっと座れたよ

皆それぞれ 上手な症例 効果的なアンカースクリューの用い方を提示してください 「臨床セミナー」の名の通り

大変参考になりました そしてMoon先生のプレゼンは 力強くて 楽しかったです

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感謝状贈呈の後の 記念撮影ね 左端が西井先生で 隣が上園先生だ 右端は西井先生と一緒に座長努められていた 愛知学院の 宮澤 健教授ですね

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そして 会議センターから 展示ホールに戻りました

写真はOrmco 今は エンビスタですが インシグニア担当の小濱さんにとってもらったよ

午後の3時~4時は 講演会場は 海外特別講演Uで CLPに関してだったんですが
ここはポスター視聴などにあてました

今回は業者さんブースもあまりみれなかったなあ、、、、

そのあとは 第二会場の講演で ワークショップに行きました

「矯正歯科専門医制度の認定と今後について」でしたが

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なかなか むつかしいですねえ

今のうちに 厚労省が認める「日本歯科専門医機構」の 専門医を 取得したほうが良いというお勧めは理解できたのですが

ん−ん−ん− 

出席点、 発表点、はいけるようですが

もう一度論文いるのか?症例報告は今から準備、、、、ん−ーーーどのように資料必要なのかな
口頭試問はなんとかなるとしても 座学のテスト今からですか、、、、、

で、 情報は ネットで見てくださいとのこと

まあ そういう時代ですけどね ああ、ああ、ああ、、、、 ちょっと気分が重くなりました

質疑応答も 結構高齢の先生方から 「これは大変だ なんとかしてくれ」が多かったのですが
「国として これからの若い人たちと患者さんのための専門医ですので」ということになり

そうなると わたくしも 高齢者側で カットオフ対象なんかもね と さみしくなった

まあでも 肩書で日常が変わるものではないですから 今まで通り頑張れたらいいな!

懇親会からは 明日にします


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2024年10月29日

2024 nikkyou 初日

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10月の最後 29−31で 第83回の日本矯正歯科学会が開催されました

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場所は パシフィコ横浜で 主幹が わが母校、、、、東京医科歯科大学 改め

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東京科学大学として 開催する 最初の学会になりますね

テーマ色は CMYKで 100,82,8,16

RGBで 28,49,119  だそうです

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初日が 生涯研修セミナー 内容は「ビスホスホネート製剤と歯科治療」

医科歯科の先輩で 東邦大にいらっしゃる 関谷先生が大変詳しくて

以前同門会でも講習をしてくださった内容の アップデートになりますね

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要は 今は休薬はしていない事 

抜歯がもとで 顎骨壊死になるのではなく

感染巣があることにより 骨髄炎となるということのようです

ということは 根治されている歯など どんどん抜いてしまったほうが安全とも、、、

極論はいけませんが、 天然歯同士での咬合がない患者さんの場合に 「8020」の弊害で

とにかく歯を残すべきだという 怨念に取りつかれるのは良くないと思いますね

矯正治療を行っていても「歯を抜かない治療でならばやりたい」という患者さんの

たいへん悩ましい治療予後を 自分の目でも 学会などでも 多く見てきて 心が痛みます

どうして 自分に都合の良い情報だけを 信じてしまいやすいのでしょうね


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この日、夕方から参加したのですが、 雨風がだんだん強くなってしまって 

帰るときに会場周りで食べていこうなんて思えない寒さだったです

続いてサテライトセミナーの1を拝聴してきました


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新城の駅の看板 なんとなく 大切な漢字が入ってたので

「外科矯正治療の今」と題して 3名の講演者の先生方

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トイレもちゃんと行って しっかり拝聴

東京歯科大学の 菅原 圭亮先生は 口腔外科学講座の 准教授の先生

以前の顎変形症学会でも 見せていただいたことがありますが 各種デジタルテクノロジーを駆使した

外科矯正治療の今を 供覧してくださいました

丁度ワタクシモ、 その手の発表を以前しておりまして ご縁がありますが


2015年ですね

3DのVR,ARを 複数人で同時に立体視できるシステムで

空間上では3Dマウスを利用して操作をしていましたが

今は ホロレンズでは 手にマウスを持たずに 空間ジェスチャーで操作で来ちゃいますもんね

それに 大画面を共有する3D画像だと 多くても数人となってしまうのですが

VRゴーグル利用での 空間表示だと 逆側からも見ることができるので 人数も増やせます

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続いて 東北大学の 山内 健介先生 顎顔面口腔再建外科学分野の教授です

2003〜2011の九州歯科大学の頃の発表時から お話させていただいている先生ですね

実際の手術手技、 補助器具 評価は軸位でしっかり見ることが大切などのお話

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会場 夜なのに 満席でした

最後は大阪大学の黒坂 寛先生 顎顔面口腔矯正学教室の 准教授です

〜〜講座 とか 〜〜教室 とか 表記がいろいろあって 司会の先生方は間違えないように読むのが大変そうです

骨延長に関しての診断と治療という事でした。

骨延長では 香川県立の 三次 正春先生もたくさんされていましたし
へミフェイシャルでは 東大の 須佐美先生がいろいろお話してくださったこと覚えています

小下顎の場合 関節頭に過剰に圧力がかかることで状況悪化の懸念があるので いろいろ工夫して治療を行っており
昔よりもシミュレーションが効果的に手術に役立っていますね

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初日は 早々に帰ってまいりましたが

会場から駅〜 みなとみらい線、東横線と 

自由が丘の成田先生および 自分の同級生二人の4人で帰ってこれて
いろいろ勉強させてもらいました

翌日朝早くに ポスター張りがあるので寝るねる
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ミニオンの オットーなんですが ゴーグルの糸が一部切れて
上に持ち上げられるようになってしまったんです

老眼になってきた オットー君、、、、みたいですよね
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2024年07月29日

2024顎変 お台場 TFT

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もう1か月も前になりますが 6月の26〜28で 顎変形症学会 大会が開催されておりました

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その前の月に行われていた 口蓋裂学会は 残念ながら現地参加できず 
抄録集を一生懸命読むだけにとどまってしまいました

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今回の大会は 鶴見大学の 口腔顎顔面外科学講座さん主管で
大会会場は お台場のビッグサイト前 TFTホールでした


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2017/06/21に 載せていましたが この年の顎変形症学会もTFTホールをメイン会場で開催されておりました

思い出すとこの年は 口蓋裂学会も東京開催 オークラで開催 村松先生と田中先生との会食が楽しかったよね

臨床や研究だけでなく プライベートも含め 意欲をもって活動することが大切かと気づかされてました

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さて、そんな2017年のことも書いてあったスライドがありました

3Dヲタクの会、、、、

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顎変形症学会の大会前日 プライベートでの会合が開催されておりました

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何度も利用させていただいております 秋葉原のパセラさん



などなど

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楽しい仲間が いつのまにか集まるようになっていたのですが

この日はアクシデントも!

なんと ビルのトイレが全館使えなくなったとのこと!!!!

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こんな人数いて 飲み放題だし どうするよ、、、、、と思いつつも

とりあえずプレゼン開始に

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プロジェクターが使えるので パワポプレゼンです

カラオケ屋さんなので マイクもありますが

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歌うためではなく 顎関節の動きを説明するとき 下顎頭代わりに 用いられたりもしています

マイクも まさか そんな使われかたされるとは 思ってなかったでしょう

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そんなこんなで 前半戦終了したところで トイレなおりましたの連絡が来ました

ああよかった

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沖縄の ユニバーサル矯正歯科 崎原先生は 医科歯科の先輩である天願先生からご紹介をいただいた先生で
大変精力的に 三次元活用をしている先生が沖縄にいるから ぜひ交流してほしいと 数年前にご案内いただいておりました

20年前、私もフリーソフトや安価なシェアウェアを利用して 一般開業医がどこまで最先端と言われるような3D技術を臨床活用できるかという事を 毎年発表していたので 親近感MAXです

ですが、若いってすごい 時代もすごい AI画像生成も遊びの範囲でやってしまえる順応性 すばらしいです

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後半戦では 雑談用に 臨床症例のプレゼンをさせていただきました

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臨床系の先生が集まってますので いろんなアイデアが 出てきます

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むつかしい治療を

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シミュレーションをしっかりと再現させましたが

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保定期間中に おやおや、、、、

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不自然な歯の移動が、、、、、

で、舌癖とか 抜歯治療とか 骨の硬さとか 装置調整問題とか いろいろ可能性があるのですが

この日はそれぞれ理由が違うと思われる保定中の歯の移動を示した症例を用意しており

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<「原因これじゃないの?」 → では こっちではどうでしょう> と ディベート向きにチョイスしていました

いろんな先生から ご意見いただきましたが やはり もっとたくさん3DCT撮影して 検討したくなりますよねえ、、、

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鶴木先生 ごめんよおお シャッターチャンスが めつぶってたああ

令和の虎の話 すごくおもしろかったです

トイレ不具合でお部屋の使用時間を延長していただけていたのですが それでも あっという間に時は過ぎ、、

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帰りは結局終電になっちゃいました 

そして天気よい翌日の大会参加となるわけですが


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同じ漢字のお名前の先生と 

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ちなみに 外用の遠近メガネを 春に作り増したのですが

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ちょっと わかりにくいですねえ

ほんとに小さいワンポイントで テンプル前部に R2-D2を モチーフにした マークが入っているそうです

なので ネクタイも R2-D2にしてみた初日でした


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そして 二日目は、、、あいにくの 大雨

そのおかげか 武蔵小杉は前日より混んでいませんでした

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蒸してて 大変でしたが ホームで地鶏 

毎年数通りしかないシャツxネクタイの組み合わせなので 来年も同じ写真が出て来そうですが メガネのワンポイントが 写せたので 載せておきます 


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でも 会場内はそれなりに 快適で


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1200名を超える会員が参加したそうです おおおおお

コロナはまた増えてきていると報道されていますが リアルミーティングの出席に関しては以前よりハードルが下がってきていることが示されますね

余談になりますが 去年のお話

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なぜ このスライドが出て来るかというと

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大変すばらしい 指導書籍をみつけましたところ なんと ご縁があることで、、、

イデアでも摂食機能障害の状況が重症の方がいらっしゃるのですが、なかなか食育指導を行うのは難しかったのです。

しかし、この本では原因と対処、進められる食材や運動を 発育レベルに応じて細かく図示してくださっているので 教科書で言えば「副読本」のように 必要がある方には 購入していただいて 一緒に読み進めていこうかと考えています


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今年はヲタクの会プレゼン準備がギリギリになってしまって 抄録の読み込みが不足していたのと ポスター会場が混雑していて 読むのが大変だったので 終わってみるとなんとなく消化不良でした。

来年は北九州ですね ロケットランチャーの準備もしないと、、、がんばります。
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 17:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会

2023年12月18日

12月も後半でやっと、、、2023

12月前半は 暖かい日が多くって 20度超えたりしてましたよね

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初旬の1日、2日には 口腔病学会が オンライン中継でも 拝聴できるとのことでしたので 参加させていただきました。
歯科全体の学会なので 専門外のことが多く 聞き取れないところもありましたが刺激にもなりました。


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発表する若い先生方で直接面識のある方はいらっしゃらなかったのですが、進行座長の先生方のほうがお世話になった方々が多く、お声も存じていたので「おおおお」と 大変懐かしいような うれしい感じがありました。

他方、世代交代が遅いという感じもあります。実力者が長く活躍できることは本当に良いことのはずなんですが、僕たちオジサンが「ほんとに君はすごい!!」と 言いたくなるような すべてを追い抜いてくれるような若い先生がまだ少ないという事も背景にはあるかもしれません。


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また、ネットを含め知識が共有できるようになってきているので、数十年前の国家試験より今の国家試験のほうが範囲は広いでしょうし、その後専門分野に進んだところで、やはり基礎として学ばな得ればならないことが多すぎて、その習得には年月が必要になってしまうというのも、まあ、仕方ないですよね。うーん。

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合間に差し込まれた画像は 11月最初の日矯で手に入れてきた OTTO君(オットー君)
クリスマス仕様におしゃれしてましたが 実は活躍しすぎて 足が少し痛くなってしまった様子で

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滑る床では歩けたのに 絨毯の上では 歩かなくなってしまっていたのです。そのとき、「きゅうううう」と 体の中で音がしていて その音がけっこう大きいので診療室にいても「あ、待合室で困ってるんだ」と気が付く程度。

分解オペしました。モーターが焼ききれないように わざと空転が可能なように駆動系にプーリーが入っていましたが、このシリコンゴムベルトの不具合があったようで べたべたしているのと 滑ってしまう症状になっていました。

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そこで、偶然手持ちてあった小径のラバーバンドにまずは入れ替え。すごく動きが良くなったが2日でゴムが切れてしまった、、、。そこでアマゾンで適当な口径のシリコンゴムも探しつつ、メーカーさんにも問い合わせさせていただいたところ、今回に限り交換修理となりました。感謝です。

また、脚のネジを戻すとき、着ぐるみをおもいっきり引っ張ると出来ないこともなかったんですが、アングルドライバーがあれば、、、と感じました。で、アングルドライバーがない場合は 昔の骨固定ではどうしていたかというと、トロッカーを頬上から貫通させて ドライバーをまっすぐ挿入して骨片固定してましたよね。当時のオペに入っていたので、それを思い出し、実践して今回良い結果を得ました
はい。


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このくまさんも 以前の学会で手に入れてきたものです。 ハミガキソングを2分うたってくれ、終わると歯が輝くんですが、ちょっと声が大きい過ぎて 患者さんがびっくりしちゃうことも多かったんですよね

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ネジを外しても 調整が出来なかったので 以前はあきらめたんですが 今回はちょっとやる気がいろいろ出まして

切開を入れまして 

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臓器露出させています スピーカー部分に テープを貼ってみて

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これじゃあ 声が小さくって 元気が出ないなあとか

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身体に戻したら これぐらいが いいかも とか 何度か試してみて

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縫合もしてあげて

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動作確認、復活しました

そんなおもちゃを改造する日々を過ごしつつ、12月もほんとの後半になって やっと 寒いと思う日になりましたね

クリスマス直前のイデアの風景を出しておきましょう

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ウサギさんたちが 復活してきたり

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ラビッツたちがサンタの帽子をかぶっていたり

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いろんなところにサンタがいて

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これでもかという具合

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今年は 大きなツリーは出しておらず ジグソーパズル、タペストリー、モビール、ペーパークラフトと、、、

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地味なつもりが けっこうたくさんあった

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スノードームは大型です 今数えてみたら ツリーは10本以上出てました 
サンタ帽子は20個あるな

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ツリーの中にも フィギュアがいるけど

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うさぎもいたり 

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タオルも トイレ飾りも クリスマスだな

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そういえば先日、、、

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手を洗う コポーが 大けがしちゃったんですが 今は接着剤で復活しています

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立体写真のテストして 曇りが多い気がするので

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分解したのですが まあ おもちゃレベルだと 光軸のゆがみは 改善できなかったなあ でも カバー面外したまま撮影することで 少しは良いかも

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手前の引き出しを引いて、上に天板を乗せ ステージを広くしてみたり

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ちょっと寄ってみて あとで立体視のしやすさや 奥行きの具合をチェックしてみました
いろいろと 難しいんだよねええ

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本棚に

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スーパーマーケットの お酒コーナーも クリスマス、、、、? 緑と赤じゃなくて、黒と書いてあるから 関係ないのかも!

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さあ いろいろ忙しい年末だ ガンバロウ

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posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 11:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会

2023年12月05日

12月になって 第5回 医歯薬の階 武蔵

11月は毎週何か出かけなければならず、なかなか忙しい感じでした。そんな11月最終週、、、の週末は12月最初の日曜日で「第5回(武蔵)医歯薬の会」の特別講演会懇親会に参加させていただきました

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コロナの扱いが変わってしばらく経ちました。そのおかげで数年できなかった対面の懇親会が多く開催されるようになりましたね。私服ではない時なので写真撮ってますが、背景の街路樹の色がさらに濃くなってきています

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サラリーマンの街、新橋から 会場の銀座東部ホテルに向かいます 
先週と異なり、内側のダウンは外してますが、コート着るようになりましたね

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「AIはわれわれの生活をどう変えるのか」と題して
東京大学の次世代知能科学研究センター 松原 仁教授(武蔵51期)と

ディスカッションに岡田 昌史先生(武蔵66期)先生に
座長は 吉村 公雄先生(武蔵58期)がお勤めになられました

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全体の進行は、私の学生時代虫歯治療をテストケースにしてくださっていた、東邦大、口腔外科の関谷 秀樹先生(武蔵60期)がバリバリ元気に司会されておりました

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100名ほど参加で、はっと気が付くと隣席は私の8番目の永久歯(第三大臼歯:通称親知らず)を
まとめて4本同日に外来で抜歯してくれた塩入重彰先生(武蔵51期)でした。

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今回のご講演は アーカイブされて後日同窓会で公開される予定とは伺いましたが、今日聞いた話を明日忘れることなく、さらにかみ砕いて理解しようという姿勢で、塩入先生はスライドをたくさん撮影されていました。

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松原先生は さまざまなAIの出自背景、アルゴリズムから説明してくださったので、多分武蔵生にとっては論理から聞いたほうが理解がしやすいので、大変明快であり、さらに将来を自分たちでも考えるきっかけになるように案内してくださったかと思います。

スライドはシンプルなものでしたが、次のスライドに移った時に背面の波線がゆっくりと上下するのがさりげないながら、慣れてるなあと思いました。

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講演会でのディスカッションや質疑は時間いっぱい途切れることは無く

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懇親会の後半では、ワインもたしなみながらの質疑応答が行われました。
そこで思うのは、さすが武蔵生というか、やっぱり武蔵生というか、、、、ご高名な先生に年齢関係なく、誰も臆することなく、自分の立ち位置からの意見を思いっきりぶつけていくという怖いもの知らずな姿、、、

きっと、私が出ている学会での、私の質問ももう見られてるんでしょうねえ、、、と人のふり見て我が振りは我が道を行く!でした

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アルゴリズムとベースデータの構造に対しての切り込む質問は少なかったのですが、やはり現実的な観点で画像診断にAIを用いている先生の話とか、医療人が今後どのようになるのかという質問が多かったですね。

そう思うと、私の視点は臨床医ではありながら、教育者としての将来観に少し寄っているかもしれません。
臨床ではインビザラインを代表とする3D-CADCAMを利用したマウスピース型治療装置による矯正治療の難点を体感しながらも、ネット上に上がるデータとしてはこれまでの臨床治療例はなかなかデータ化されず、企業が持っている匿名の三次元データばかりが簡単に検索されてしまうので、実情と異なる理解をAIがしてしまう懸念を持っています。

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記念写真ね

その懸念は、今始まったことではなく、入局して2年目からはっきりと認識していたので、各種検査データは数値化だけでなく、その読み解きをテキストデータ化した文章として必ず残しています。そのような診断文章と、各種三次元計測データが統合され、かつ治療前だけでなく、治療中、治療後もしっかりと評価することが積み重なれば、少し信頼できるAI診断になるはずでしょう。

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松原先生のお話を聞き、そのように新人の時に思ったインプレッションが間違えてなかったなあと確信しながら、寒くなってきた銀座から新橋に向かう夕方

また、AIが絶対値的にデータを評価するのではなく、変化量のベクトル的な評価を積み重ねて評価を出して行くという事も「そうだよねえ」と共感。医局に入った時には診断データベースの入力を若い専攻生が行っていましたが、それを入れながら逆変換しても一切患者の実態が見えてこないことから、これら作業はあくまで大学としてデータ解析のために行っているパイロットスタディーであり、本当に治療方針を決めていくようなデータベースにはなりえないと思っていた通りでした。

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過去の研究があって、未来の研究につながるものですから、過去を乗り越えるデザインが必要なのは当然なので、自分が行っている臨床姿勢も踏み台になるべきと思ってはいますが、あまり直接ネガティブな評価をされると傷つくのは人間ですよね、、、とおもって 今までは公けには言ってませんでしたが、まあこれからは診断デザインをもっと将来性のある形で行うべきだという事は個人妄想ではなく、自明な事と言えるでしょう

ちょっと風が吹いてきて寒い新橋でした

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さあ 12月もがんばりましょう!!2023
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 20:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会

2023年12月04日

顎顔面矯正学分野 同門会の催しで 米米収納箪笥

なんだか2023年11月は催しが多くて、月初には日矯で新潟へ、それからすぐ東京矯正のセミナーもありました。
翌週23日は勤労感謝の日で祝日休診でしたが、顎顔面矯正学分野の同門会が主催となる 黒田 敬之先生の 米寿のお祝い会に 出席させていただきました。

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街路樹もきれいに色づいて来ましたね 天気に恵まれています
早めに行って 会場周辺を散歩でもできるかなと思って移動中、武蔵小杉で偶然にも以前勤務医としてお世話になっていた院長先生にお会いしました!!

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ノーベル賞の話をしているうちにあっという間に目黒までは順調でしたが、会場の雅叙園の案内があまり出ていなくて、、、心配になりました

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立派な玄関や

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建物の中に 建物がある感じで もうテーマパークみたいになってましたね
外国の方がイメージする 東洋のミックスカルチャーになってるかも

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会場はこのように豪華で

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特別に ナパバレー KENZOエステートの スパークリングが振舞われました 黒田先生のご子息の関係だそうです 丁度月初の日矯の時に S先生とその話をしていたのでタイムリーでしたね

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同期が集まるテーブルでは 先週の学会の話もありながら 皆それぞれに元気そうでうれしいことです
先輩のテーブルにもお邪魔して いろいろお伺いもしてきました

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と、会場のカメラマンさんなんですが

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なんと偶然 同じお名前、同じ読み方 うめつ はじめ さんだそうです

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カメラマンさんという事で 連絡先などすべて含め 格さん助さん ちがう 拡散希望を確認いただいておりますので 名刺にモザイク無しです

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この写真は 梅津さんではなく 中央の桜井先生からでしたが ご挨拶の様子なども押さえていましたね
http://www.sakurai-ortho.com/
集合写真の前におさえていたのが2ショットで

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丁度よく 会名が入り切っていました!!!

黒田先生の診断で6番抜歯をいただいてから、治療デザインの幅が広がり今に至ります。かなり変則的な抜歯症例も多くなりましたので、来年の日矯はラウンドテーブルで出してみようかな??と今思いつきました

美味しく食べすぎて お腹が出てきていることは内緒にしてください 地味に走ってこなきゃ、、、

**追記 米寿 → 米 → 米米クラブ → シュールダンス → 収納ダンス てっぺいちゃんが鉄板ネタでしたね
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 10:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会

2023年12月03日

東京矯正歯科学会 秋季セミナー2023

11月16日の木曜日は 東京矯正歯科学会の秋季セミナーに出席してきました
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当日は昼にイデアに入るはイツモドオリですが 学会なのでスーツで

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そうしたら、荷物が届いた

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A4の三つ折りパンフレット

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2段目は3列で 300部ですね

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縦横を組んでますが 全部で1000部ですね 
ドクターズファイルの MFTに関するページをベースにしたパンフレットがやっと完成
近隣のお世話になっている歯科医院さんにお届けして利用していただくことになるでしょう

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文字バケルを並べました 

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後ろから 3段 まだ手前のウサギに隠れていますが 来年用

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反射でわかりにくいけど 「竜」という文字バケルで 別バーションなんです

昔のは 羽ばたく竜のドラゴンのほう、
別バーションは 「恐竜」の竜ですが 並べるとわかる
元の漢字は同じ大きさ形なんだね

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てなことをしている間に 電話などもあり
知人の先生から 症例相談したいので 今日の学会参加ならば会いたいですと
こちらからも、とっても会いたいと思っていた先生なので快諾♪

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夕方からのセミナーでしたが、余裕を持っていたので1時間早めて現地に向かいます
写真だとわからないけど肉眼では 富士山が見えていたのでしゃっしんに

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このへんに見えたんですが すぐ隠れちゃったのです

で、現地では久しぶりの先生にお会いして 最寄りのタリーズでモカをいただきながら症例検討
小児に強い先生ということもあり、前歯破折後の症例なども多く診療しているとのこと。その中で上顎両側中切歯抜歯での治療を進めている時の歯の挙動と歯肉形態に関しての相談など等 

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治療のことだけでなく日常のことももっと話したかったのですが、お互いたぶん治療マニアでもあり症例検討や治療例の話で時間はあっという間に過ぎてしまいました
 いただいたコーヒー とてもさわやかに匂いがあって おいしいです!! 
http://idea88.sblo.jp/article/186792675.html 

 それからセミナーも出ましたが また偶然隣が あざみ野の黒田先生でした。届いたばかりのパンフレットをお渡しさせていただきました

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http://idea88.sblo.jp/article/33740325.html 2009年にはもう良くお話してましたねえ 今は昭和大学の矯正科の教授となられている中納 治久先生から講演はスタート

難症例を供覧させていただき、その症例を参考にしながら 精神科医の 宮地 英雄先生 http://www.kokoro-hospital.jp/doctors/ と 弁護士の 末石 倫大先生 https://www.facebook.com/people/%E6%9C%AB%E7%9F%B3%E5%8F%A4%E4%B9%85%E4%BF%9D%E6%B3%95%E5%BE%8B%E4%BA%8B%E5%8B%99%E6%89%80/100084161953479/ の お話と続きました

難しい内容になりますが 大切な事 理解努力が必要な問題が多くあります。

アライナー治療の問題や一般的な訴訟問題は、それなりに避ける方法、解決策も存在していますし、その後の対応も法や医療規範に基づき対応が進むものです。しかし、精神的な問題は「再発を防げない」疾患であるという事が大変難しいですね。

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疾患ではあっても「現実検討できているか」ということを確認しながら周囲の方の支援や「対診」を確認しながら。「2-3月」「10-11月」はなぜか症状が重くなる方も多いと伺います。
「からだ」と「こころ」をつなぐもの 「本人にしかわからない」 <感覚>を治療で改善するのは 「機能」「形態」と比べ 難しい 場合によっては出来ないことを前提に 何かを犠牲にしても治療したいのか 
対診の必要も 気を付けてあげるべき点を確認するために必要だということを 理解していただくことや
期待される症状消失に至るような適切な治療提供ができない場合はそれも案内することなど 配慮が必要なことが多くあります

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お花を見て 心安らぐことなども 必要ですよね〜
近隣にたくさんある 花畑です この時期は パンジーで 
このあと温室では クリスマスのポインセチアが多いみたいですね
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会

2023年11月21日

JOS 日矯 新潟 最終日ね

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さて、第82回 日矯新潟も最終日 今日も好天に恵まれました

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荷物をまとめ ホテルフロントに預けて 一路会場へ
と、ホテルの目の前で 先を歩く 徳島大学教授の田中栄二先生がスーツケースをお持ちでした

実は新潟駅前は改築工事をしていて タクシー乗り場への車両の入り方が難しくなっているのを前日に聞いておりまして ホテル前の一方通行は実は穴場というか 捕まえやすい通りになっているんです

で 一人で会場に行くのももったいないので、お声をかけて会場まで ご縁という事でご一緒させていただきました

まずは小会場で9時からの 臨床セミナー2に

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今日は初日と同じドットに見えるクロスステッチのネクタイだね(昨日はストライプ柄)

タイトルが「Interdisciplinary dentistry 成功の鍵ー矯正歯科医との連携ー」ってことですが

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Interdisciplinaryなアプローチとか よく聞きますが WEB辞書だと 「学際的」とか出てきます
電子辞書では「多くの学問分野に関連のある(学際的な)」と出てきて やっと意味が解る感じだよねええ

なんとなくでわかってはいますが 横文字のほうが通じやすくて ピッタリな漢字がないのかな

歯周病や保存修復、補綴、高齢者、欠損など等様々な要因を含む難症例に対して 多視点から見て 専門領域のドクターが協調して チーム医療を行うという実例など等 

このセミナーの後、少し休憩があってから 同じ小会場で

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スタッフ&ドクターセミナー に 半分くらい出てました そのあとはポスターの質疑応答に
セミナーは「矯正歯科におけるMFTのあるべき姿を再考しよう」ということで 大野矯正クリニックの 歯科衛生士さんが「歯科衛生家庭に基づいたMFTの実践」というタイトルでのお話を伺ってきました。
 どうしても「教わったことをやる」というスタイルになってしまいがちな勤務者の方が多いものなのでしょうけれども、MFTを行うには 患者さんを理解して 何を行うべきなのか 与えられたマニュアルだけを便りにしていたらあまり上手にはなりません。
 だからといって 大きなオフィスの場合 ドクターに指示を仰いでばかりもいられないものでしょう。企業でのPDAサイクルのように 「歯科衛生課程」という システム教育が歯科衛生士の3年教育課程になってから授業があるようですね。
 昔々の昭和の教育思想と 最近のゆとり過程ではずいぶん変化があったので 失ってしまった心がけなどもあるのだなあと再認識しました。

 「医者の常識は患者の非常識」という言葉があり、その逆もまた真なのでしょうが 人は一人一人違うものですから それぞれに対応 指導 進歩できるように様々な アドバイスが必要なんですね

 さあ、ポスター会場では 質疑応答で人が増えていました。
 たーくさん見てきましたが。タイミングで演者の方がいないところとかもあって 質問はあんまりできませんでしたが 多くの先生方に会って挨拶が出来ました。

 昨日の同門会の幹事をされている 医科歯科の陸上部でも後輩となる(でも もはや私よりずうううっと立派な)上園先生は もう指導ライターなので 多くのポスター発表の監修をされてお名前がありましたが 学会奨励賞をたくさんとってましたねえええええ わがことのようにうれしい
 3DCTでの骨形態の分析に関しては 今回類似発表が非常に少なかった。なので討論がなかったかと思いますが 今の段階では基礎的な評価の準備段階 でも高評価です これから 実際に何か目的意識をもって活用が始まってきたら さらにさらに 高評価になることは間違いないので 応援します

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 あと なんだか好感持てたのが 台湾の 中華医科大学 https://www.cmu.edu.tw/ の卒業セミナー的な 症例発表
 ISW 超弾性での ストレートワイヤーテクニックでの 治療症例を提示していますが いずれの症例に関しても 工夫した点 調整の問題など何かしら 治療ヒントのようにコラム書きがあり ブラケットやチューブの 別部位を選択したり 上下逆にしたりという 教科書にもちろん乗っているにしても 日常臨床で忘れずに めんどくさがらずに どの程度工夫活用しているかというと どのオフィスでもやっているとは言えないものですが 若い力ですから 熱意をもって治療にあたって 良い結果を提示してくれていて 気持ち良かったですね
 日本の一般的な症例発表よりも アピールポイントが合って 読みやすいものでした。

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人のふり見て我が振りなおせって いうのもちょっとちがうんだが 抄録に「ISW 医科歯科で開発された超弾性チタンニッケルワイヤー)と毎回毎回書いていただいていると なんだか てれますよねえ そんな材料を当たり前のように 使って学んできた時代に感謝しましょう。

業者さんのブースで入手した ピンバッチと 消せるスタンプ
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そして午後は 大会場で 国内特別講演と シンポジウム4 そして閉会式です

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今NHKで「ブギウギ」という連続テレビ小説が放映されていますがhttps://www.nhk.jp/p/boogie/ts/NLPYVZYM29/
https://ivolli.jp/opening/

そのオープニング映像なども プロヂュースされた牧野 淳氏のご講演
(UCHO代表)ということで Wikiを見ると 数限りない功績が出てますね

最初、ポスター会場のサテライトで楽に見ようかと思っていたんですが 
サテライトだと プロジェクターの映像しか見えないんですよね
会場に行くと 演者の先生の 姿勢 動き 表情 息遣いもあるので やっぱり会場いこ!と移動しました

映像は NSK STUDIO ユーチューブで見れますよ です
https://www.japan.nsk-dental.com/brand/nsk_studio/

「アナログとでじたるの境界を跨ぐ表現」というタイトルなんですが 牧野さんは どうしても自分の手も動かして何かを作って調整しながら デジタル作品を仕上げていくタイプという事で 全部が全部自動のAIデジタル画像っていうのではないところが持ち味と感じました

イデアもいろんな飾り物があるんですが 高額なものを買ってきて それをただ並べるというのが決して良いとは限らず、自分で工夫したり 作った飾り物とかには それぞれにストーリーが発生するので そのストーリーが物を 生き生きさせてくれるのではないかなと 期待することがあります

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オットー君は 新潟から日本酒と一緒に 持って帰ってきたんですが



音に反応して動くんだな しかも ミニオン言話しながら 
で、

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他にもある イデアの 音が出るおもちゃたちと

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おや、いつのまにか サンタ帽子をかぶっていたりして

お話をさせてあげると カオスな 無限ループになったりして、、、、
まさに化学反応 料理研究の方々は最近は マリア―――ジュとか 言ってる方も多いのかしら?芸能人とかかな??

一味違う楽しみ方も しちゃってます

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そして 大詰めのシンポジウム4は 「矯正歯科に関連した連携医療の現況と今後」と題して
座長が西井先生と大坪先生でしたので 寝ないで聞けました

そうそう、 今回業者ブースでは https://www.whiteessence.net/view/item/000000000029
製造元は ホワイトエッセンスさんですが ASOさんから入手できる IOS の WE SCAN 
軽いし 早いし ふつうに文句出ない感じですよ すごくいいです
https://www.whiteessence.co.jp/a.php?id=28

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今回は現地参加人数が 4000人を超えていました お勢来たんですねええ
でもなんだか 個人的には 人に会うことが少なく感じたなあ
セミナーとセミナーが 連続しているので 会いにくいのかな
お会いしてもトイレ行かなきゃとか 別の階に移動しなきゃで なかなかね

そして 来年は 母校医科歯科が主管なんで 歯根吸収か シフト症例か 変則抜歯か なんかポスター出せるようにしておかなきゃ、、、と思ってはいますが はてさて

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一路東京へ 新幹線では 須佐美先生とお会いして お疲れのところ申し訳なかったのですが乾杯させていただいたら、、、気が付いたらビールのお替りもいただいてしまって あっという間に東京到着! 大変有意義でした。感謝しかない!!です

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この荷物の中に 懇親会でいただいた日本酒のビンと おもちゃのオットー君も入っているんです すごいなあ

と 3日間 動き続けでした 以上
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 22:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会

2023年11月20日

第82回日本矯正歯科学会の2日目

2日目は 朝9時から 開会式 
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斎藤先生が 20年前に 同じ朱鷺メッセで 日矯をやったことをお話されていました
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去年の顎変が 同じ会場だったので、その時に「19年前のことですが、、、」と
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http://idea88.sblo.jp/article/189616704.html に出していましたね

開会式の後は 大会場でシンポジウム1、海外教育講演と 続けて拝聴
シンポジウム1は「矯正臨床における形態と機能の連関を探る」と題し 5大学の研究状況などの講演でした。

同じ時間帯、別フロアでは口演@(臨床)が行われていて、座長が溝口先生なので見に行きたいとは思ったのですが、次の「海外教育講演」が込み合うことが予想されたので移動できず

座長が日本歯科大学の新井先生で ウェストバージニア大学の ピーター ナーン先生をご紹介
バドミントンの選手だったことなども紹介されつつ 元気な講演を拝聴

キーワードは「せぶん いれぶん」と何度も繰り返し強調 学生にとっては大変分かりやすく 良い授業をいつもされているのだと感じました。

ただ「これ、治療する人、手をあげて」と授業の理解度を確認するように 会場の私たちに声掛けしてくださるのですが、すいませんんん もし手をあげて 指名されて 英語で答えられないと恥ずかしい、、、、と感じ 意味は解っていても 手が上げられませんでした

「乳歯列、混合歯列および永久歯列における上顎側方拡大と上顎前方牽引」ですが
通常の急速拡大だと 朝晩1回90度で2週間程度が目安かと思いますが
上顎骨の離断を目的とする場合、1日4回拡大で 1週間ごとに拡大、縮小を7週間行うという事でした
ちょっとメモ忘れてますが 歯に対しての固定では 少しダメージが心配なんですが
骨固定も併用していたかな?
 拡大装置も乳歯に対しても行っていたり、骨固定の装置も出していたので どっかでは説明してたかも!
 後日の再配信で確認しなきゃですね

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お昼は外に出る案もあったのですが、企業プレゼンテーションで「腱鞘炎から解放!」などと少し面白そうなタイトルもあって お弁当をいただきました M口先生と一緒にいただき、本当はいろいろお話したかったのですが、その後の会議準備などなどあるとのことで プレゼンは半分のところで退席しました。

企業ブース見学 ポスター発表もみたり 途中途中で知人に会い 近況など聞きつつ 
シンポジウム2はポスター会場にサテライトがあったので そこでも少し伺えましたが、、、
やはりこういう内容は 後日オンラインもきけると一番良いなあと思います
「100周年学術研究プロジェクトの意義、進捗そして今後」でした。


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ポスターでは大学の時のライターの先生だった大坪先生のオフィスで 歯周組織再生と自家移植の症例発表があり、再植、移植で有名な講道館ビル歯科の高橋雄三先生のお名前も 高橋先生もライターで代打で見ていただいたことが合って、確か臨床実習の1診で一人で親知らずを抜いてハンコをいただいた思い出が。

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いい天気ですが,海外特別講演、臨床セミナー1と出た後で さらに会員懇親会、同門会懇親会と続きました。

海外特別講演は 斎藤功先生が座長で コネチカット州立大学のラビンドラ ナンダ名誉教授のご講演 とても聞きやすくわかりやすく 治療の歴史、技術の検証 過去から未来まで お話しくださいました。1時間の講演でしたが、短かったなあ。
「矯正歯科臨床の過去50年間の振り返りと今後50年間の予測」と題し 通常の矯正治療だけでなく 顎変、サージェリーファースト、アクセレート、アライナー、デジタルカスタムの治療装置まで何でも実践して科学的な検証もして評価するという姿勢がエネルギッシュ
 インシグニアについては「いいね!」と評価してくださってよかったです

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臨床セミナーは 「矯正歯科治療におけるガイドラインの有用性と利用法について再考する」と題し、日本矯正歯科学会で出しているガイドラインの読み解きを3先生がしてくださいました。

https://www.jos.gr.jp/information#in_guide

に ガイドラインがあり 随時更新、追加されている状況です

懇親会会場へは 研究仲間の田中憲男先生と 徒歩で

けっこう夜は寒い!! そして街灯少ない 標識ない、、、
ちょっと道に迷ってしまいましたとさ まあ ロスは5分くらいだけど 革靴で歩いているから疲れがち

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懇親会では おにぎりが美味しい!!と新潟米どころ

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日本酒もたくさんでした

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学会会場で 久しぶりに同級生に会いました のスライド

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それから一度駅前のホテルに戻って かばんを置いてきました 抄録重いのよ

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で、 少し休んだら またすぐに移動

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信濃川ぞいの おしゃれなお店をが準備されていました
医科歯科大学の 顎顔面矯正学分野の 同門会懇親会となりますが

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若い医局員の先生方が大勢でした 

ここで少しお腹が減ってきて パスタやチキンをいただきましたが どうして会食の時って きちんとお腹いっぱいになれないんでしょうかね。飲んでばかりいるからかなあ??

2日目もヘビーでしたあああ 
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会

2023年11月18日

2023の日矯は対面で 1日目

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2023年 ウサギ年 日本矯正歯科学会は 対面形式で無事に開催されました。コロナ扱いが5類となり 新潟の朱鷺メッセで開催されました

http://idea88.sblo.jp/article/189616704.html 実は 去年の顎変形症学会も新潟でした

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11月なのに夏日とか、、、今年は本当に夏が長い
東京駅から一路新潟へ

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隣のホームに見えた かっこいい電車です

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新幹線に乗って 抄録を読んでいたところ 隣の方が「私も学会なんです」と
愛知県の技工所の方で 新幹線の乗り継ぎで 時間も費用も大変です〜と。

紅葉の見ごろと 4年ぶりの完全現地開催と 大会長の齋藤 功先生の言葉にもありまして

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新潟のちょっと手前 スキー場が沢山あるのですが そのあたりで紅葉が多くなってきていました
到着までには 全部は読めなかった、、、
行きはカツサンドと お茶のペットボトルでした

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駅前のホテルに荷物を置いて 一路会場へ 3時過ぎからまず 「生涯研修セミナー」

「総合的な視点から小児の成長に関わる医療を考える」のタイトルで3演者の方のご講演

1:「子どもの成長障害:低身長とその治療の現状を中心に」と 岡山大学 小児科の 長谷川 高誠先生

値の範囲(記号) 値の範囲(意味) 範囲内にデータが含まれる確率
μ ± σ    平均値 ± 標準偏差 68.3 %
μ ± 2σ    平均値 ± 標準偏差 × 2 95.4 %
μ ± 3σ    平均値 ± 標準偏差 × 3 99.7 %

これは数学的なものですが、 2.5SDを超えると 確かに大きな問題になるようです
成長の基本的なお話から、成長ホルモン、睡眠障害、摂食状況、先天疾患、いろいろな背景から考えて対応している現状をお伺いしました。

2:「コミュニケーション・言語の発達についてー言語聴覚士の立場からー」は 元・九州保険福祉大学教授の 笠井 進一郎先生 です。

 香川県のこうざと矯正歯科さんにも ご所属 https://www.kouzatokyousei.com/doctor 
 院長の上里 聡先生は 大変エネルギッシュ 他の学会でもお会いしてお話させていただいていますし、衛生士さんも学会発表されるなど チーム全体で精力的なオフィスです

 基本のお話から 1歳からコミュニケーションは始まっているが、4歳ころまでに見るきく能力を 6歳ころまでに認識する事 話す能力を 獲得していきたいのだが うまくいかないことがある
 あやしながら声をかけることは大変良いことで、ゆらしながら五感の発達が進むという
 
 他方、指導が必要な場合だが 1週間に1回の指導を継続して 3か月から6か月でかなりの症例が改善を得られているとのこと。ただし、舌小帯硬直などの器質的問題もある場合はもう少し難しいとのこと。

3:「子どもの成長に伴い変化する歯と口の健康を考える」は 東京都立小児総合医療センターの 小方 清和先生 
 病院説明のところで ベッド数が561、一般347,結核12、精神202という拠点病院だそうです。コロナの関係でも思いますが、感染症法で結核はまだ病棟が別なんですね。そして精神ベッドがしっかりと準備されていることはチーム医療での受け皿をしっかりと確保しているあらわれなのだろうと思いました。

 歯胚の位置異常や埋伏歯の問題などもご案内いただき、昔のように永久歯の交換を待って、待っていて、それで非常に難しい状況になってしまった事を後で驚くのではなく、レントゲンもCTが簡単に撮影できる時代なので問題は早期に認識して手を打つ方が良いという事も。

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続いて同じ会場で サテライトセミナーの(臨床)を拝聴
「アライナー型矯正装置の臨床における留意点」と題し 3演者の先生のご講演

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座長の槇先生が2021年に行った公開市民講座のは 今回の学会でも配信をされていて ユーチューブで視聴可能です。  http://square.umin.ac.jp/jos-am/80jos/japanese/shimin.html

アライナーに関しては 2日目の海外特別講演の ラビンドラ ナンダ先生も 解析結果をご提示されていましたが 取り外しできる装置の力学的特性により シミュレーション通りに治療が進むものではないということをいずれの先生方も強調されておりました

歯面に補助装置を装着することで 効率を上げていく工夫はされていますが それでも挺出やトルクは設定値に比較すると信頼性が低いという結果になっています。
まあまあの評価となるのは前歯の舌側方向への傾斜移動、歯列全体の側方拡大、最後臼歯の遠心移動となっています。

ただ、歯が動けばそれだけでよいのではありません。装置の特性上、急に強い力がかかってしまうこともあり歯根吸収、歯髄壊死の症例が 潜在的に多くあるようです。

シミュレーションに対して実際に治療後の歯列データもスキャンして 評価すると達成率が15〜80%程度というのがメタ解析から導かれてしまっていますが、それを補うために再度別の治療ゴールを設定して治療をやりなおししたり、固定式装置を用いてのリカバリーをするなどの工夫をなさっているベテランの先生方の臨床の状況、工夫、苦労、問題悩みなども拝聴させていただきました。

1:「アライナー型矯正装置の可能性と限界:ワイヤー/アライナー/アンカースクリューによるHybrid矯正治療の考察」 日本大学歯学部 本吉 満教授
2:「アライナー型矯正装置の問題点と私の臨床におけるアライナー矯正の選択基準」 東京日本橋AQUA歯科 綿引 淳一先生
3:「アライナーによる小臼歯抜歯治療における問題点」 くぼた矯正歯科 窪田 正宏先生 

綿引先生とは http://idea88.sblo.jp/article/189171892.html で 2021年の日本矯正歯科学会の横浜大会では 現地でのスナップがありました 
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それから会場を出て 駅まで徒歩徒歩 
途中のイタリアンで 長く長く研究仲間の 旭川の上地先生と スタッフの若い先生お二人と 明海大学の大塚先生とご飯 いやあ、、、、デカンタ何本飲んだ???

その後 駅前に移動して 夢の話をつづけた初日 いやいや けっこう疲れました
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2023年07月31日

東京矯正行ってきた 余談雑談 

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7月13日は 東京矯正歯科学会の大会が 有楽町の朝日ホールで開催されたのですが

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イヤー まいったまいった イデアに行ってから 有楽町に向かったのですが 京浜東北線も 東海道線も 列車遅延 さらには 運転調整で 山手線も運転調整されていて 何をどうやっても 遅延遅延

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まいったなああ と思いながら スタッフと連絡したところ

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ありがたいことに 少し先に到着していて きちんと登録など済ませてくれていましたので きちんと開会式も 最初の演題も拝聴することが出来ました

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写真は 立ち上がった イデオン

最初の演題は 自由が丘の 成田先生のご発表
質疑応答では 二子玉川の 北村先生がご質問されていました

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ともに 医科歯科の 先輩方です 
開業していて 発表するのも大変に努力が必要ですし
学術の場で 質問をするのも それはそれなりに 勉学と実績がなければ なかなか緊張するもの

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年齢も近い先輩方ですが 「いかに効率的な矯正治療を行うことができるか」という事に関して

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それぞれに 経験に基づいた持論があり 皆の前でそれを論議することで
将来 さらなる 医療の発展を期待しているのでしょうと 感じました

合間の写真は 超合金魂 GX-36 IDEON です
Cメカの イデオ・バスタ 〜 ソル・コンバー の コクピット部品が 最初から割れていたり
重量バランスが悪くて 変形状態を 維持できないものだったのですが
分解して 粘土を入れてバランス修正して 割れていた部品は接着して 形にしました

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私が小学生の頃から 読んでいた どらえもん
今 小学生の患者さんでも 大好きで イデアではまっている患者さんがいます
モチーフにした 高級食器があるみたいですね

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これは ずいぶん前に手に入れた ガチャガチャのミニチュアの BOSCHの電動工具のミニチュア
ガチャは がっちりしたバッテリー交換可能タイプのインパクトドライバーですが 実物は 取り回しが楽な 内臓バッテリーの ドリルドライバーです でも 焦点にLEDライトが当たるので便利ですよ

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レシプロも ありました 持ち手を削って加工して

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ストームトルーパーの手に持たせることで

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こんな ミニチュアを準備中

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このガチャガチャで、、、はない

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この 歯科用ユニットの ミニチュアが ガチャガチャになっていたので

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試しに組んでみて

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でも 登場は 来年の 6月なのかなあ、、、予定は未定

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ピザも カットしたら 急に本物っぽくなった

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あと 今年は 暑すぎるので 窓に遮光素材を貼ってみました

そんな あつい2023 夏のイデアです 

がんばりまあしょう
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2023年06月25日

2023-06 顎変ポスター発表

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5月には口蓋裂学会が 一橋会館で開催されましたが 6月には顎変形症学会が 同じ一橋会館で開催されました

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なので この背景の 同じ場所で

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荷物持っていきました ポスターがあって 立体視用のメガネなどもあったので荷物多し

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ただ、雨もあり かばんは下面が汚れてしまいました 後日洗ったんですけど 残ってしまったのが残念
トートバッグは 洗っても乾くまですごく時間かかるんだねえ 

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発表の前々日夜 まずは縮小版のポスターを作りながら 配置を調整などして

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その後 本番サイズに印刷 A4 写真用紙 絹目調に 双方向カットで きれい印刷
ジャバラに畳めるように調整しながらセロテープで縦につなげておいてから

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現場に行って 朝張り出し そうそう、口蓋裂の朝もだったんですが 今回の顎変も
神保町の朝のオープンカフェで 昭和大学の中納教授にお会いできました
電車でトラブルなどが合ってぎりぎりに会場に入ると 汗だくになってしまうこともあるので 
早め早めで落ち着いた行動を 心がけられているのかなと思います

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今回、共同演者になっていただいた プロ矯正歯科の田中憲男先生も 昭和大学のご出身ですね
大変社交性の高い先生で 最初は知人の知人で 学会場ではなく知人のホームパーティーで出会ったのですが
数年経て 三次元関連で いつの間にか 研究仲間になってました

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大会の前日(といっても いろいろな会議などは行われているのですが)に集まって

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プロジェクターも使える場所を利用して 発表リハーサルを行って 意見を聞いたりしますが

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最初 ミラーボールも点灯していたので

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見にくいので すぐ消しましたが 「ボールが回る ミラーボール」ではなく 
四角い照明器具になっていて 余計なところで日進月歩を感じました

2018年 ものづくりなどの 展示会 http://idea88.sblo.jp/article/183708094.html 

2019年 顎変のヲタクの会 http://idea88.sblo.jp/article/186300554.html

では VRゴーグルの写真がありますが 今回の飲み会では

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ARゴーグルでもある ホロレンズ2が おもちゃとして 登場

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以前は 左右の手に コントローラーをもってオブジェクトの調整をしていましたが

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ホロレンズ2では 各種ハンドジェスチャーを ゴーグルの外側カメラが認知してくれるので 
現実世界での いろんな作業が出来るんです そう、 顎の手術とかもできるんです

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2015年の学会では zSpaceで 同じようなことをしてました 
http://idea88.sblo.jp/article/144437956.html
大型スーツケースに モニター部分と 操作用PCも持っていて 移動も大変だったのに

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今や バッテリーも内蔵 かぶるだけ 細かなキャリブレーションもなく 実在の三次元空間位置もスキャン把握がなされるという 進歩のすばらしさです 時代が追い付いてきたぞ!

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楽しく学び 翌日は発表

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質問をさせてもらったり

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説明をしたり

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お弁当を食べながらも セミナーを拝聴し

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これは午前のアンカースクリューのシンポジウムですね
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夜は 本当に久しぶりの リアル懇親会
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明海大学の 須田教授がお話されています 以前同じ3研でしたね
司会進行 同期の大塚先生 上の方にスライドが出てるかな
なので 一番前の立ち席テーブルに 呼ばれてしまいました (笑)

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まあ 最初だけで しばらくすると 良い混乱になりますが

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懇親会 無事終了 

翌日も学会 残念雨模様

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教育講演 仮想現実(VR)拡張現実(AR)メタバース(仮想空間)の医科 歯科口腔外科の活用 ということで
現在 Holoeyes を 立ちあげられている 杉本 真樹先生のお話を拝聴 https://holoeyes.jp/
司会進行は 同期の大塚先生でしたね

前日に遊んでいたホロレンズ2の話も出ていました

やはり 平面ではなく 立体認知の重要性や 平面音場ではない メタバースに移行していくことですね
来年は がんばって メタバース併用での 2−3現場が一緒になっての ヲタクの会を開催かな
ん− まだ50万円のヘッドセットはおもちゃには高いか、、、

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ランチョンセミナーは 2部屋ありましたが 以前患者さんもお世話になっております外木先生と
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2014のランチョンでも 骨接合のお話をされていらっしゃいましたね
http://idea88.sblo.jp/article/99609992.html


九州歯科大学の 吉岡 泉 先生のご講演
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その後 1日目と2日目は 異なるポスター発表になっておりまして 質疑を少し
下顎片側小臼歯抜歯で 術前矯正を行って オトガイ偏位を改善するという治療コンセプト

同じことをまだインプラントアンカーが保険導入前だった2010年に 日矯ですが
私が OrthoCADで発表していて 骨片の干渉量を算出 シミュレーションしていました

今回の発表でも関係しますが 臼歯部歯軸の設定によってさらに 下顎の偏位改善が行えるものです
ただ 1mm、2mmの正中の位置変化が 後方部では1cm2cmの骨干渉につながるものですから
しっかりとシミュレーションを行い 無駄のない歯の移動を設定したいものです

インシグニアなどで オーダーメードのトルク設定したチューブもブラケットも手に入るので
そろそろ 考えて治療が出来る時代になってきたはずですよね

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最後は 呼吸機能に関してのシンポジウム

それから閉会式 現地参加1100名を超えたそうです
来年は6月の27日、28日に お台場のビッグサイト前 TFTホールを予定

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疲れましたが 3日乗り切った〜 ふう

日矯は内容を半分にして出そうかな、、、
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2023年05月29日

2023-SATSUKI 口蓋裂他

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まずは 口蓋裂学会ですね

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院内スライド、ホームページでもお知らせしていましたが 1日だけ現地参加の予定でしたが

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ネクタイの色見が違うのでわかりますかね 25日も起きれたので朝9時には現地に到着で 一般口演の第二会場を中心に参加 午後は治療予約に合わせて戻りました

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学会会場は 神保町近くの 一橋講堂 実は来月行われる 顎変形症学会もここで開催されます

何の変哲もない 都心のビルの路地ですが 個人的には思い出がありますね 良く撮影とかしてたなあ トップのアイスコーヒー出前とか懐かしい

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隣は 明海大学の 大塚先生 顎変形症学会の大会 準備委員長という大役をお勤めです
大学は違いますが 同級生 
三次元解析に関する知見が深く アイデアも多くって いつも学会では雑談させてもらっているのであります ほんとにいつもありがとう! 

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学会会場での プロジェクター 

イデアも天井にプロジェクターを設置していて、もう3代目になりましたが 現在の機種は 同じメーカー パナソニック製 FW430 WXGA 電球は4個目です よく使ってるよね

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口蓋裂学会に戻りますが 閉会式の森山教授

 私の2矯正の専攻生時代 卒ゼミのリハーサル指導をしていただいたのですが 本当に当時は右も左もわからず(今だって まだまだ知らないことが多くありますが) 本当にご迷惑をおかけしました 厳しく叱責していただいたことは プラスでした ああ(/ω\)恥ずかしい もう30年近く昔の話ですねえ

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 学会会場では リアル大会で久々に集う仲間が多く 先輩も後輩も業者さんも なんだかほっこりしました

 まだ医局に入る前、医科歯科大学の学生だった時にお世話になった 2矯正の天願先生とも この先の3D活用に関して たくさんお話ししました。矯正科に進んだきっかけの一つでもある天願先生は 実は僕が入局した時に沖縄にお戻りになられてしまい 医局ではスレ違いだったのですが ずーーーっと親しくしていただいております 

 ということで 気が付いたらコンビニで購入していた 沖縄系のアルコール飲料です

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 青空さわやかな5月ですが

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5月5日を過ぎても 月単位でのディスプレーで こいのぼりは泳いでいます

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海を渡って アメリカのメジャーリーグですが 5月末でも兜をかぶっていたので この先も活躍するようですね 何十万円もする兜ですから 1か月しか使わないのではもったいないですもんね

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5月は母の日もありました えー 感謝しましょう!!

それからG7 広島サミットですか ゼレンスキー大統領も来日して話題でしたね

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来日した時 ニュースがすごかったです 

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来日して タラップを降りて 強く握手してしばし話をしていらした 高級官僚? 今は副官房長官という肩書の方のようですが ニュースを聞いていても この人はなぜか フルネームで呼ばれる傾向が高くありますね それだけ将来性が期待されている人物なのだと感じます 

中学高校の同級生だったんです 1学年が3クラス144人の中学で 部活とか友達関係は別だったので 顔見知りの範囲です でも 評判が良いことは大変うれしい 頑張ってね木原君

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そんな5月 マスクを外す方が増えました 

イデア敷地内に入るときは マスク着用を継続していただいております

以前よりも 患者さんと患者さんが 待合室で同席する時間も今後増えていくと思いますが やはり交互感染のリスクを減らすべき指導を継続しなければいけないのが医療関係者の責務であります

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他の患者さんが来た時に、前にいた患者さんの保護者の方が急にマスクをするような光景は 微妙な気持ちになるかもしれません  

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それでしたら 少し窮屈ですが 空調の効いている院内ですから ずっとマスク着用をしていただいていた方が後々を考えたらよいと思います  この後 夏から冬にかけて また軽いコロナの波も予測範囲ですし 最近はインフルエンザも復活してますから 出来る努力は継続しましょう

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そんな5月は

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イデアのダウンライトに使っている蛍光灯 一気に交換しました

丁度奥田ビルの共用部の蛍光灯も 全灯交換の時期に重なりました

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それから 驚いたことも スタッフ用のトイレの不調 
水が止まらないことに気が付いて 中を調べたら パッキンに鎖が挟まっていた

でも本来は挟まらない仕様のはず、、、、

鎖が切れてました!!!

でもラッキーなことに 鎖の両端がそれぞれ余分が出ていて ずらして再セットしたらぎりぎり復活したのです!素晴らしい 
だけど タンク内の清掃も一気にしたので なかなかハードワークでしたあああ 

そして部品も発注して在庫したという準備万端

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と、思ていたら ある日ユニットの基板部から 少し水が出ているのにスタッフが気が付いてくれました

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普段はきれいにカバーされているのですが それを外すのだけでも一仕事です
調べたところ 陽圧のかかる水路の不具合ではなかったのでラッキー

スピットンからの排水パイプの亀裂が原因と分かりました
最初はシールテープなどで 自分で治せるか?!と思ったのですが パイプが一番曲がったり伸びたりする場所なのに 全然隙間がない設計、指1本も通らない 

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パイプの片方を外して対処しようかとも考えましたが、、、、、 

げー これや大変すぎ

片方外して 補修してもまた切れてくることは時間の問題ですから タイミングとしてホース交換をすることにして 修理日程を立てました 

いやあ 水難の相だったのかな 思い返せばAAOでハワイに行ってきた後、 ビルの水漏れで災難にあったのも5月でした ま 今があるんだから幸せ 過ぎたことばかり考えるのはやめましょう

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虫よけ交換して

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もうすぐ6月 ディスプレーの準備かな 顎変形症学会は 9も現地に行くことになりました
6月梅雨時というのが 昭和のイメージですが もう令和になると異常気象が当たりまえで 暑い寒いとか何が何だか予想がつきません

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でも 昭和の虫歯予防デーから 歯にまつわるディスプレー

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「みがいてあげる」は 今年の新刊なんですが 大人が読むと深読みして怖いしキモチワルイデス

でも 熱心に読んでいる子供が多いので感想を聞いてみると 怖くないみたい 

先日の付き添いだった弟さんは 「読んでないよ」と 最初言ったのに それから物語を最初から最後まで絵の説明写真までしてくれて 幼少期の短期記憶は本当に素晴らしいなあと 感動しました

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歯医者は 敗者じゃいけないね 別に勝者っていう肩書はいらないけども と 思ったりして

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口蓋裂治療に携わる関係者は多くいるはずですが 知識を整理し 討論して 将来を変えていこうというブレーンは実は少なく 活動しているのは1000人程度みたいです そのうちの一人なんだと思うと これからも学ばなければいけないなと ネクタイで首がしまった5月でした

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シチズン製R2-D2の時計と ネクタイが なんだか似ている〜
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2023年04月23日

2023-春の医療情報など

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院内スライドから

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3月はマーチ ということで コアラのマーチ君も出ていました

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4月2日は 今年は休診の日曜日でした

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4月中盤で さくらも 卒業も 交代しています

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エレベーターのシールも 定期交代

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そんな春の医療情報ですが

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大学病院の案内には 大学統合のお話が
東京医科歯科大学と東京工科大学が 
東京科学大学(仮称)になるとのことです

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「母校が消失するのは悲しい」と思うOBは多くいるものでしょう
どうやら 統合後も 母体を示すような 接尾辞みたいなものが しばらくは付きそうですね
東京科学大学(M,D,T)みたいな感じかなア

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歯科同窓会の開放から ウーマンズボイスのNo40から

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近しい先生の原稿が掲載されておりました

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岡田 弥生先生です 以前、歯科同窓会報の編集もされておりましたが
「歯磨きすると虫歯はとまるんだよ」ということをはじめ
様々な場所で啓蒙活動を続けられており

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この「はのねくさのね」という会誌の定期発行をされております
以前、イデアも「歯医者さん探検隊」というコーナーで

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患者さん、歯医者さんたちに見学いただいて意見交換をさせていただいたりしました

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こちらのコラムに、同門の他の先生たちと一緒に名前を載せていただいておりますね。
掲載順だと思いますが、次が澤田先生!当院の患者さんで顕微鏡を用いての歯科治療でお世話になった方がいらっしゃいますし、私の学生実習の時のライターの先生のお一人でもあります。ご縁があるものですよね。

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東京医科歯科大学の同級生(クラスメートですが、医学部なのでお医者さんです)と 先日機会があって会いました。コロナも落ち着いてきたので、オンラインではない勉強会が増えてきたとのことです。

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国家試験が終わった後で 短い春休みに 卒業旅行に行きました。
友達は医学部の4人で、自分は歯学部の二人だったのですが、偶然飛行機(行きの便)が一緒で 成田での一コマ を もらいました

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いや、懐かしいね 
ちなみに右端とその隣が私たちですね

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現地で買った ジャージ ものすごく きにいって 良く着たなあ〜〜
写真は私が売りに出しているものではなく、同じデザインをメルカリさんで見つけましたので参考です

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30年を振り返る一瞬でした

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日々 自分もアップデートして 頑張ることが 次代への支えの一つとなると信じてがんばりますね

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2022年10月26日

ハロウィン装飾 その2 + 日矯2022 大阪も行ってきた

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10月後半ですね

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院内スライドの 背景にも かぼちゃたち

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お菓子を配っている チャンドゥですが

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心のコンパスに従うのじゃ!! ああ そうしてみたいです 大人って大変ですよね

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この子がお菓子を お渡ししています 結構 持ちにくいんですが、、、練習です れんすう

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秋の茶色 オレンジから ジグソーパズルに 手ぬぐい 

去年の手ぬぐいは
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ブラックライトも使ってたね

草間さんカボチャは

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今年もキラキラしています

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院内スライドでは

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WEBの更新情報や

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診療カレンダーから
日本矯正歯科学会 2022 大阪行ってきました報告も

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行きは いやー 暑かった

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ジャケットも畳んでしまっていましたが シャツ姿でも十分に暑い真夏日
ホテルに向かう道で 横道に見えた看板に 反応して寄り道
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マスクの中、暑いですよね びっちょり、、、いやだああ

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学会パンフレット

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大阪駅の地下道 宿泊先の近くでした ハロウィン

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飲むモンブランというのが 試飲できるとあったのですが、、、ああ 飲みたかった

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翌日のバスの内容を確認して

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ハロウィンの隣を通って

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まずは会場へ

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イブニングセミナーは 長い長い付き合いの 先生が

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他にもいろんな先生方にお会いします

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奈良の https://www.yoihanarabi.com/  浜中矯正歯科の 浜中 康弘先生です

もちろん 写真を撮っている暇もなく 挨拶させていただく先生方も多くあり

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いろいろありながら 夜は 某所に お邪魔しました
すいません 院内スライドでは 見栄を張って「誘われていった」と書いています

本当は 飲み会情報を聞きつけて 勝手に乱入したのであります
虎の威を借る、、、ですいません

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阪急電鉄で 大阪駅から一駅の 中津駅 駅直結なんですが 逆方向に出ると何もない駅でした

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でも 戻ってきて 駅階段を下りたら目の間に じゃーん 「いこい」さんです

https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27019963/  食べログさんです 

ほんとに美味しくたくさん食べました!!!

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レビューにもありましたが トイレに行く道が ワンダーランド

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いや、、、暗いんですが

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こっちでいいのか?

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まあ お酒を飲んでいても たどり着けるものではありましたが
昭和レトロを かもしだす すばらしいアトラクションを備えたお店でした

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周りのお客さんも フレンドリーで 「キャストの方々?」と思うほど 

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でも 移動の疲れもあり 学会も疲れるんですよ 話を聞いているだけと思うかもしれませんが
10時過ぎには 一区切りでした

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翌日も朝一から会場で
バス

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会場
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でも、いそがしく戻らなければならず
昼前の 業者さんブースでは 今回のラウンドテーブルNo9 でモデレーターをされる
現在は 日本歯科大学の歯科放射線学講座に所属する 神尾 崇 先生に会えました

東京歯科の口腔外科に以前在籍されており、その時から発表が隣り合うことが縁で
「ヲタクの会」認定になっております 信頼できる仲間ですよね、先生?!

そういえば、ラウンドテーブルNo8の 田井 祥子 先生も 以前の ZOOMミーティングに参加されていた先生ですので なんだか3Dヲタクのパワーが感じられ 恐ろしいほどです

で、会場にもっと痛いのに いや 居たいのに 研究のデザインについてとか 話ししたかったのに
夕方のアポに合わせて 特急帰宅

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名古屋駅で 川合塾

曇り空というか 雨でしたね 

関東戻ったら まー 寒い寒い 行くときとと全然違う 雨降っていて寒くて寒くて

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お土産の一つですが おいしい いもけんぴ 
缶にたくさん入っていて 小分けの紙袋も入っているという 遊び心

さらに、気が付いたのが 製造元の会社名

おおおお 誤嚥があ、 誤嚥は困る ご縁があるね!
大阪、もっといたかったなああああ

でも、午後からはイデアで オンライン聴講していました

そんな あわただしい 10月のレポート前半戦でした

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後半は スライドに載ってない 飾りつけと イデア15周年 看板更新を予定します

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2022年06月21日

2022-06 新潟 顎変形症学会

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先日、6月8日にUPしていた 原稿の一部です 学会中に話しするためにUPしていたんですが なかなか会場では時間が無かったので また関係者には メールでデータ送信 みんな忙しくて 見る時間ないかもだけど 押し売りですね

この日、急いでスライドUPしていましたが、急患対応も入ってけっこうアセアセ

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でも、遅延などなく乗換もうまく進み 東京駅へ
2矯正の オガタク先生に会いました 私は自由席だったので あいさつだけでした

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新潟に向かいました 

翌日朝一から 朱鷺メッセへ 

平成15年8月に 歩道橋が落ちた事件があったなあ 幸いに人的な被害者がいなかったので書けますけど
様々な背景があるようですが 工事の下請けの責任感とか 事務的に年度ごとに工期を切り分けて整理しちゃったのが 問題だったみたいですよねえ
 
平成15年:2003年といえば 

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日本矯正歯科学会の大会が秋にあったんですよね 朱鷺メッセで わずか2か月後 なので記憶しちゃってます
自分たちが渡っているときに崩れ落ちた可能性だってあるわけですからね

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19年前ですね この時にOrthoCADの発表もしていますねえ
「iMac」ですよね、これって 
懐かしいいいい 時代を作りましたよね
ブ ラ ウ ン 管 ですよね 間違えてなければ

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模型の精度検証

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この頃は大学などでは高価なモデリングソフトウェア用いていましたが 発表を見た普通の矯正の先生たちが後追いで検証できるようにフリーウェアを利用してます

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今では3Dプリンターって みんな知ってますよね
当時はRP:ラピッドプロトタイピング って 言葉も知らなかったので そこから説明してました

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幕張メッセや 東京ビッグサイト パシフィコ横浜などの機械技術関連の展示会にも通い
お話した担当者が 偶然にも 「ふるかわ」さん お世話になりましたねえ 

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当時どうやっても数万円した3D模型ですが 今は1万円もしません
ありがたや

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まじめにやってると思いませんか 
ノースポンサーで 誰のため?
将来の歯科医療のあるべき形が 
テキトーに間違えた方向に行かないようにですかね

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そんなことを思い出しながら 翌朝朝一

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駅前なのに2泊で8000円とリーズナブルでしたので 朝急いで汗だくになってしまうのを避けるため タクシーで会場入り 渋滞もないから1000円しないんです 時計とネクタイが お揃いの R2-D2デザイン おもちゃだけどかわいいでしょう

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現地で お会いした 先輩と 
若い人は写真撮るときにいろんな流行りのポーズがあると思いますが
今の時代、手にマスク が 大人のポーズでしょうか

時間の余裕があれば、ちゃんとポケットにしまうのが良いと思いますけれどもね
時間は朝の8時半だったかなあ
1日が長いんですよね 学会の日って

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隣の先生は 北海道のユニ矯正歯科 茶谷 仁史先生なのですが
お写真を撮ってくださっているのは ご子息の 茶谷 竜仁先生
皆、三次元解析に興味を持つ仲間という事で 自然に集まってきたものですかね

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総会では 名誉会員として 表彰されておりました 

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昨年、コロナの影響で表彰が無かったので 授与式は大勢でした
お!!! 丁度真ん中で お隣の石川博之先生は 福岡歯科大学の矯正の教授、大学学長もお勤めになった先生 向かって右隣は いつも学会でお話をしてくださる医科歯科の先輩でもある 須佐美 隆史先生ですね

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今回の大会は 現地会場は講演会場が一つだったので、ほぼ同じ場所で1日を過ごしました
シンポジウム1を聞いて お昼はランチョンセミナーの お弁当です

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ご講演されていた 央子先生は 医科歯科で学生の時の部活後輩となりますが、今や素晴らしい顎きりの名手に! 千葉西総合病院の歯科口腔外科で 部長をお勤めです 僕の顎きり第一症例だった 小林淳二先生とW部長体制だそうです 素晴らしい 

午後の教育講演は 早稲田大学の 理工学術院 渡邊 克己先生 
わたなべ の  べ は下に「方角の方」があって シンニョウは点が二つです

スタートの10分は SARPEに関して施術相談をしていて 遅れてしまったのですが 大変面白いご講演でした
(あとでオンデマンド配信で内容は補ってます)

表情の認識に関して 日本人は口数少なく目で物を言い 欧米人はサングラスかけたまま会話していて口の動きで気持ちが伝わり、 アフリカの方では鼻の動きが重要な可能性があることなど 確かに面白いです

ノイズをかぶせてリサーチを繰り返す 逆相関法 から 指向性を導くというアイデアですね
ご講演後、お話させていただく機会があり マッチングアプリの追加アプリに使えないだろうかなどの雑談までさせていただいちゃいました

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そのあとはシンポジウム2が 2時間弱
顎矯正手術における3Dシミュレーションとナビゲーションの応用
東北大学の山内 健介先生 ワタシモデスが分解能の面でCBCTではなくMDCTを選択されている話 わかります
大阪大学の伊藤 慎将先生 学会場でのリアル参加の良い点は、演者の先生が身振り手振りで説明を補足されていることなどが見れることですよね 
昭和大学の代田 達夫先生 はナビゲーションに関して 座標変換は私も以前、軟組織データの3次元座標とCTデータの軸位置が異なったので、STLデータの座標変換をベタにMS-DOS で組んだのかな
あまりに昔で忘れちゃってます 今は出来ませんが Windows-NT で 12階の第一研究室の端っこでやってました

 韓国の先生はWeb発表でしたし、質疑も参加なしだったので さみしかったな スライドも文字ばかりで実感がわきにくかったですね

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初日は 机のある席だったので タブレットで オンデマンドのポスター発表もチェックしながら頑張ってみたのですが、スライドプレゼンテーションではなく ポスターの表示だったので 見るのが大変であまり効率は良くなかったです

お土産のことも調べたりしました

夕方は アフタヌーンセミナーとして お菓子をいただきながら 手術に関しての講演を拝聴

それからシンポジウム3は 顎変形症患者の顎口腔機能と口腔リハビリテーション を拝聴
山梨大学の 上期 耕一郎先生 から始まりシンポジストの先生3名で1時間半目安 

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新潟大学の矯正科 深町 直哉先生とは 講演後に 咀嚼能率と接触面積、歯数、点数、重みづけ、実際の咀嚼効率には静的な接触状態の分析だけではなく、食渣の排出経路があることが重要な点等の補綴学的な話などしました ABOのGradeVの評価でもこの点が問題になるところで、高得点のためには非抜歯症例を選択してしまうものだという事も以前のOrthoCADの経験が良かったと思います

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神奈川歯科大学の 川合 暢彦先生は 不島 健持先生開発のMan-MOSを用いた大変きれいな動画も出してくださっていました。臼歯が左右ともシザースバイトになっている3級オペ症例の顎運動だったので、丁度同じような両側シザースバイトの2級症例の治療経験があったので、最後の討論では質問しようかなと思って立ったところ 同じようなタイミングで 来年学会運営をされる 明海大学の 大塚先生が 半分同じような質問をされたので ちょっとあわててしまいましたが 理解が深まったなら良いかなと思いました

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そうそう、このゼンマイおもちゃ ついにこわれちゃいました 治せるか見たんですが できませんでした いろんな楽しい思い出ありがとうね

終わってから 大塚先生と一緒に記念撮影されましたが、 まだ写真はもらってないです
いやあ、学会中はその場で専念できるけど やはり日常に戻ると思うようにいかないことが沢山ありますよ

フロアで少しオハナシ といっても最後の時間なので ホールから廊下に出ながら 
夏ですよねえ 7時前でも 明るい

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そのあと、3名でタクシーに乗って 駅まで移動しました

お声かけたS先生とは ちょっとご挨拶で1杯いただきましたが 本当に貴重な時間をありがとうございました

そのあとで、お土産に新潟のローソン3件の 塩バター餅を買い占めました

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お店の方に伺うと、2日前からの新商品だとのこと

戻ってきてからニュースリリースを見ると 6月13日から発売となっていますが 1週間前倒しで6月7日に販売開始していたようです 前夜に新潟に入って、偶然購入して 気にいりました

工場も新潟なので、これは新潟土産になるだろうと!

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今調べていたら アマゾンでは 売り切れですね 人気なのかも!

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さて、翌日2日目も 朝9時から 夕方16時半まで 会場に缶詰めでしたが この日は企業展示も回って3Dプリンターを見たり、口腔外科の先生方とお話しできたりしました
http://idea88.sblo.jp/article/144437956.html
上記アドレスは2015年の顎変
7年前ですね

http://idea88.sakura.ne.jp/sblo_files/idea88/image/DSC06157-s.jpg

今回、マテリアライズさんでは ホロレンズに映し出したAR頭蓋骨を観察するシステムも参考に出されていました 3Dマウスや手に装着するワンドなどを使用するのではなく ホロレンズのカメラ前でジェスチャーする手の動きをモーションキャプチャーしてくれて 観察対象を回転したり拡大縮小できるものでした

人間の目の解像度とか 画面の大きさとか いろいろあるんですが 細かさに関してはもう上限になってる感じですね 反応速度は マシンに依存もしますが キャプチャーではなく3Dマウスの良さもあると思いました

対象に対して観察者の移動で突き抜けることが出来ず、一定距離より近接すると表示が消えてしまうのかな??去年かおととしのホロレンズ仕様の発表でも そんな問題があった気がします。まあ、このシステムがすぐに臨床に進むという事ではなく、技術紹介だと思うので問題ないのですが システム固有のメリットもデメリットもあるものです

3Dマウスだと複数の観察対象を個別に動かすことができたので、オペのシミュレーションができ、セカンドビューのカメラもあったので確認作業が容易だったのですが、今回のシステムでは直感的なモーションキャプチャー操作ができる反面、細かい作業に対してはタイムラグと揺れ、ブレが感じたかなあ 

次代は音声入力と モーションキャプチャーを合わせて 操作できるようになるといいよね

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お昼ご飯 は ランチョンセミナーですが 見ているものは 手術動画なんですよね 
ヲタクの会でご一緒させていただいている高木先生も演者でした

そうそう、前の日の シンポジウム2では 「WEBから質問が入っています 高木先生から」と あったのです。勝手に大学にまだいるものだと思っていたら、実は新幹線の車内で スマホで視聴しながら 質問も打ち込んでくださっていたとのこと!!!!!

もう〜〜〜  そのことを 最初にコメントしてくださっていたら 会場がもっと盛り上がったのに♪ と雑談もさせていただきました ほんとに時代ですよね 急な変化についていけないんですけど、ついていかなきゃいけないんでしょうね

ただ、顎変形症学会とかは 3D分析や シミュレーションが トピックに多く出ますが やはりハサミは使いようです。データを信用しすぎてはいけないもので、 自分の持つビジョン、アイデアがもっと大切 そう思います。その点に関しては 人の目が何を見て、どう考えるかという事で まだまだついてイケルハズ

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会場で最後のほうの退出になりました 駅までは国立国際医療研究センターの丸岡 豊先生とタクシー相乗りで スキー部に短期間在籍してくれた黒川先生が 勤務していたご縁もあり 医科歯科つながりなのでいろいろお話ししながら 楽しい車内でした オンデマンドの顎関節の座長もお勤めされておりますね

くたびれた 帰りの新幹線 いろいろ考えました 

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缶ビールとカバン かばんはもう30年前の物になります 革の塗装が傷んできたかもしれません
使用頻度が低いのですが 30年も 良く持つなあと思います

お話をしてくださった方、お名刺をいただいた方には戻ってすぐに連絡をしなきゃと思っていたにもかかわらず、、、

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臨床医としてのオフィスの雑多な作業に追われてという言い訳をしてごめんなさい 
子供が宿題やらないのと まったく 同じ構図で 恥ずかしいねえ
ですが、補足すると 戻ってからすぐのタイミングで 病院連絡用のガラケーの
キャリア変更+本体変更 があったんですよ

そうしたら、 赤外線通信でデータ移行できるはず だったのに

いろいろ 

あるよね

大変なんです

まだメールは移行できていませんが、電話帳はなんとかして移行しました
その際、他の携帯にテストでデータ送信したら そっちの携帯がオーバーフローして 手作業で削除作業が続いております

また、先月の口蓋裂学会のオンラインも始まったので 今月は頭が疲れます

まずはこのUPおわったら 顎変のポスターコメントがやっとできる + メールなどもしなきゃ!!

皆さま ご迷惑おかけして申し訳ございません 急いでやります!!!
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会

2021年11月29日

横浜まで行ってきました 2021日本矯正歯科学会学術大会

学会のことは書き始めると、きっと終わらない
とりあえず、「横浜まで行ってきた」ことがわかるようにまでを目標としたページです

初日は午後からの生涯研修セミナーに出席からですが

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2年?2年半ぶり??になっちゃうかなあ 学会に直接参加って

ものすごく久しぶりにスーツ着なきゃで

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いやあ、やばいです 4キロは太っていて、危ないところです 
2キロぐらいって増減するからなあと思っていたら
ふり幅の重いほうから、さらに振ったところが現在の基準値になってしまっている

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一応ジャケット着れた 帰りは夜なので

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コートも持った

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横浜といっても、会場はみなとみらいです 駅からパシフィコに行く途中でのクリスマスツリー
昔はVR展とかが12月にいつもパシフィコだったので、毎年見ていたんですけどね
ほんとに久しぶりです

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初日は生涯研修セミナーから

先天疾患にからみ、骨代謝の不具合で歯牙移動が困難なケースについて、症例例示もあり
その内容が当てはまってしまうかもしれない方が今、丁度治療を開始されているので、大変気になりました

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国立大ホールです

会場に入る前に上地先生にも会いました。彼は指導者講習会のほうに出ていましたが、夜合流しようという事になっており

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会場横から 横浜港

サテライトセミナー1に出ました
「矯正歯科に求めること〜学際領域から〜」 いやあ、素晴らしい症例をたくさん拝見させていただきました

質疑もさせていただきましたが、思えば、初対面の人に質問するようなことって、何年もしてなかったみたいです。コロナの前の年位から、タイミング悪く展示会も学会も出れなかったのに、その後コロナでオンラインばかりで

ほーんとに、久しぶりの脳の部分を働かせなきゃいけなかったみたいで、緊張しちゃいました
質疑のところもオンラインでの再放送で見れるのですが、講演は一部再配信無しになっており、大変残念!!! そこからの流れで、質問の意味があるんですがね

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あー疲れた 会場のトイレです

当日のオンラインではなく、後日の再配信では 他の先生方の講演とかいろいろ見比べるとわかりますが
けっこう音量調整されていて、本当は外国の先生のセミナーは大声だからこその良さとかがあったのが、逆にすごくゲインが小さく調整されてしまっていたり、 

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無音の緊張感があってこそのライブ感なのですが、自動で切り取られているようで、すごくスムーズすぎてしまうのが良くも悪くもですね

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初日のネクタイは よーくみると

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これは、、、もしかして
でぃずにー で 出している ネクタイです

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右端にいる、黒い人をモチーフにした 刺繍ですね
写真は2019年にイデアに来たサンタさん軍団のお一人
手にはフォースの力でクリスマスの絵皿を持っている
 

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2日目ですね

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武蔵新城から出発

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会場近く
開会式から出る予定だったのですが、会場では昨日と異なって、かなりの人が参加されており
久しぶりに出会う先輩方などから声をかけていただけて談笑などしていると あっという間に時間が

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また、トイレ姿 紺色のピンストライプスーツは、昔からあるトラディショナルデザインかな
グレーのやつは、最近のでスリムフィットなので、ちょいちょい息子が使っている様子

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野球の新庄監督が 「BigBoss」で登場されていますね
漢字は違っても耳で聞くと 「新城」は「シンジョウ」
なので、武蔵新城から 「BOSS」をしめて行ってきたのであります

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国際会議 記念シンポジウムの 「アライナー矯正の光と影」 拝聴
最初の演者 Tarek先生は 本当にいい!

オンラインでの発信に とても慣れていると思います

私が話している先生方には大体伝えているので、「またか」と思われるかもしれませんが
オンライン会議でも、パワーポイントや動画を使ってデモをしたい人は
画面を動かすパソコンと、自分を映して話すパソコンは別の物が良いという事と
 できることなら、30分なら30分、細切れに撮影していくのではなく ある意味ぶっつけ本番で
通しで行うことで音声ゲインが安定してとても聞きやすくなるものですよという事

それを実際にやっていたのを見たのは、自分以外ではこちらのエジプトのタレク先生が初めてでした
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これはイデアのインサイスライドから、PC2台使いを説明していたものね

そのライブ感があるので、講演後半では咳払いが連発しちゃいましたが、ぜんぜん聞き苦しいことではなく、字幕も出ていましたが英語も聞き取りやすく大き目の声でアップロードしてくださっていて、よかったねえええええええええええ

なのに、配信ではものすごくボリュームが絞られていて、聞きにくくなってしまっていた

講演は外国からの3人だけの予定だったのですが、補足講演として 昭和大学の槇教授が 失敗症例こそ、今大切な題材であるとして、症例を含めて供覧して下さいました

先日の日本歯科医学会、今回の日矯での市民公開講座でもお話しくださっていますが、今回も強くお話しをしてくださいました。繰り返し素晴らしい講演でした

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引き続き、記念シンポジウム 

司会が日本歯科の新井 一仁先生と
東京歯科の西井 康先生でした。 いろいろお世話になっております。
新井先生が「天候に恵まれ」という話をされていたのですが、本当に

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青空過ぎる 青空でしたねえ

母校の森山先生 日本歯科医学会の講演とは全く別の内容を持ってきてくださり、感動!
とても良い話だったのですが、再配信は無しだったので、残念でもありつつ、当日きちんと会場で拝聴できてよかったなと思いました

新潟大学の 斎藤 功先生も ためになるお話しで、最後の質疑でもお世話になりました。これまた、質疑は配信されていますが、本講演部分は配信無しなので、残念です

まあ、配信無しは講演内容において患者さんが特定できるようなお写真がどうしても意味がある内容だからなのであり、仕方ないものでもあるのでしょう 逆に再配信時はそういった写真をぼかすなどしても良いので、講演のお声は聞きなおし出来たらなあと思いました

 それから、昭和の槇先生 この3人でのシンポジウムは 先月の日本歯科医学会でも発表があり、そこでは私は槇先生に質問をさせていただいていました。この時は私は会場入りではなくて、オンラインでの参加者だったんですが、森山先生が質問をお読みくださいました。 
 なので、その時の流れもあって、デジャブ感もあるし、質問回答も前回の流れを汲んでいる流れになってたかもしれませんね。

ここで、医院から連絡、急患対応出来たらしてほしいとのことで、急ぎ武蔵新城に戻りました

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3日目の朝です 再度グレースーツにしました 

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小杉で乗り換えて パシフィコへ

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朝一のJOSフォーラムから

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森山先生が 学会優秀賞を表彰されているところですね

続いて日本学術会議歯学委員会・臨床系歯学分科会主催 
共催シンポジウムです
「進化、発生・メカニカルストレスから探る顎顔面形成・維持機構最先端」です

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これがまた、最初のうちは難しい話なのですが、まあ面白い!!!
それで何がいいかって、シンポジウムなので最後のところでの相互討論とか、最高なんですよ
演者の方々の個性があって

なんですけどね、、、基調講演は再配信されていたのですが
シンポジウムが配信無し、、、ORZ 
話しっぷりを聞いているだけで楽しくなってくる 医科歯科の 分子情報伝達学分野、
教授の 中島 友紀(Tomoki)先生 再配信ないのであれば、声かけてくればよかったと思うほど勝手に片思いしております。

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ここでお昼休憩 ツリーが写真ではわかりにくいですが、ボール部分がパステルに点灯しているんですね
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今年白ツリーが沢山出ているイデアにも勝手に関連付けてしまいます 
まだかざりつけてないですうう

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めったに出かけていないから、まるでSNSやっている若い子のように
「地鶏」ココココケッツいや「自撮り」

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とても天気が良かったので、外の公園でサンドイッチを食べました

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で、午後は臨床セミナーに
「全顎的治療における矯正歯科」

司会は新潟大学の 斎藤 功先生 

原宿デンタルオフィスの 山崎 長郎(Masao)先生の講演から、いやほんとに素晴らしい
講演を拝聴するのはいろんな学会があったので5回目くらいかな 毎回違う内容です
写真がすごい すごい 上手できれい
そのためには、どれだけ時間と費用をかけてスタッフを育ててきたのか、ほんとに感動レベルです

いや、たかが写真と思うことなかれ、もちろん施術内容、デザイン、コンセプトももちろんなのですが、
ポジのフィルム時代からしっかりと資料を残されてきたセンスが素晴らしいですよね

まあ、世界に名だたる先生なので、私が何も言わなくても、もちろん素晴らしいのですけれどもね

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続いて 岡山から さくらデンタルクリニックの 岩田 光弘(Mitsuhiro)先生

下顎前歯を配列した際に、骨量が不足していて 歯肉退縮が目立ってしまった症例に対して
歯間乳頭部を出来る限り温存するように切開線も工夫され、トンネリングして挙上
そこにリグロス! 大変すばらしいと感動しました
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そして、東京日本橋AQUA歯科・矯正歯科から 綿引(WATAHIKI) 淳一先生

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 ご略歴では1999年に昭和大学をご卒業とのこと 1999年は、、、私は卒後4年目で、松本歯科大学にも籍をいただき、月一中央高速を早朝走っていた時期ですね。もう、そんな若さはないのが残念であります
 で、4つ下という事ですが、講演の中でとても面白いお話をされていました

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 大工さんの防塵マスクに関する改良案は、その現場にいる大工さんたちの考えよりも

 少し距離が離れた人からの発想がとても参考になることがあるが
(天井職人さんが考えた、大工さんのマスクの会良案)

 あまりかけ離れた職域ではない(スケート選手が考えるマスクの会良案) というようなお話し

 2枚のスライドが左右に並んだような構図だったのですが

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 カバさん ひっぽぽたまーす の上に乗っている 鳥さんが これは良い立ち位置で包括的に物事を見ているっていう事なんでしょうかね 

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加筆してますが、アイデア ですね

 それでもって、もう大会も終わるところなので、おとなしくしているはずだったのですが、
シンポジウムで各先生方がお話しされ、質疑があった後で

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斎藤先生が「いかがですか、会場からご質問は、、、、」とあってから、ん−ーー周りを見回したのですが、どなたも質問に動く気配が無かったので(再配信では時間は長く見えないですけどね、会場にいると静寂があるので、もっと長かった気がしますよね)

手をあげさせていただいたところ、指名いただいたので質問させていただきました。

下手な質問で「ちょっと難しい質問で、、」と齋藤先生から前振りもいただいたのですが
山崎先生は大変懐深く、「いや本当にいい質問で、ブラックトライアングルは、、、」とフォローしてくださり、以前からの治療の流れも含め、解説をしてくださいました。

また、他のお二人の先生方も、何かあれば相談に というメッセージを会員に出してくださっていましたので、勇気を持った先生方が多くいらっしゃると思います。

稚拙な質問にも丁寧に対応いただき、感謝を伝えに参りましたところ、なんでかなぜか、その場の流れででして

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お三方の記念スナップをとるのをお手伝いしたのですが、そのあとで主管校の方々の記念撮影の準備の合間に、私のカメラでもおまけに1枚とっていただいちゃいました。
 いやあ、あわててるので、顎マスクになっちゃっているのがはずかしいいいいい
 でも、講演された方々の笑顔が素晴らしいですね
 綿引先生はコンタクトレンズをお使いなのかな?ご講演の時など、空調で目が乾くのか瞬き多めでしたので、残念お写真目がつぶっちゃっていましたね

 この後は、予約してあったケーキの受取と、イデアに戻る予定が押していたので、大慌てで戻ることになってしまい、「ああ、もし時間の余裕があれば、お話しできたかもしれないのに、、、」と思いつつも、

 みなとみらいから武蔵新城までの帰り道を明海の大塚先生がおつきあいくださり、大変有意義でした。

 戻ってから、夜半〜翌朝まで限られた時間でポスター発表、症例発表を見まくり、ポスターに20,症例に2の質問を出しました

 会期中の質疑対応もいただきましたが、会期後にお手紙で返答を下さった発表者の方もありましたし、運営に問い合わせをしてメールアドレスを調べてご連絡くださった先生も、あるいはメールを知っていて直接連絡を下さる方もありました。

 日々刻々世界情勢も変わりますが、学ぶ姿勢は自分だけのためではなく、その姿を見て勇気を持つ後世の学びのためと思っています。質問したからって、怖がらないでね。質問とかあったり、以前の発表内容を見たい先生などはイデアにお電話とか下さっていいですからね〜。

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 大会長の槇先生、2日目の最後で斎藤先生に質問した後でご挨拶したときに、日本歯科医学会の講演の話や、ダジャレのことなども合わせ、声掛けに笑顔でご対応いただき、本当に感謝しております。アイデアが湧き出て湧き出て仕方ない先生のお話楽しいですよね。
 今回のモチーフにはは スタートレックが多く登場したのですが、ああ、BGM流しながら質問すればよかったなどと今思いついてしまいました。 会場の待機の時とかクラシックが流れていることがありますが、スタートレックのテーマとか流れていたら潜在意識に働いたかもしれぬ。

 そして、事務局長の中納 治久先生 もうどれくらいになりますかね、、、2010年くらいからVR展とか、展示会に行ったようなんで10年越しですか 三次先生ともイデアでお話ししたのが懐かしいですね
 本当に大会お疲れ様でした。オンラインが終わってから、まだしばらくは落ち着かないものでしょうけれどもお体にお気をつけて! 本当にいそがしかったでしょうね。

 その他関係各位皆様に、感謝、感謝、感謝、そしてお騒がせしました、ありがとうございました! 今後ともよろしくお願いします♪です。

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 とりあえず、「横浜まで行ってきた」ことがわかるようにまでを目標としたページです
 って、最初に打ったのに、結局3日分まとめて1回でUPしてるし、ほぼ地鶏だし、、、まいっか!
posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会

2021年11月02日

久々のリアル学会前に大掃除

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10月はハロウィン装飾でしたが、同時期に日本歯科医学会がオンライン開催でしたので、院内スライド無しの1か月でした。そして、祭りも終わり、後片付けです。

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あ、上のカップラーメンはハロウィンではなく、某セブンイレブンの限定商品です
問診表記入用の厚さ30mmの天板の机、メラミン仕上げだと思いますが毎日、毎日拭いているので鏡のように映り込み、輝くね

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こちらの院内飾りですが

ジグソーパズルと同じ絵が、モニターに出ているのについ先日気が付いた

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某動画配信サービスの画像でした 公開日が 2021/10/24 ついつい最近ですよね

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プロジェクターに映してみた
ひいてみるとこんな感じ、、、の 10月最終週でした

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髪が買っている ちがう 神がかっている偶然に感動しておりますが、10月27〜31日の5日間しか見られなかったんだえすよね せっかく長時間プレイで曲調も良かったんだけど。来年もUP継続していたらいいなあ

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ライトの効果が

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伝わりますでしょうか?!

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さて、10月の日本歯科医学会、オンライン 

四谷の澤田先生のライブはシンポジウムも、テーブルクリニックも拝聴
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矯正歯科だから、矯正の勉強しかしないわけではないのですよ
医療の基礎的背景があって、その上に専門的な医療が成り立つわけですから、地域医療の状況把握もしなければなりません

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矯正の治療も、統一されたゴール設定が困難なのですが、客観的なデータが得やすいので将来的には「複数選択しあり」という限定条件下での「それぞれの治療方針でのベスト」の設定は可能です。と、思ったのが1995年でしたけど。

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「神経の治療」とざくっとっ素人的な言葉になっちゃいますが、この分野はまだまだ統一見解がむつかしく、また今現在も進歩が続く分野。

だけど、いろんな背景もあり、まだ個人的手技によって結果の差異が出やすい分野だと思います

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多数のテーブルクリニックが見られましたが、そのうちの一つ

真面目な先生の発表なのですが、観客を引き寄せるテクニックというか、自分が楽しくスライドを作っているというか、、、 某えばんげりおん の タイトルバックに 寄せた感じの文字スライドがところどころにちりばめられておりました

そして、感情を込めたセリフもありました

お会いしたことは無い先生なのですが、遠くから声援を送らせていただきます
先生!面白いです♪こういった努力が出来るタイプの方、うらやましいです。

***その他近況***

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とれなかった ああ 残念

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じゅん散歩で 取材されていた パズルやサン
即時購入しましたが、そろそろ発送されてくる予定
そのうち待合室で使うでしょう

***ハロウィン思い出***
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この棚も

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工事をするストームトルーパーには
日本野鳥の会の長靴をはかせております

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院内スライドに出していると、レスポンスあるんですけどね
今月もスライド無しになっちゃうので、ここに書くしかない
まあ、またいつか 梅雨時にでも活躍してもらいましょう

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ゴディバのチョコ容器も有効利用
これがSDGsです! え、、、間違ってるかな?

***地震ありましたよね***

小学校の頃、「地震大国日本」と教わりました
自分が気が付いていないだけで、毎日どこかで揺れてるんですよね
地球が生きているってことなのかな

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受付後ろの棚 地震の時に 球が落ちてきたんです

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ここにあったはずの玉 落ちてくるとき見たのですが、その後「ヘルメット、ヘルメット」と慌てておりまして
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その後、探してもみつからない、、、どこに行ったんだと翌日も探していたら

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お、おまえ そんなところに

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居ましたね

元の場所にもどしましたが、この子も「うし年」キャラでの役割ですので、任期もあとわずか

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また、別の場所で戻っていますが、牛さんパズルたち あっというまの1年なのかな 
毎日が新しいから、どの1年も長いような気もするけど

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そうそう、雪が降る前に準備していたことがありました また次回に

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とりあえず、明日はパシフィコです

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posted by Orthodontist Hajime FURUKAWA at 18:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 学会・展示会・講習会
記事の下部テキストです 日経平均株価は底値で、、、